暇すぎる。
そんなSNS投稿を見かけ、
それならば行ってみようかと思い、
行ってみると確かに駐車場に余裕はある。
難なく駐車。
【ラーメン こころ】
ではあるけれど、
中待ち待ちの足が見えたので、
そのまま外待ち先頭で待機。
“暇すぎる”状態ではないのねん。
寒くはあるけど風は無く、
ちょいぽか陽気を楽しむ。
そろそろよかですか?
複数の退店客を見送ったタイミングで入店。
限定案内を見つつの券売機前で思案思案。
特に何を食べるとキメウチしてないので、
“赤味噌”の文字に惹かれてポチッとな。
そこからがなかなか進まなかったけど、
ようやくなんとかかんとかで案内があり、
セルフで水を用意しての着席。
「大雨が降っていたけど来たよ。」
スタンプ2倍を期待するも、
即座に嘘バレで苦笑いするTKC店主。
見え透いた嘘はダメだったか。
今度は台風だと言ってみよう。
【赤味噌と麹味噌と煮干し】¥1,350
黒き丼にグレーのスープが浮き上がり、
妖しい感じが出てますよ。
トッピングにはチャーシュー2種、
メンマ、バラ海苔、刻み玉ねぎ、
白髪ネギ、姫三つ葉を配していて、
チャーシュー上にはラー油らしきもの、
おろし生姜を載せていて、
これは味変目的だろうなと意図を感じる。
まずはスープをひと口。
ほぉ?
味噌味噌と謳ってはいるものの、
味噌味噌しい感じではないのねん。
味噌で煮干を覆い隠すのではなく、
裏で支えるかのように、
麹味噌の甘みであったり、
赤味噌のコク深さを感じさせつつも、
あくまで煮干を主役として扱うイメージで、
もっとしょっぱいかと思ったけど、
エンミは程良く抑えられていて、
でも重ねることで後半気になりそうだけど、
これは味噌ラーメンとしては面白い。
てか、味噌ラーメンと呼ぶべきなのか?
合わせるは縮れの入った太麺。
ぷりっとした弾力、
もちっとした歯応えがあって、
ぐっと噛み締め感もある。
この麺はイイよね。
味噌煮干に負けない力強さを持っている。
最初は純粋にスープと麺を楽しみたいけど、
トッピングが多いので、
チャーシューをあっちへこっちへ、
メンマをあっちはこっちへ、って、
麺を引き出すのに苦労する。
ってか、これだけアレやコレや多いと、
食べる意識が削がれ、
集中力を欠けさせる要因になってる気がし、
もうちょいシンプルにしても良さげに思う。
バラ海苔はスープに浸し、
しなっとしたところで麺に絡ませると、
磯の香りが旨みとしてプラスされる。
白ネギなどで食感などプラス。
チャーシューからラー油を落とし込み、
ピリッと味変。
生姜は強く主張するも、
味噌煮干との相性は悪くない。
チャーシューやメンマも食べるんだけど、
やはりここまでにトッピング類が多く感じ、
スープと麺をじっくりと楽しみたいなぁ〜
そんなことを思ったりのたり。
後半やはりエンミが気になり出してきて、
喉に引っかかるような感覚も受け、
一杯を最後まで楽しむにはしんどいかな。
黒煎り七味を使って味変でラストスパート。
完食です。
限定は限定として、
もっとハジけたものでも良さげで、
引き出しの中をもっと見たくはあるよなぁ〜