ちょいと足を延ばすと、
ちょいちょい貪欲になる。

もうちょい楽しみたいな。

まだまだ間に合う遅めの時間帯なれど、
まだまだ続く大行列を見て、
ハンドルを切ることなくスルーするぅ〜

さすがは超人気のビブグルマン店。

でも予想通りではあったので、
希望と楽しみと夢を抱きつつ
そのまま北上しての到着。

【麺屋 希楽夢（きらむ）】

昼営業は１５時までってのは助かったぁ〜

知多でのトラブルもイイ経験さ。
とぅくとぅく〜

券売機前に立ち、
前回の醤油とは変えて、
一番人気をポチリ。

カウンターに着き、
予習をしながら調理待ちタ〜イム。

【塩そば】￥780

前回は醤油だったけど、
今回は塩に戻りました。

ギラギラと油玉浮かぶスープは、
ちょいとくすみのある黄金色。

トッピングには、
チャーシュー、メンマ、白髪ネギ、
白ネギ、カイワレ、海苔、柚子皮を配す。

全体的にな〜んかパッとした明るさがなく、
快晴でないぼんやりな曇り空といった感じ。
見た目がちょっともったいない気がするな。

表層に油が散らばっているので、
ちゃぱちゃぱしてからのスープをひと口。

あぁぁああ、イイなぁ〜

３種の貝類、煮干、昆布の魚介系に、
丸鶏、ガラ、野菜の鶏スープを合わし、
乾物、アサリや塩数種によるタレを使う、
無化調Ｗスープなんだとか。

鶏の風味の奥から、
アサリがグググググッ！と膨らんできて、
鼻へとふ〜っと抜けていく。

円やかなる柔らかみはありつつも、
やや塩角が残るような感じで、
ぼんやりとはさせずに、
その旨みの層の厚さを印象付ける。

これ、イイなぁ〜

ひと口じゃ気持ちは満たされず、
ふた口み口と重ねてしまうのは、
致し方ないことなんだな、うん。

合わせるは自家製の中細麺。

麺屋棣鄂の低加水麺からの切り替えで、
それは今回初めて口にする。
ふすまがぷつぷつぷつと見えるその麺は、
加水高めのもので、
滑らかで艶やかな麺肌。

つるんと舌をくすぐり、
しなやかでもっちりとした中に、
グッとした力強さを感じる。

スープに対して、
低加水麺のマッチングが気になってたけど、
多加水麺にしたことでそれは解消。
旨みの相乗効果が高まり、
馴染み的にはまだ弱い印象はあるけど、
これは更に良くなってくんだろうなぁ〜と、
期待値が高まっちゃうんだな。

柚子皮は中盤から投入。
その香りによる変化はイイ感じ。

チャーシューは肩ロースを使ったもので、
プリッとした弾力、
噛み締め感から滲み出る旨みを楽しめる。

メンマは無添加メンマなんだそうで、
コリッポリッとした食感はイイ。
だけど風味が強過ぎて、
この一杯にあっては主張が強く、
バランスを崩す存在な気がする。

和え玉も楽しみたいところではあるけど、
腹は満たされての断念。

スープは残したくなく、
ゆっくりと丼を傾けつつ、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。

いやいやいや、
３軒３杯目でのハンデはありつつも、
その美味さが実感出来たってことは、
よっぽどのことだと思うんだな。
うん、そういうことなのよ。

美味かった☆

ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ(￣▽￣)b