実食しないわけにはいかない。
未食のままではいるのでは、
どうにもこうにも気持ち悪いままで、
モヤモヤは続いたままで、
やはり食べておきたい。
食べてみたい。
ようやくの岐阜訪問で、
1件目の周辺には有名店であったり、
注目店であったり、
ま、他にも行ってみたい店はあったけど、
それよりもモヤモヤを解消しておきたく、
そちらを優先したくあったのだ。
岐阜駅エリアに向かい、
なんとなく覚えてた有料駐車場に辿り着き、
この日のラッキーナンバー19に駐車。
富士山の窓手すりのデザインに惹かれるわ。
夜の賑わいはどんな感じなんだろ?
近くのビルを見ると、
打ち放し壁にジャンカがあったり、
右に左に流れるコールドジョイントも。
前回も通った柳ヶ瀬センター。
昼でもディープな世界観を醸し出し、
その突き当たりには崩壊の進む建物。
ブルーシートに覆われてはいるけれど、
崩壊は進んでいるようで、
壁土の下からは小舞竹も見えるほど。
アーケードを通ってもちょいと寂しいな。
隣り合う建物跡が残る建物。
開店までにはもうちょい時間があるな、と、
ぐるっと回ってみると、
なんとなくなんとなくだけど、
バブル期の高松伸を思わせる建物を見つけ、
ひとりほくそ笑んだり・・・。
あ、そろそろ行ってみようかと向かうと、
開店5分前は大行列。
しまった!
行列が出来てるじゃん!
焦りつつ最後尾に着くと、
しばらくして列の向きを正される。
近隣の家の前に並ばせない配慮みたいね。
なんやかんやでの待ちで迎えた開店時間。
おそらく30人くらいは並んでいるか。
人気あるんだなぁ〜
てなことを思いつつ待っているんだけど、
誰も暖簾をくぐって進まない。
ん?
しばらく経っても同様。
あ、そういうことなのね。
既に前倒しで開店していたようで、
それでもこの行列。
スゲーな。
( ゚д゚)
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【丸デブ総本店】
1917創業なので、
105年の超老舗でありますね。
前回「中華そば」を食べたんだけど、
「わんたん」が売り切れで、
周囲にもその姿は確認出来なかったので、
どうにもこうにも気になってしまい、
次に機会があったら食べたかったのよね。
悔しさがあったので、
とりあえず食べてみたいな、と。
ようやく暖簾をくぐっての入店を促され、
奥の席へ。
表面張力あざーす!
外待ちは暑くて熱くなっていたので、
冷たい水がおいs・・・
出しっぱなしの水の冷たさだな。💦
ま、ま、ま、
それでもイイか。
メニューは2つしかないので、
もちろんお目当てのそれを注文。
暫し暫しの調理待ちだぞん。
【わんたん】¥500
すっげーな!
(´⊙ω⊙`)
何が凄いって、
そのスープの量!
丼のフチまで張られていて、
提供時点でこぼしちゃってるもん!
ワンタンが主役であるんだけど、
先にスープ量に目が行っちゃう。
油が浮いていないスープは醤油色をしてて、
その主役はひらひらと泳いでいる。
トッピングにはチャーシュー、かまぼこ、
青ネギを配していて、
これは「中華そば」と同様で、
単純に麺がワンタンに替わった構成かな。
まずはスープをひと口啜ると、
ほんのりとした甘みの中、
さーっと酸味ある醤油が効いていて、
あっさりとしたもの。
今時の出汁感あるものとは違い、
素朴な印象を受ける。
ワンタンを持ち上げてみると、
薄い皮がつるんと箸先を滑って掴めず、
慎重に持ち上げないと切れてしまいそうで、
なんとか口にすると、
ちゅるんと舌を包むように柔らかい。
柔らかいのよ。
掴めたのは初めだけで、
あとはぷちっと切れちゃう。
大きく持ち上げようとすると、
重力に逆らえずに切れちゃうのよ。
何度も何度もそんな感じで、
途中でワンタンの中身、餡は出てくるけど、
ほんの僅かな量で、
大半はふにゃっとした皮といったとこで、
てか、結局何枚入ってるんだろ?
破れた皮ばかりで全く分からず、
ついには箸で掴み切れなくなってきて、
レンゲも併用しつつの食べ進みなんだけど、
それすらも滑ってしまって、
んで、皮は破けていくでしょ?
ワンタン何枚の世界ではなく、
ワンタン皮の断片だらけの世界となり、
食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても・・・減った気がしない。
マヂ、ワンタンエンドレス地獄ぅぅぅ〜
( ;´Д`) ダハァァァァァァ
ちゅるんと唇を舌上を喉を滑り、
食感の楽しさを期待していたんだけど、
ワンタン皮の断片だらけで、
食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても食べても・・・減った気がしない。
マヂ、ワンタンエンドレス地獄ぅぅぅ〜
( ;´Д`) ダハァァァァァァ
ざくざく食感で、
青き香りの青ネギが絡んでくるも、
そのギャップは大きいな。
出汁どうのこうのより、
強い醤油感が欲しいけど、
卓上にそれは無いので、
唯一の味変アイテムであるコショウを投入。
うん、コショウの味になっちゃうな。💦
チャーシューはぎしぎしと噛み応え高く、
噛み締めるとしっかり染みた味が滲み出る。
分裂して増えたワンタンと格闘し格闘し、
なんとかかんとかの完食。
支払いはワンコイン¥500。
とにかくとにかくとにかく、
モヤモヤは解消され、
それだけは良かったわ。
(; ̄ェ ̄)