イヤァオ!
キツネ様の御加護、
シンスケナカムラ様の御加護がありました。
【menya 787】
30分前の到着だったんだけど、
変則的な時間だもんで、
ゆーてもそんなに人は来ないら?
そう思って高を括っていたら、
ぐぇ?
予想に反しての長き行列が出来ていて、
駐車場も残り僅かでもって、
この日の昼営業よりも明らかに多い。
いやぁ〜、皆さん調整してたのね。
見知った顔が多く見られる中、
大人しく最後尾に着きます。
会話大きめで賑やかですこと。
(*´-`)
15時。
ドアが開かれて順次店内に進みます。
時間が経つと、
強者達が退店して座談会が始まる。
会話大きめで賑やかですこと。
(*´-`)
中と外の感じ方の違いを見たようで、
勉強させてもらいました。
いつか何らかのコラボがあるなら、
考慮せねばねば、だなぁ~
何らかの・・・?
1時間強の外待ちを経ての券売機前。
さて・・・
味噌と醤油の2種類が用意されていたけど、
ま、ま、ま、
味噌狙いであったので、
指定されたボタンを押して、
食券を渡す際にそれを指定しての調理待ち。
【麦の上さんから頂いた味噌で作ったらーめんです ぐるぐるまぜて食べてください!】¥800
あぅ?
すっげぇシンプルなんですけどぉ〜
( °ω° )
その表情がシンプル。
限定っていうと、
あれやこれや詰め込んで、
てか、詰め込み過ぎて、
トッピングはチャーシュー、メンマなど、
レギュラーのそれを使い回し、
おざなりに単に加えただけだったりで、
蛇足により失速、
何を主張したいのかイミフで、
ピンボケするよなものがあったりするけど、
作る側もしかりだけど、
食べる側もそれを食べたことに満足なのか、
絶賛絶賛オンパレードだったりで、
己の舌はどうなっちゃってんだろ?
もやもやすることがあるけど、
これはシンプルゆえに逆にどうなんだろ?
気になるところだわん。
折り畳まれるは平打ち麺で、
レギュラーとは違い、
この限定のみの特注麺だそうで、
変態的な力の入れよう。
で、で、で、
これは何だ?
どろんと横たわるもの。
ん〜ん、とろろだな?
どうやらとろろのようで、
そこに七味唐辛子をぱらぱらり。
瑞々しき青ネギも添えてあるけど、
その赤の方が差し色的効果を発している。
で、その表情はシンプル。
限定らしき派手さは感じられない。
ふむふむふむ
さて、どうやって食べりゃあイイのさ?
とりあえず、
まずはスープをひと口イっちゃう。
お?
味噌にしては淡い色をしてるなぁ〜
そんなことを思っていたんだけど、
こりゃ、味噌じゃないぞ。
魚貝潮?
目の前で何か言いたげで、
そわそわする店主にそう訊いてみると、
しじみなんだとか。
あ、そっか、
券売機に新しく登場してたので、
その出汁が使われているのね。
温かいものではなく、
冷たい、冷製仕立ての一杯で、
もちろんスープも冷たく、
いや、冷た過ぎずのひんやりさで、
これだけを飲んでいたくなる旨みがある。
麺はふすま配合の加水高めの平打ち麺。
引っ張り出して口にしてみると、
滑らかな肌、
びょ〜んとアシのあるもので、
そわそわ店主が入れてくる解説によると、
もち大麦、もち小麦などは使わずだそうで、
でもそれと勘違いしそうな感覚で、
もっちりとした歯応えが楽しめる。
ほぉほぉほぉ
( ̄O ̄;)
柔らかい麺はノビてると思うかもだけど、
それとは違うのだよ、坊や。
ま、でも、
しじみスープだけでは麺勝ちといった感で、
一杯のラーメンとしては弱い。
ま、とろろを登場させた方がイイのかな?
透明レンゲに少し取って、
まずはそのまま口にしてみると、
ぬぉ!
こういう使い方をするんだぁ〜
とろろに味噌を合わせていて、
味噌が強く主張していて、
若干しょっぱめな味付けがされている。
味噌とろろなんだわ。
こりゃあ、面白そうだ!
すぐさまとろろをスープと合わせ、
ぐるぐると麺と混ぜ合わせる。
マーゼマーゼ
マーゼマーゼ
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
んでもって、
ずるずるずるッ!
("⊙∀⊙") ムヒョ~!!
ばっかイイじゃん!
滑らか肌の麺がとろとろとろろで摩擦レス!
滑らかさ激増しとなって、
ずるずるずるッ!と飛び込んでくると、
味噌 ぶわぁッ!
渾然一体となって弾けちゃうんだわ!
こりゃ、イイぞ!
ずるずるずるッ!
ずるずるずるッ!
ずるずるずるッ!
夢中になって啜っちゃう!
そわそわ店主は黙ってはおれず、
僕に対しても、
周りの人に対しても解説してくれていて、
それによると、
味噌は味噌感をそのまま出したいと、
火入れはもちろん、
ニンニクなどを加えたりするなどなど、
加工はせずに使ったとアピールアピール。
なるほどなるほど、
その特徴を殺さずに活かしているのね。
それでいてエンミによるしょっぱさはなく、
出汁、とろろ、麺との相乗効果により、
一体感を作り上げたように感じる。
味噌とろろは別として、
唯一のトッピングのように感じる大葉。
これには合わないんじゃないか?と、
頭では思っていたんだけど、
予想に反して香りがアクセントとなって、
これまたヤラれた!な演出。
全体に散らしてまた啜っちゃう。
ずるずるずるッ!
ずるずるずるッ!
ずるずるずるッ!
ん?
柚子皮を忍ばせてあったようで、
一瞬のピンポイントで変化付け。
この隠れキャラもイイぞ。
旨い旨い旨い!
楽しんで楽しんで楽しんで麺を食べ尽くし!
が
丼底に残るとろろ。
「麦飯ください!」
店主に告げるも、
追い飯は用意してないようで、
テンション上がりまくりまくりすてぃから、
一気にテンションダゥゥゥゥゥゥゥン⤵︎
いやいやいや、
ここまでやったのなら麦飯必須でしょ?
麦飯じゃなくても、
ほんのちょっとシロメシは必須でしょ?
追い飯っちゃいたいじゃない?
絶対合うっちゃんね?
それが無いことが分かり、
もやもやもやでそのまま飲み干し、
完全とろろぺろりの完とペ。
とぺすいしーだですよ。
“画竜点睛を欠く”ですよ。
ま、ま、ま、
とは言えとは言え、
「麦の上」店主からもらった味噌を活かし、
787版「冷香麺」を作り上げた感じで、
忘れていた限定ではあったけど、
たまたま食べに来て、
声を掛けられ思い出し、
たまたま食べることが出来た一杯は、
とても楽しめた一杯だったわ。
食べられてラッキーだったわ。
( ̄▽ ̄)b グッジョブ