東三河は夜営業だけの店が割とあって、
いや、調べまくったわけじゃないけど、
行ってみたいなぁ〜と調べるとそうで、
夜に出歩く機会の少ない僕にとって、
なかなかに悩ましいとこがあったりたり。

そのひとつ。
いくつか店舗があるみたいで、
見かけた看板にはニラだか青ネギだかが、
丼いっぱいに緑が広がっていて、
気にはなってたけど行けてなかったんだな。

 

 

 

 

この日は珍しくの夜三河。

軽く口にはしていたけど物足らずで、
それが呼び水の如くに次を欲している。
こういう機会は活かさにゃならぬ。
こういう機会じゃないと次は更に遠のく。

 

 

イっときましょう！

 

 

【ラーメン 宝塔 豊川店】

おーおーおーほーとー！

ようやくの初訪問だわぁ〜
宿題だった店だけに既に満足感ありあり。

営業時間は１８時からだけど、
それよりなにより平日は深夜４時まで、
２８時までとはスゴイね。
夜型の人間がそんなに居るのかん？？？

 

店内はぐぐっと左に向くと、
赤いＬ型カウンターがある。

 

メニューはこちら。

 

あぅ？

困ったぞ。
緑に覆われた一杯はどれだ？

ようやくの初訪問で、
それを食べたいとこだけど、
それがどれなのかが分からない。

 

 

 

 

メニューはもちろん、
周囲を見渡してもそれと分かる写真が無い。

 

キョロキョロ見渡してもやっぱり無い。

 

無いものは無い。

 

・・・諦めよう。

 

 

 

 

宝塔ならコレ！的な一杯にしてみようかな。

 

 

 

 

あぅ？

 

 

 

 

て、それはどれ？

 

 

 

 

困ったぞ。

ラーメン、四川、台湾と大きく３種類、
更ににんにくの有無で分かれ、
更に更にとんこつ、しょうゆ、しお、みそ。

 

迷う迷う迷う。

 

商品名横にはコピーが添えられていて、
“当店人気の”、“やっぱり基本の”、
“おすすめ”などなどで混乱混乱また混乱。

 

そんな格闘を繰り返しているのは、
ちょうど作り手の前の席で、
見られている見られている見られている、
そんな気がするヤバいヤバいヤバい！

 

とりあえず“通をうならせる”一杯にしよ。

 

うん、そうしよ！
それでお願いします。

 

あ、水飲んでひと息つこ。
って、あ、セルフか。

ゴクリゴクリ、ふぅ。

 

 

 

 

【とんこつにんにく】￥780＋税

 

あー！

やっぱ違う！

 

なんかちょっと
やっぱちょっと違う！
ＹＡＶＡ！

あのびっしり緑のビジュアルじゃない。
ま、ま、ま、そうだろね。
うん、まぁ、しょんないね。

 

 

 

 

でも初訪だと写真は欲しいよなぁ〜
あると嬉しかったなぁ〜

チャーシュー、茹で玉子、キクラゲ、
ネギを配する一杯は、
油が浮かぶ白濁としたスープで、
唐辛子らしい赤い粒も見える。

スープは粘度は高くなくサラッとしていて、
ふっと香るニンニクから円やかな豚骨風味、
そこにピリピリと唐辛子の辛さの刺激。

と同時に、
唐辛子のそれとは違うピリピリな刺激、
これらが交錯してやってくる。

 

合わせるは縮れ細麺。

プリッとした弾力があり、
スープの上げ良く、
舌の上で暴れる感じがイイな。
割と辛めのネギが絡み、
キクラゲのコリコリさも楽しい。

茹で玉子は単純に半玉かと思いきや、
ボリュームは確かにそうなんだけど、
サラダに使うみたいにスライスされたもの。
ん、なかなか斬新だわね。

チャーシューはバラ肉を使用で、
薄くスライスされたもの。
歯応えがあるので食べ応えを感じるわ。

 

 

てなことで、
腹は満たされての完食。

 

 

だんだん冷静になりメニューをよく見ると、
台湾の横に小さく“生ニラたっぷり”とある。
赤でなく黒で値段のとこに小さく。

あー、そっかそっか、
“最強の組み合わせ”を謳う、
「とんこつ台湾にんにく」だったかな。

 

 

ま、ま、ま、それはまたの機会にしよ。

 

 

お？

そういえば昔ベトコンを推された気がする。
てか、そんな記憶を思い出したぞ。
あー、今はやってないのかなぁ〜？

 

 

ま、ま、ま、
また機会があったら寄ってみようかな。