推されてたんだ。

 

 

ラーメンを食べ歩く面々であったり、
ラーメンを作る面々にも推されていたりで、
ずっと気にはなっていたけど、
やっぱりラーメンを求めちゃうので、
今まで食べずにはいたんだけど、
どこか頭の片隅にはあって、
やっと機会を作ることが出来そうなので、
行ってみようかなと。

 

 

 

ミシュラン東海版でビブグルマンを獲得。
そんな基礎情報はあるにしても、
ま、それはそれとして、
どこか頭の片隅には置いておくこととして、
情報を食べるわけではないので、
それを鵜呑みにするのではなく、
実際に口にしてみないと分からない。

 

 

 

僕のビブグルマンは獲得出来るかい？

 

 

 

【讃岐うどん てつ家】

（愛知県豊橋市西幸町浜池207-3）

 

 

 

うどんですよ、うどん。

 

 

ラ抜きのリルレロです。

以前の場所からは移転したんだけど、
通りからは入った場所なのでナビ必須。

でも駐車場は広いし、
外観はキレイだし、
期待値が上がっちゃいますわ。

 

 

風除室を抜けると、
スタッフが迎え入れてくれます。

店内は広々としていて、
清潔感があってキレイでカウンター6席、
テーブルは4人×4脚、2人×5脚がある。

この日は寒く、
温まりたい気持ちもあってのハツホーも、
エアコンは効いてはおらず寒々しく、
先述の通り、
内装は清潔感があってキレイなれど、
殺風景といった感があり、
若きバイトの面々に活気は感じられず、
BGMも無しの静けさで、
より寒々しく感じちゃう。

 

 

 

メニューはこちら。

讃岐の冬の郷土料理「しっぽくうどん」は、
この寒々しい中で惹かれるものはあるも、
なんしょかんしょハツホーだもんで、
それは避けることとし、
“おすすめ天ぷらセット”から選択しよう。

人気No.1が気にはなるものの、
天ぷらは多いとクドく感じそうなので、
ちくわ天抜きでイっちゃいましょう。

うどんの種類、熱さ、量が選べるので、
“ぶっかけ、ひやあつ、並盛り”にして、
「季節の炊込みごはん」も頼んだけど、
それは売り切れらしく、
中盛りまで無料なのでそれにしようと思い、
でも一応確認でバイトスタッフに訊くも、
どのくらいの量があって、
オトナ男子だと並盛りでも十分だとか、
中盛りにする方、
若しくは大盛りにする方が多いとか、
麺のグラム数を教えてもらえるでもなく、
何の情報も与えてもらえず、
誰かに訊きにいくわけでなくフリーズ状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、いいや、
“ぶっかけ、ひやあつ、中盛り”に訂正。

寒々しいのでお茶なら嬉しいけど、
冷たい水を飲みつつの調理待ち。

 

 

 

 

 

【天ぷらセット】￥1,230

ごっつい太いうどんですなぁ〜

中盛りでお願いしたけど、
見た目的には大盛りでもイケただろうな。

天ぷらの他、
薬味も添えられてのセット内容。

 

 

 

まずはおつゆをひと口。

うん、ぬるいね。
麺は冷たく、
出汁は熱かったけど冷えての“ぬる”。

イリコを使った出汁なので、
その旨みをじんわりと味わうことが出来る。

 

 

 

同行者は“熱・温” を頼んだんだけど、
おつゆアツアツでイリコは味わえない。
この後温度低下するであろうけど、
旨みを味わうにはアツアツはキビー。

ひやあつで良かったかも。

逆に麺は冷たくも温められての“ぬる”。

極太の麺は肌はふわっと柔らかく、
むしろ溶け出したかのように、
ぬるっとしているかの如くの柔らかさで、
もっちりとした食感がある。
ファーストインパクトは良き良き。

コシは思ったほどではなく、
うーん、何か期待値を上げ過ぎたか？
セカンドインパクトは無し無し。

 

 

 

僕のココロには刺さってこないなぁ〜
ふた口み口・・刺さってこないなぁ〜

 

 

 

天ぷらをイってみよう。

卓上には塩が用意されているので、
これをパラパラと散らす。

えび天、本日の野菜天3種が盛られていて、
海老は海老だよね、美味しいね。
サクッとした軽めの衣なんだけど、
うん、ちょいと油っこいかな。

野菜天3種はさつまいも、かぼちゃ、
そして、こりゃ、何だ？
ブロッコリーだ！
ブロッコリーの天ぷらってのは初めてだわ。
見るのも食べるのも初めてだわ。
口にしてみると、
サクッとした軽めの衣は同様で、
蕾は焦げたように黒くなっちゃってて、
油を多く含んだような印象があって、
やっぱりちょいと油っこいかな。
さつまいも、かぼちゃは野菜なんだけど、
根菜と果菜との違いはあるんだけど、
芋感の似たような感覚が僕にはあって、
ブロッコリーもそうだけど、
なんかちょっとモヤッとしたものはある。

ちくわ天は美味しいだろうけど、
全体的に油っこさは残るので、
天ぷら量を増やさなくて良かったかも。

 

 

 

すだちを搾り入れると爽やかな酸味、
香りが良くて、
生姜もさっぱりとさせてくれて、
口の中に残る油っこさも紛らわせてくれる。
青ネギは無くてもイイかな。

 

 

 

【大粒梅干し天】￥150

メニューを見てたら気になっちゃって、
だって梅干の天ぷらだぜ。
食べたことないんだもん。
そりゃあ、気になるわさ。

 

 

 

口にしてみると、
あ、うん、やっぱりそうね。
梅干の天ぷらね。

甘い梅干で、
種の入った梅干で、
その天ぷらで、
想像を超えるでなくそのまんま、
そのまんまその通りの味で、
わざわざ天ぷらにする必要は無いと思うわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、ま、ま、
そんなこんなで食べ進みての完食。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇気も活気も感じられないバイト衆は、
テーブルの調味料などを片付け始める。

食事真っ最中の真横のテーブルも、
黙って奪うように下げていく。
ただ言われたことをやっているだけ。
時間給を得る為だけの空虚な気持ち、
つまらなそうな姿勢が伝わってくる。

味だけでなく、
環境や接客スタイルなども、
食べ手の満足度の基準だと思うし、
それらを含めてのビブグルマンだと思うし、
そう思いたくはあるけど、
推されての実食だったけど、
それは移転前の評価だろう。
きっと移転前の評価だろう。

今回は移転後だったので、
全く違うものであろうし、
実際、僕の満足度は低かったし、
また食べに行きたい！って思えなかった。

ビブグルマンでもプレートでもなく、
推すこともないし、
推す気にもなれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち食いうどん店の満足度にさえ及ばない。

 

 

 

凸