この時期あちこちで旬の「秋刀魚ラーメン」

ろたすで出された限定を、
めん奏心が試行錯誤で今の形に昇華させ、
他店に教えたりしたことから広まった秋刀魚。
そう僕は認識してるんだけど、
やや広まり過ぎた印象があって、
ある意味ネコシャクという感じ。
店により仕上がり方は違うでしょうが、
ある意味似たり寄ったりで、
正直あまり食べ歩きには興味はない。 

違うアプローチでのサンマを来年は期待だね。

「うちのは食っといた方がイイっスよ。」

手間がかかっている一杯だからと、

店主がそう言うのでちょっと興味が湧いて、
でも朝の限定ってことで、
通常メニューでさえ朝のみの限定なのに、
更に杯数が絞られているはず。
ツ、ツ、ツライ。(@_@)
なんとか日曜の朝に狙いを定めていざ行かん！

【麺屋 さすけ】です。

７時を回り、
ちょっと遅れての到着。
雨にもかかわらず、
外待ちが自販機前まで出来ている。

マヂか。

サンマ食べれるかな？
ま、無ければセアニボでもアリだけどね。

漠然と会いそな予感のしていた珍しい方と、
まさかの遭遇にマヂ驚きで、

ハグしたい衝動を抑えつつ、
話をしてると待ち時間が気持ち的に短縮。

やっとの入店。
狙ってたものはまだあるかな？

ありました！
ラッキ！

【朝の秋刀魚定食】￥1,000

ゴハン付きで２点セットでの提供。
ラーメンはかけスタイルで、
スープに麺を泳がせ、
その流れに合わせてカイワレを置いています。

こちらのは旨みをキレイに出したく、
焦げた感じを出さない仕様だとかで、
濁り的には他店より淡いといった印象。

ひと口。

ほー。

軽くザラつく舌触りは気にならない程で、
旨みは出ているとは思う。

ま、でも秋刀魚定食を謳うくらいだから、
パッ！と頭にサンマが浮かぶ、
つまりは焼きサンマをイメージさせる、
焦げをも含むあのイメージを強く出した方が、
より分かりやすく良かったんじゃないかしら？

旨みはあってイイんだけど、
頭の中をサンマが泳がずで、
気持ち的にノってこない。

低加水細麺には馴染むけど、
気持ち的には馴染まない。

カイワレはその苦みが合う。
サンマに苦みある薬味はイイね。

「さんまのまぜごはん」は、
サンマのほぐし身としめじが入ったもので、
上に三つ葉、ちょっと太めなツマ状の大根、
青ネギ、酢橘を乗せ、一味唐辛子で仕上げ。
色目的に差し色の赤は映える。

味付けは薄めで、
これはスープを入れる為の仕様だね？

ある程度食べたらスープを注ぎ入れる。

合わないわけがない。

薬味類のそれぞれの食感や香りがまた合うね。
これは美味いね。

ま、それと気になるのは、

輪切りにされた酢橘のタネ。

これはレモンなんかにもよくありがちだけど、

そのタネが知らず知らずの間に紛れ込んで、

ガリッてやっちゃった時の切なさたるや、

何とも言えんくなるんだな。

これは悩みのタネだったりもするのよ、うん。

はい、完食。