菊川でお会いしましょう✌️
岐阜でのコラボイベントを終え、
麦の上店主の投稿が上がっている。
へ?
そうなの?
そうなの?
詳細はまだ決まってないみたいだったけど、
どうやら外堀が埋まったようで、
2店コラボをやるみたい。
やるのね?
( ̄▽ ̄)
徐々に情報が小出しに漏れ伝わってきて、
楽しみが増していくと、
未発表情報も聞こえてきて、
へ?
そうなの?
そうなの?
3店になるの?
アレをデザートにしちゃうの?
いやいやいや、
そりゃあ、
興味が湧くばかりジャマイカ!
「menya787」Twitter ➡ https://twitter.com/menya787
日時や場所などの情報も開示され、
そりゃあ、
イクべしだ!だ!だ!
・:*+.\(( °ω° ))/.:+
2022年6月5日、
朝9時からの営業開始ってことで、
ちょいと早めには向かったものの、
到着した7時には既に長き行列、
約60人ほどかなぁ〜?が出来ていて、
先頭の人にいたっては、
前日昼営業終わり14時からの待ちらしく、
は?
てことは19時間待ち???
浜名湖西エリアの山さん恐るべしだわ💦
次いで豊橋の面々が連なっていて、
こちらもまた恐るべしだわ💦
店内を覗き込んでみると、
準備の為か話し合いがされていて、
そんな視線を察知した麦の上店主がニヤリ。
「麦の上」Instagram ➡ https://www.instagram.com/muginoue/
手招きされたので、
無視なぞしたらコテンパンにヤラれそうで、
恐る恐るその輪に加わると、
あーたらこーたら、
この日のスープのことやら、
なんやかんや、
似たか寄ったかのなんちゃらかんちゃら、
どシロートには真似出来ん!
ゼロ → イチを作り出してスゴイ!などと、
ピーーーッ!話が交わされて、
その圧倒感に押されてしまっていると、
「タカ☆さん、こちらIZANOWさん。」
不意に紹介されたのはIZANOW店主。
スタッフかと思っていただけに青天の霹靂!
いやいやいや、
以前、素直過ぎる感想を書いたことがあり、
それは読んでくれたそうでヤバしヤバしで、
急に妙に体が熱くなり、
変な汗をかいてくる。
(・・;) ヤバイヨヤバイヨヤバイヨ
もうひとりの主役のmiel店主が加わり、
熱い話が始まり、
準備を始める頃となったので、
ここで退散せねばねば。
「miel」HP ➡ https://www.shizuoka-miel.com/
あ
せっかくなのでおねだりして、
主役である3店主を撮らせてもらおう。
緊張感が感じられる表情がなかなかイイね。
パチリ。
【menya 787×麦そば専門店 麦の上×patisserie miel】
最後尾から眺めていると、
徐々に列は延びていき、
徐々に列は延びていき、
徐々に列は延びていき、
開店時には100人くらいに達したかなぁ〜?
敷地内駐車場は既にいっぱいで、
JA遠州夢咲 菊川中央支店にお借りした、
臨時の駐車場も満たされつつある。
店頭がザワつき、
3店主による開店の挨拶。
リンさんの頭がちょいと写り込むも、
なんとか僕もカメラを向ける。
感想は人それぞれ!
熱い挨拶があって、
さ、開店です。
順次中に列は進み、
全体も少しずつ進む。
僕はまだずっと後。
整理券配布は無いので、
待つしかないの。
そうなの。
時間が経つと、
食べ終えた方々が次々と表に出てきて、
顔見知りに興奮気味に感想を伝えている。
ニコやかだぞ。
お楽しみを明かさない優しさも必要だぞ。
見知った面々が居たので、
あれやこれやピーッ!な会話をしたりで、
「タカ☆さん?」
え?誰だろう?
多分面識はないけど、
話し掛けてきたオレンジ服の方、
あ、ダンナさんも居るのね。
え?誰だろう?
どうやらPNTさんとは知り合いなのか?
あ、Twitterは見る専門なのね。
そんな話をしつつ、
ミルセン夫婦との話は弾んだんだけど、
え?誰だろう?
#PNT被害者の会
待ち時間はさほど退屈せずに済んで、
そこんとこは良かった。
ようやくようやくようやく、
僕の順番となると、
とにかく明るいスタッフが迎え入れてくれ、
券売機前に立つ。
一択なんですけどね。
厨房にはだいぶお疲れ感のある3店主。
真剣な表情は変わらずで、
でも楽しんでいる感もあるな。
やりきった満足気な表情をしているぞ。
さ、僕もその一杯を楽しもう。
【冷香麺】¥1,200
何でしょ?
何でしょ?
何でしょ?
次々に提供があって、
目の前には一気に3点セットが並び、
目移りしてしまうジャマイカ!
とりあえずは麺からイクべしだね。
【壱之品:冷香麺】
キレイに折り畳まれた平打ち麺は、
モチのロンで「麦の上」によるもので、
盛りまでが担当となるみたい。
PBあや姫(小麦&もち小麦)に、
自家製粉もち麦
(もち大麦はねうまもち美仁)20目を、
過去最多量ブレンドしたものらしく、
全粒粉に見えるのはもち大麦「へそ」で、
これが浮き出ているんだとか。
岐阜のコラボと同じブレンドながら、
全くの別物なんだとか。
ほぉほぉほぉ
( ̄O ̄;) ワケワカメデス
レードルで鶏白湯と鶏油が丁寧に掛けられ、
いや、手元を見ていたらば、
そっと収めるような感じだったな。
レードルでスープをとんとんと揺すり混ぜ、
すっと掬い上げるとピタッと静止。
垂れが収まったならば、
すっと丼フチを越え、
麺の際にそーーーっと収めると、
フチに垂れないようにすっと戻す。
そして鶏油も同様に。
一連の所作が緩急に富んでいて、
実にエロティックなんだわ。
(❤▽❤)
麺だけをひと口、と思うも、
既にスープが絡んできちゃうので、
ま、ま、ま、
素直に混ぜちゃおっと。
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
スープが馴染み、
艶やかに整う麺線にニヤリとさせられ、
さて、イっちゃいましょ。
びょ〜んとアシあるもので、
滑らかさが唇を舌をくすぐってくると、
ねっとりむっちりとしていて、
歯にまとわりつくかのよう。
スープは熊本地鶏の天草大王と水だけで、
炊き上げた濃厚な鶏白湯。
味付けされたそのものを、
事前にひと口もらったんだけど、
とろんと濃厚な粘度があって、
トリパイというよりも、
コーンポタージュみたいな印象で、
でも鶏の香りが膨らんできて、
なんか頭の中が混乱するよなスープ。
でも、麺と合わさることで、
バランス的には大人しく感じちゃって、
僕的にはエンミが欲しくなっちゃって、
若しくは、
もう少しスープが欲しくなっちゃった。
麺単体を味わうには活きてくると思うけど、
一杯のスープ麺料理としては、
この濃厚トリパイを活かすには、
もうちょい欲するものはあるんだなぁ〜
一緒に提供された白いやーつは、
ホタテやイタヤ貝を使ったものらしく、
緑に見えるのは山葵だそうで、
口にしてみると、
クラムチャウダーのような貝感が快感で、
山葵はあまり感じない。
麺に絡めてみたけど、
大きな味変効果は感じず、
ご飯物に合わせてもイイよな説明は聞くも、
ま、これはそのままの方が味わい深そうで、
結局そのままでイっちゃった。
【弐之品:ご飯物】
芽ネギが目を引くものの、
下にある肉がそれ以上に目を引く。
サシが入っていて、
薄切りながらに存在感があって、
これも事前に見せてもらったけど、
なんでもA5ランクの牛肉らしく、
「ん? たわら屋さん?」
頭に浮かんだ入手ルートを尋ねると、
案の定、懇意にしているそちららしく、
1枚あたりのお値段も驚くほどで、
このコラボはやる前から赤字だと、
787店主は嘆きはするものの、
どちらかと言うと、
全体の金額を抑えても、
“やりがい”に価値観を見出している様子。
食べる側としては安いのは魅力的だけど、
冷香麺だけでもそのくらいの金額だろうし、
全3品も含めるともっとお高くなるはず。
もぉ〜、変態❤
(*´꒳`*)
そんな裏事情を聞いてしまったし、
A5ランクの牛肉なんて、
そうそう口にしないし出来ないし、
がっつりと食べたいところではあるけど、
貧乏性の僕としては、
千切って口にしてみるのです。
ほらぁ〜
スゴイよねぇ〜
柔らかいのはもちろんなんだけど、
脂が舌の上で溶けていき、
トリュフ塩が脂の甘みを引き立て、
その旨みが増していくのが分かる。
ヤバいなぁ〜
ゴハンは真っ黒な色をしているんだけど、
なんでも10年ものの高価な醤油、
十歳造(ととせづくり)を使ったそうで、
どうりで真っ黒な炊き込みになってるのか。
見た目ほどにはしょっぱくはなく、
これが牛肉と合わさるとマリアージュ。
程良いエンミがイイ感じに働き、
更に芽ネギを絡めると味が落ち着く感じ。
ヤバいなぁ〜
間違いないじゃん!
【参之品:雲呑】
今回一番の問題作。
岐阜コラボでもワンタンの提供があり、
僕も食べたんだけど、
見た目からしてデザートの印象強く、
シナモンを合わせたら・・・と書いたけど、
それを読んで発想したのかどうなのか、
懇意にしているという、
菊川「パティスリーミエル」に話を繋げ、
787店主、デザートにしちゃったよ。
ワンタンの皮をチラッとめくって覗くと、
中にあるのはカスタードらしい。
口にしてみると、
厚みがあるも柔らかい皮で、
もっちりとした食感があり、
そこから甘過ぎずでコク深きカスタードが、
んでもって、
プリンで言うところのカラメル的役割で、
それに掛けられていたのは十歳造。
エンミでカスタードの甘さを引き立てつつ、
コクをも増す働きをしていて、
いや、これイイじゃん!
ワンタンがデザートでっせ!
衝撃的じゃない?
menya 787の十歳造のタレ、
麦そば専門店 麦の上のワンタンの皮、
patisserie mielのカスタードが、
それぞれを単に合わせるのではなく、
融和するバランスでもって、
〆のデザートでもって、
ひとつの世界観を作り上げられた気がする。
これぞトリプルコラボレーション。
3店主が初めて顔を揃えたこの日、
互いに緊張している感はあったものの、
目の前の調理風景を見ている限りでは、
目一杯楽しんでいる雰囲気が感じられ、
刺激を与え、
刺激をもらったような印象を受けた。
そんなこんなを含めて、
スゲー!と感じざるを得ないんだわ。
とにかくとにかくとにかく、
楽しめたコラボイベントでありました。
うん、楽しかったな。
なんだか帰るのがもったいないな。
そうは思ってはみたものの、
外に出ると駐車車両は無く、
人ひとり居らず、
もちろんそれまでの賑やかさは無く、
つわものどもが夢の跡、という感じだな。
さ、帰ろ。
(*´꒳`*)