お酒は嫌いではない。
ひとりで呑むのもイイけど、
複数人で呑むのもイイね。
ま、でも、
気を遣ってだったり、
探り探りで会話が途切れたり、
その空気感に気疲れしたらヤダな。
出来れば気のおけない仲間と一緒に、
飾らない言葉を交わしながら、
そして料理も楽しめたらイイよね。
落ち着いた雰囲気の店ってのも大事だね。
【色彩膳 八っすんば】
JR藤枝駅の北口からそのまま北上した辺り、
交差点の角にあります。
ちなみに駅南にはラーメン専門店があって、
こちらは昼もやっていたりする。
民芸品が多く飾られた古民家風な造りで、
靴を脱いで入店すると、
それだけで落ち着いた雰囲気に馴染む。
メニューを眺めましての、
まずわw まずわwでビールを。
【エビスマイスター】¥730+税
んぐっ、んぐっ、んぐっ・・・
ぷはぁ〜 ε-(´∀`; )
ビールって何で旨いんだろ?
円やかなる深いコクが染み渡るわ。
タマラナイね。
【お通し】
玉子豆腐もなんちゃら貝も良かったけど、
里芋の唐揚げが意外に良かった。
塩茹でされた柔らかな里芋を揚げていて、
むにゅって食感から油が追っかけてきて、
これがちょっと不思議な感覚。
美味いのよ。
メニューは通常に加え、
本日のおすすめもあって悩みどころ。
【刺身盛り合わせ】¥1,200+税
手前左から太刀魚、鯵、めいご、
後左から鰹、鮪だったはず。
【静岡麦酒(中)】¥600+税
このあたりから切り替えて日本酒へ。
【日本酒(銘柄忘れ、二合)】
【ふきのとうの天ぷら】¥700+税
この苦みが分かったらオトナ〜って感じね。
【京生麩の柿の種揚げ】¥650+税
田楽、刺身、揚げ出しがあって、
他に柿の種揚げなんてのがあって、
そのネーミングがやけに気になっちゃって、
ネタ的に頼んでみたけど、
これ正解!
砕かれた柿の種が衣の一角を担い、
もっちりとした麩との食感の違いが楽しい。
アリだわぁ〜
ん?
店に入ってきた人はどこかで見たことある。
ん???
じっと見つめていたらこちらに寄ってきて、
ありゃ!珍しい!
久々に会ったので、
一瞬分からなかったけど、
顔見知りの人だった。
こんな再会もあるのね、と思っていたら、
どうやら店主リークがあっての訪問らしく、
ウェルカムでの合流で乾杯。
【太刀魚の刺身】¥900+税
しばし呑んで喋っていると、
先の人の先輩という人が呑みに現れ、
イヂっているうちに意気投合で何気に合流。
よしよしよし、
喋りもツマミもパワーアップして、
肉祭りだ!肉祭りだ!肉祭りだ!
【阿波尾鶏の紅塩焼き】¥850+税
あわおどり、旨いね、踊っちゃうね。
【ぎんなん塩いり】¥450+税
片栗粉で包んだかのようなビジュアルで、
キレイに塩がまぶされていて、
そのまま食べれる仕様か?と口にすると、
ガチッ!
ま、そりゃ、そうだわな。
みんなにイヂられ更に盛り上がり、
なんだーかんだーで時は過ぎてゆき、
そろそろ締めに入りますか、的モードで、
裏テーマでもあった居酒屋でラーメンを。
【白身魚の柚子しおらぁ麺】¥750+税
どうですかぁ、みなさん!
居酒屋で提供されるラーメンですよぉ〜
その名の通り、
丼に顔を近づけてみると、
魚のイイ香りが立ち上がってくる。
イイじゃないのよぉ〜
スープを口にすると、
やっぱ美味いな。
麺は旨みをまとい、
ズズッ!ズズッ!と啜れちゃう。
アオサが溶け出して、
香りで変化を加えてくる。
柚子も絡むけどアクセント的かな。
程良いエンミもあって、
締めの一杯としては美味過ぎかもしれない。
完スペしちゃったもん。
こりゃ、シラフの時にまた食べたいなぁ〜
【辛い生姜しょうゆらぁ麺】¥850
いやいや、あの、
ホントは一杯で締めるつもりだったけど、
スープをひと口もらったら興味湧き湧きで、
そりゃ、もうね、すぐに追加さ。
真っ赤な真っ赤なスープを見ちゃうと、
真っ赤な真っ赤な女のコォ⤴
なんだか
懐かしき曲が頭ん中ぐ〜るぐるだぜ。
中央のひき肉の上には青ネギを載せていて、
仕上げに針生姜をハスの花のように盛る。
なかなかに魅せるじゃないのさ。
スープはキリッとした辛みで引き締められ、
これがまた大いなる惹きに繋がっている。
ただただ辛いだけでなく、
旨みがそれをしっかりと支えていて、
尚且つ少しずつ絡むビリビリとした生姜、
そしてその香りが鼻をくすぐっていく。
麺もこれをしっかりと抱え込み、
一体感良く持ち上がってくる。
いやいやいや、
白身魚も良かったけど、
こちらもまた捨てがたいなぁ〜
てか、イイよ!
うんうんうん、
モチのロンで完食完スペなんだわ。
JR藤枝駅からは近し。
ゆったりした時間をまた過ごしたいな。