「あれ、鶏油豚骨じゃないんですか?」
「え?」
店主が手に渡った食券を見て、
違う違うそうじゃそうじゃない、とばかり、
暗に変更を促すような言葉を発する。
それにしろってか?
限定案内を見て、
僕にしては珍しく、
たまには限定にしようかと。
が、間違ってポチッと・・・💦
ブルーな気分で席に着いたんだけど、
どうやら違う限定にしろという誘導トーク。
ブルーな気分だったんだけど間違えて、
ブルーな気分になっちゃったんだけど、
ブルーな気分から切り替えて、
そういう流れもアリかなって受け入れ、
今回はその「鶏油豚骨」にしてみます。
うん、そうしなきゃ!でしょ?
【鶏油豚骨】¥1,000
ほほぉ〜
これはこれは!
広がるベージュのスープは油脂多めで、
その感じに既にそそられる。
イイ感じゃあないのさ。
そこに麺を泳がせていて、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
青ネギ、海苔を配していて、
まぁ、そこにアレのイメージは重ならない。
さてさてさて、
どんな感じに仕上げられているんだろ?
違う一杯に変えさせただけの惹きはあるの?
まずはスープからイっちゃうよ。
ちゃぷちゃぷしてひと口。
柔らかな円やかさが舌を包み込んでくると、
やや強めに効かされ、
でもしょっぱ過ぎずの醤油感、
そこから豚骨の香りがしっかり押し上がり、
鼻にふっと抜けていく。
うん、なかなかですなぁ~
合わせるは厚みのある平打ち麺で、
いつもとは違う菅野製麺所のものらしく、
長さは短きの短尺麺。
表面は滑らかでもちもちとした食感で、
スープをしっかり抱え込んでいる。
コク深き豚骨に鶏油の甘みが加わっていて、
そこにしょっぱめな味付けの醤油感、
平打ち短尺麺・・・
ん?
「鶏油豚骨」と名付けられているけど、
こりゃあ、家系っぽくね?
そうは名乗ってはいないものの、
787式「家系ラーメン」って感じだぞん。
あ!
今更ながらだけど、
いつもの店名が入る白き丼ではなく、
青磁の丼が使われているジャマイカ!
トッピングにホウレン草は使われてなく、
海苔も1枚だったりするけど、
そこまで合わせたらまさにそれな。
ヤラかしてるなぁ〜
工場炊きの借家系ではなく、
自宅(自炊く)系の豚骨白湯であり、
豚骨醤油のまさにそれな。
ニヤリだぜ。
別容器でニンニクチップも提供され、
これを投入すると、
香ばしくビターなニンニクの風味が広がり、
これまたイイ感じ。
生ニンニクや刻み生姜なんてな、
味変アイテムも合わせてみたくなるほど。
良き良き。
お試しでピリ辛白ネギをもらったけど、
こちらはネギが瑞々し過ぎて、
てか水っぽくて迫力無しで残念。
【ガリバタしょうゆ炊き込み】¥150
「今日の小丼」を久しぶりに頼んだけど、
この家系にするんだったらば、
ノーマル「ごはん」でも良かったかな?
美味しかったけどね。
ま、ま、ま、
そんなこんなでの食べ進みで、
部長のサービスショットをマネして、
ゆっくり丼を傾けての完スペフィニッシュ。
ふひひひひ
( ̄▽ ̄)b
【menya 787】
昼時遅めの訪問は外待ち多数。
暑かったこともあってか、
冷たいものを欲していたところ、
涼しげなネーミングが目に入ったので、
それに惹かれてポチッとしたんだけど、
無意識に違うボタンを押しちゃって・・・
まぁ、しょんない、
今回は「魚貝潮」にしようと思ってたらば、
店主の誘導でもって「鶏油豚骨」に。
チェーン店の借家系のようになることなく、
家系風な一杯に仕上がっていて、
でもそれを表立って謳うことなく、
楽しんで作られた印象を受けたな。
実際、某ブログの九州記事に触発され、
豚骨白湯を作る過程での仕上がりのようで、
次は“臭い豚骨”を作るのだとか。
呼び戻し豚骨の一杯を作るのだとか。
いつ食べられるの?の問いに、
数日掛かる見込みらしく、
上手くいけばそろそろ食べられるかも。
Twitter告知をするそうなので、
チェックしておきたいですな。
(((o(*゚▽゚*)o)))
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