「その後」どうなったか?
気にはなっていて、
機会を見つけて行こうとは思ってたのよ。
この日、次なる一杯を考えてた際に、
ちょうど推されたこともあり、
「機会」かな?って。
【ORIBE】です。
ジャジーなBGMを流すオシャンティな店内。
テーブルは無く、
3つのカウンターによる構成。
券売機は右側、厨房出入りの角にあります。
ラーメンと限定のまぜの2種類があって、
ラーメンにおいては、
焼豚、煮豚、コンフィ、パテから1つを選択。
今回はラーメンで、
ほほ肉のコンフィにしてみよ。
【鶏白湯麺】¥750
スープの色がやや濃くなったよな印象。
野菜が散りばめられていて、
キャベツ、ニンジン、ミニトマト、青ネギ、
ホウレン草、刻み玉ねぎ、揚げエノキを配し、
他に味玉、ほほ肉のコンフィ。
レンコンは絵面のインパクトがあったので、
無くなったのは残念ではあるよなぁ〜
スープをひと口。
鶏ッ!と強い主張の鶏白湯ではなく、
まろみあるライトな大人しさがあり、
鶏も使ってますよ的な弱めなアピールで、
タレでサラッと上手くまとめ上げてる感じ。
しょっぱさは無くなったので、
飲みやすいスープではあるかな。
合わせるは全粒粉使用の細麺。
麺肌硬めでダレにくそうで、
エッジの効いたしっかりとしたもので、
経験を積んだあの店のものとは違う感じ。
食感的なものは嫌いではないけど、
スープのまといは弱く、
一体感には欠けるかな。
これに野菜が時折絡む。
キャベツはこれには合っててイイな。
ミニトマトは酸味が一気に広がり、
アクセント的役割なんだけど、
なにせ量がほんの僅か。
1個を何分割したのよ?という量で、
ほぼほぼ差し色的に入れただけのよな感じ。
あとは揚げエノキ。
絡むと細いながらコリッとした食感、
キノコの香りと揚げの香ばしさが楽しめる。
これ、効果的でイイわぁ〜
で、お肉。
4種類のうち1つを選ぶんだけど、
今回はほほ肉のコンフィを選択。
歯応えを残しつつサクッとした肉質がイイわ。
この肉はイイね。
・・・ただ臭みがあるな。
肉本来というよりは酸化によるものかな。
そういうのは嫌いだな。ガチで。
ついでに書くと、
お肉や替玉のバターの選択システムは、
何度も何度も通う人はイイかもだけど、
むしろコレッ!コレがオススメ!って、
自信を持って提供してもらいたいわ。
ひとつに絞る事すら出来ないのかしら?と、
僕は思っちゃったりします。
更についでに書くと、
全ての独立店において出身先、経験先って、
最初は一応気にしたりはするけど、
あとは実力次第だと思うのよね。
美味しければ足が勝手に向くだろうし、
そうでなければそれなりでしょうし、
いつまでもオンブダッコの必要はないかなと。
ま、あくまで個人的な考えです。
更に更についでに書くと、
こちらの店に限らず一般的な想いなんだけど、
味に惹かれたりで店側とは親しくはなっても、
僕は目の前に出された一杯一杯を味わいたい。
食べ歩きをしてりゃ、
美味かった美味かったと同じ感想だけでなく、
違う感想のひとつやふたつはあって然るべき。
と、思うんだけどなぁ〜
あ、そうそう、
前回は水餃子を食べたんだけど、
その際にやたら滑るんで気付いたんだけど、
両端先細りのスタイリッシュな箸だったのね。
それが変わってたのよ。
これは嬉しい変化で、
食べ難さを気にせずにすむようになったのよ。
そこだけは評価だわ。