2周年を迎えた【麺匠 独眼流】
現時点での集大成的で、
3年目に向けての指針ともなる一杯を、
限定提供しました。
その名も【鴉(KARASU)】
あくまでネーミングだけで、
カラスが使われているのではありません。
それ以外の食材が、
ズラリと書き連ねられています。
ズラリと書き連ねられています。
【鴉(KARASU)】¥1,000
トッピングは若干変えての提供。
チャーシュー、ワンタン、メンマ、味玉、
ネギ、海苔による構成。
深い色をしたスープは、
焼きアゴ、焼き干しなどの出汁に、
杉樽醤油や再仕込み醤油などを合わせたもの。
醤油の豊かな香りが膨らんだ後に、
魚介の旨みがグーッと膨らんでくる感じ。
醤油感強めのスープで、
レンゲを何度も口に運んじゃいます。
麺は喜多方風という多加水平打ち縮れ麺。
厚みのない平打ちなので、スズッと啜れる。
スープがしっかりと染みていて、
もっちりとした食感と共に楽しめます。
ワンタンは新しいトッピングね。
チュルンとした舌触りが心地イイ。
餡は刻んだ海老が入っていて、
プリッとした弾力が楽しいわ。
メンマはちょっと驚き。
入っていること自体が驚き。
入っているのが当然かのような、
入っているのが当然かのような、
お決まり事に納得出来ず、
抵抗していた感のある店主。
ゴボウやレンコンなどを、
代用した時期もあったわねぇ~
新たな気持ちの変化、
新たな指針なのかしら?
新たな指針なのかしら?
そういえば気になったのがメニュー。
いつもの手書きのメニューなんだけど、
いつもの“画伯”の絵が無い。
「これ、なんで松本大洋なんです?」
「!」
え?
あ?
ナニナニ?
異常な程に素早いリアクションを見せる店主。
「誰もツッコんでくんないんだよ。
タカ☆さんだけだよ。」
松本大洋作『鉄コン筋クリート』
その中に登場するキャラクターがクロとシロ。
店主曰く、
世の中には黒と白があって、
バランスが取れているんだと。
自身、色々な事に取り組んできて、
それは黒の象徴「鴉」であったけど、
これからは白にも目を向け、
バランス重視を目指すんだと。
そんな想いをキャラクターに重ねたらしい。
3年目の【麺匠 独眼流】
鴉は羽ばたけるかな?
安心安心。 ( ̄ー ̄)