とりあえずひた走る。
目的地を定めぬままひた走る。
何食べよう?
何食べたい?
何は無くともめん奏心!
よしッ!
イっちゃえ!
【らぁ麺 めん奏心】
休日ちょい遅めの時間帯、
マーヒートラップ発動無し、
外待ちが続く中、
回ってきたメニューを眺めたりして待つの。
トマトが食べたくなったけど、
既に売り切れ。
泣きの一杯も無い。
食べたかったもうひとつにしてみよ。
【紅の辛そば】¥940
立ち上がってくるラー油とカツオの香りに、
グラグラしちゃいます。
紅く一面に広がるラー油には、
刻み玉ねぎが浮かんでいます。
トッピングに配されるは、
三角カットのチャーシュー、メンマ、
味玉、白ネギ、水菜、糸唐辛子、
そして揚げ唐辛子をパラパラ。
まずはスープをひと口。
香ばしきラー油は辛くはあるけど、
見た目ほど辛いというものではない。
舌を針で刺激するようなものでなく、
マイルドな辛さなんだわ。
油のクドさはなく、
刺激と味わいを両立している。
で、カツオの旨みがググッと膨
れ上がる。
よく辛さだけはやたら強いんだけど、
旨みが付いてこないものってあるけど、
こちらは旨みがしっかりと付いてくる。
それを受け止めるは、
自家製の低加水細麺。
茹で上がりに多少ブレを感じる時があるけど、
この日はやや硬めで、
力強いスープに力強い麺が合っている。
旨みを吸い込んでの一体感がイイわ。
シャリシャリ白ネギは食感的アクセント。
チャーシューは厚手の肩ロースで、
三角カットのひと口サイズ。
メンマはポリコリとした小気味良さ、
味玉は黄身に旨さがあるんだな。
麺を食べ終えてもまだまだ楽しむのさ。
刻み玉ねぎがスープの熱でしんなりして、
甘みを持つようになる。
紅スープにシャリシャリ食感が楽しい。
玉ねぎまで食べ切っちゃおう。
完スペフィニッシュ。
この一杯にやっぱ惹かれてしまうんだな。