大曽根の新店を訪れた際、
なんとなく似たような感覚を覚え、
その感覚に似たようなラーメンを思い出す。
たまり醤油を謳っているのは同じで、
なんとなく似たような記憶がある。
薄っすらではあるけど記憶がある。
確認したかったのと、
答え合わせをしたく、
機会を伺っていました。
イっちゃうぞ!バカヤロー!
名古屋市中区丸の内の週末は静か。
11時前ということもあって静か。
うどん屋もまだ開店してなく静か。
でも歩を進めていくと、
おりょ?
外待ちの列が見えてくる。
マヂか?
マヂか?
マヂか?
開店してから6年半ほど経つんだけど、
まだ行列を作る店なんだぁ〜
マヂか?
マヂか?
マヂか?
その事実に驚愕ですわん。
11時。
列が前へと進みだし、
開店したことが分かる。
進む。
進む。
進む。
暖簾を撮るチャンスはあるかな?
ちょいと不安になり、
慌てて写真を撮ったんだけど、
そこで列は止まり戸が閉められる。
マヂか?
マヂか?
マヂか?
1巡目には入れずに、
ちょうどピッタリ止められる。閉められる。
【濃厚中華そば 佐とう】
慌てることなくゆっくりと撮りました💦
20分弱での入店で中待ち席へ。
カウンター9席、
テーブル2席×3脚があり、
1巡目が順次退店していくので、
空いた席へと促されての着席。
外でも見てたけど、
改めましてのメニューはこちら。
チャーシューは増しません。
ノーマルをイクのみです。
口頭注文しての調理待ち。
【中華そば】¥930
黒々ですねぇ〜
丼フチのギリまでスープたっぷりで、
それは黒々と深みのある色合い。
そこに泳がせる細麺、
トッピングはズラし重ねたチャーシュー、
そして白ネギのみと至ってシンプル。
しかもチャーシュー1種類のみで、
なんなら鶏胸肉、
なんなら鴨肉と種類増しの肉増しでもって、
ワンタンも付けておきまひょか?って、
ごちゃごちゃしたラーメンが増えてる中、
このシンプルな表情には逆に惹かれる。
スープと麺を堪能してもらって、
トッピングはあくまで脇役ってな、
そんな意思を感じちゃったりする。
知らんけど。
(。-∀-)
そんな自信を感じつつ、
油の層が厚いので、
まずはちゃぷちゃぷしてひと口。
うおッ!
頭から爪先までの衝撃の稲妻。
爆音のインパクトですよ。
こりゃ、スゲーな。
記憶がバチバチに飛んでいたけど、
以前の記事を見ると同じか。
ニンニクの香味油が強く主張してきて、
香ばしさを通り越して、
ちょいと焦げ臭みあるビターでもって、
あ、それは大曽根の新店も同様で、
でもこれはたまり醤油感が強く、
ぐぐっと風味高い醤油感ではあり、
妙な甘ったるさはないので、
そこは悪くはないんだけど、
ニンニク油が妙に気にはなるなぁ〜
そちらの主張が強過ぎる。
合わせるは低加水中細麺。
ポキポキと歯応え強めであって、
強いスープに抗いを見せるんだけど、
その点だけで合わせたような感もあって、
バランス的には太めなものでも合いそうで、
ま、それはそれとて香味油が堪える。
チャーシューはチャーシュー。
ネギは薬味というよりは箸休め。
厚く太く切られているんだけど、
熱が加わってしんなりとして、
辛みはもちろん甘みも現れ、
清涼剤的な役割も果たす。
そんなそんな気がする。
でもね、しんどくなってきちゃうの。
濃厚なたまり醤油、
濃厚なニンニク油、
ポキポキな低加水中細麺、
なんだかアンバランス的な気がしちゃって、
なんだか押し付けがましい気がしちゃって、
単調でしんどく感じてきちゃう。
うん、しんどくなっちゃったな。
ごちそうさまでした。
チリン!現金払い!
さてさてさて、
せっかくの名古屋ですもん、
まだ12時前ゆえに、
まだ食べたい気持ちはあって、
でも色々としんどくなっちゃって、
気持ち的にも凹んじゃってて、
気持ちアゲたい気持ちはあって、
休憩すればなんとかなるんじゃね?
じゃね?
じゃね?って、
駐車が出来そうなコメダを探し出し、
イっちゃうぞ!バカヤロー!
【コメダ珈琲店 白壁店】
駐車場があるのがありがたい。
有料ではあるんだけど、
店内利用で2時間無料ってのもありがたい。
中心部は駐車場無さげだったので、
ちょいと離れはするものの、
ちょいと走れば済むだけなのでありがたい。
場所を改めて調べてみると、
あ!
なんだ!
近かったのね!
以前訪れたお寺に近かったことが分かる。
【曹洞宗 久国寺】
お参りはするんだけど、
目的はそれでなく鐘。
鐘を見てみたかったの。
そうなの。
通常のものとは違うのは一目瞭然。
角が生えた鐘なの。
【歓喜の鐘】
もうその形からして分かるっしょ?
岡本太郎作の鐘で、
当時の住職の依頼により作られたんだとか。
なんだかね、迫力がありますね。
ぐるり回ってみると、
「TARO」「岡本太郎」の名も入ってて、
ワクワクしちゃいますな。
でも、鐘の由来だとか説明案内は一切なく、
ポツンとそこに吊るされているだけで、
ちょいと残念には思っちゃいます。
と、脱線ついでにもうひとつ。
岡本太郎の作品などをモチーフとし、
1970年代に放送された・・・という設定で、
NHKで放送された「タローマン」。
5分×10話でシュールなデタラメ感が良く、
不思議な世界観が面白かったけど、
「大長編 タローマン万博大爆発」として、
8月22日に映画公開されるんだとか。
あのシュール感が映画になるとは・・・
驚きではあるんだけど楽しみであるな。
心地よくあるな。
はい、そんな「歓喜の鐘」近く、
コメダでもっての休憩ではあったけど、
お腹ポコリンはなかなか解消されず、
口の中に焦がしニンニクの香りが満ちて、
気持ちがへこたれてしまったので、
今回はここいらで断念し終了。
はい、そんな感じで。