大前さんの新たなブランドがスタート。
2023年8月1日、
燕三条と共に、
「男そば連獅子」でも出していたラーメン、
燕参上も併せて提供する店だそうで、
気になっていたけど、
ようやくのハツホーです。
科学館、美術館のある白川公園の西エリア、
地理に疎い僕ではあるけど、
近くまでは行けたんだけど、
店らしき店が少ないエリアで分からず、
ナビを頼りに向かうと、
いやいやいや、
ナビを使わないと分からんわ。
それと分かる看板が出ているでなく、
外待ちの行列が出来ていたので、
ん?
あそこかな?って思ったけど、
近づいても看板は見当たらず、
あったよ、あった!
ドアの上に小さくそれと分かるもの。
分からんわ!
【燕参上】
トタン張りの外観で、
派手な色使いではないし、
先述した通りに看板が目立つわけでなく、
そりゃ、分からんわ。
最後尾に着いて待っていると、
大前さんが登場し、
順番に人数の確認をしている。
遅くなってしまったものの、
開店祝いを兼ねて差し入れを渡すと、
「あざっす!」
喜んでくれたんだけど、
お前、誰?の表情。
うん、そうよね、そうなのよ、
前店「連獅子」には行ったことあったし、
去年にはマーク岬でのBBQで会ったし、
岡崎「四川火鍋成都」にも行ったし・・・
だけど、
周りにキャラ強めな方々が多く、
小心者で基本静かな僕は影薄く、
その他大勢の分類だもん、
単独だと目立たないのよね。
そうよそうよそうなのよ。
グイグイ来られても引いちゃうので、
そのビミョーなとこでOKです。
あ、でも外観写真を撮ろうとすると、
ポーズ取ってくれたので、
あざっす!
ごっつぁん写真を撮影。
イイネ!イイネ!イイネ!
てなことで順番となり、
入店を促される。
ドアノブを開いて・・・ではなく、
ドアノブだけど開き戸でなく引き戸という、
訳わからんトリップに騙されそうになるも、
入店成功すると、
店内は左に厨房があって、
カウンター7席、
右にはテーブルがあって、
2席×1脚、4席×1脚、6席×1脚が並ぶ。
券売機はすぐ右側に。
さてさてさて、
サンジョウ系2種類とカレーがあって、
カレーも推しのようだけど、
お腹の容量が小さい僕なので、
単体ラーメンをポチリ。
バラノリもポチリ。
BGMのクレイジーケンバンドを聴きつつ、
大前さんの明るく陽気な声出しでもって、
作り出す楽しげな雰囲気の中で調理待ち。
【俺流燕参上ラーメン】¥980
どうだい!
どうだい!
どうだい!
新潟の“燕三条”をベースとし、
俺流の“燕参上”に仕上げたる一杯で、
懐かしさを感じさせる双喜紋、龍の丼に、
チャーシュー、メンマ、刻み玉ねぎと、
丼全体にややラフに広げていて、
スープは濃く濁った色合い、
麺はそれらの隙間から顔を覗かせている。
ちょい悪な表情がイイネ!イイネ!イイネ!
背脂浮かぶスープをちゃぷちゃぷでひと口。
豚骨ベースらしき円やかさがあって甘く、
そこに魚介が強めに主張している。
おそらくはサバ主体だと思うんだけど、
全体的にはクドく感じそうな濃厚さ、
コッテリさではあるんだけど、
それによってそう感じさせない印象。
しょっぱ過ぎずの強めの味付けでもって、
ウマ濃厚なスープなのだ。
ここに多加水平打ち極太麺を合わせている。
滑らかな肌をしているんだけど、
スープは流れずで馴染んでいて、
硬めの茹で上がりでもって、
ごわごわと強い噛み締め感で食べさせる。
負けてないよ。
んでもって、
刻み玉ねぎがイイ感じで働くの。
瑞々しくシャリシャリとした食感で、
この感じは相性良く働く。
チャーシューは豚バラ肉を使用。
柔らかくて、
全体のバランスからすると主張弱めかな。
メンマはポリポリ。
【バラノリ】¥200
マスト!!なんて書いてあるんですもの、
想像したってハズレなわけがない。
最初から一緒に合わせるでなく、
別皿での提供なので、
ノーマル状態で食べて、
そこから自分のタイミングで合わす自由さ。
なんか嬉しい。
どさっ!と入れちゃって、
少しずつスープを吸って、
しなっとなったとこを麺に絡ませると、
磯の香りがパッと広がり、
うん、合うんだな。
バラノリは確かにマストだな。
ニンニクが欲しくなってくるんだけど、
そちらはマストではないのね。
券売機にも表示はされてないの。
そうなの。
合いそうな気はするんだけどな。
ま、ま、ま、
そんなことを思いながらの食べ進みで、
完食でもってのフィニッシュ。
お前、誰?感はそのままに、
でも差し入れは喜んでくれたので、
握手を求められての退店。
イイネ!イイネ!イイネ!
楽しい雰囲気の中、
新潟燕三条、
俺流燕参上が食べられる【燕参上】
どちらを食べに参上する?
( ̄▽ ̄) ふ