僕はどこのラーメン店も応援してる。

 

 

 

感動するものからそうでないものまで、
その評価は様々だけど、
僕はどこのラーメン店も応援してる。

新店はもちろんだけど、
先輩店も当然そうだったし、
ラーメンに真摯に向き合い、
キレイゴトでなく、
何を食べても美味しい美味しい連呼でなく、
出来るだけ素直な感想を持ちたく、
出来るだけ素直な感想を書いていて、
美味しいものは美味しいと、
そうでないのはそれなりに、って、
今度はそれを評されたりするので、
風当たりが強くなることもあるけど、
それはその人の意見だし、
その意見の押し付けは要らないし、
僕は僕の考えを持ち続けたいんだな。

知らんがな。

 

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

 

 

 

 

こちらの新店はどうなんだい？

 

 

 

【らあめん 馨（かおる）】

（袋井市諸井1928-1）

 

 

 

それまでの流れはあって、
新たに店主となったKATZ。

スタートから賑わいはあるようで、
それ自体は悪くはなさそうだけど、
まぁね、他店でもそうだけど、
似たようなラーメンって多く、
それまでの流れは流れとしても否として、
新しき流れを作るってもアリかなとも思う。

知らんけど。

 

(。-∀-)

 

 

 

店内は賑わっているも、
ちょうど谷間に着いたようで、
駐車場にも空きが出来た。

 

 

券売機は右にあって、
何を食べよっかなぁ〜？？？

思案思案タイムに突入で、
まだ食べてないものにしようかとポチリ。

食券を渡しての調理待ち。

 

 

 

 

 

あ、そう、ショップカードがあったので、
手に取ってみると、
あれ？
スタンプカードにもなってるのね。

ハンコの数によって特典があり、
30個でオリジナルグッズがもらえると。

 

 

グッズって何よ？

 

 

もしも丼なら要らないし、
もしもTシャツなら・・・
どこかの店にイヤミっぽく着て行こうか？

 

 

「やめて！」

 

 

店主は慌てるだろうが、
企ててやろう。
うん、そうしよう。

知らんに。

 

(。-∀-)

 

 

 

 

 

 

 

【馨中華そば 黒醤油】￥1,100

 

 

 

おぅおぅおぅ

 

 

目を惹くビジュアルですわな。
I wanna.

白き丼に対比する黒きスープって、
そりゃ、黒醤油を謳うんだもの、
黒いのは分かりきっているけど、
刻み玉ねぎが見えるだけで、
花鰹に隠されちゃってる。

上に糸唐辛子が載るには載るけど、
そこに目が行かないように、
たっぷり花鰹に隠されちゃってる。

立ち上がる香りがイイぞ。
花鰹の香りがイイぞ。

 

 

 

ま、それはそれとして、
花鰹に影響されないように、
黒きスープだけをひと口。

 

 

 

おほッ！

 

 

 

醤油だねぇ〜
濃い醤油だねぇ〜

深みがあって、
香り良く、
酸味や甘みもあって・・・って、
たまり醤油かな？
後で訊いてみると、
たまりに再仕込み醤油を合わせたんだとか。

ほぉほぉほぉ

 

(￣O￣;)

 

 

なかなかイイ感じじゃないの。
で、それだけじゃなく、
三つ葉の香りがイイ感じなの。

茎を含む三つ葉は細かく刻まれていて、
それがイイ感じに働いているの。
そうなの。

 

 

 

これに合わせるは、
京都・麺屋棣鄂（ていがく）平打ち縮れ麺。

ぷりっとした弾力、
もちっとした歯応えがあって、
スープをしっかりと馴染ませているので、
一体感高くこの世界観を楽しめる。

そこに三つ葉。
上手く働いているなぁ〜
刻み玉ねぎは瑞々しくシャキシャキと、
時折絡んで変化を加えてくる。

この頃には花鰹も入り込んでいるよ。
香りが増してイイ味変効果だな。
加味効果、
加香効果だ。

 

 

 

チャーシューは豚ロースと鶏胸肉。
メンマは細切りメンマ。
それぞれに楽しませてくれるけど、
この一杯にあっては、
それ以上にスープ、麺の方が楽しめるかな。

 

 

 

そんなことでもっての完食。
モチのロンだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな美味しいと言ってくれる、と、
KATZはよく言うんだけど、
だから何？
だったらそれでイイじゃん！
僕に感想を訊かなきゃイイじゃん！
他人様が美味しかろうが、
他人様の意見に合わさにゃいかんの？
僕が何を感じるかは自由でしょ？

知らんがな。

 

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

 

 

 

 

そんなやり取りをすることがあるんだけど、
良かったら良かったなりに言おう。

 

 

「これイイじゃん！」

「でしょ？」

「醤油が目立つからボロが隠せるじゃん。」

 

「・・・・・・・・おい！

　たまに褒めてくれるかと思ったら、
　手が震えるわ！」

 

 

言葉を認識するのに時間を要したものの、
予想通りのツッコミにほくそ笑み、

 

 

「くくくくく」

 

 

下を向いて肩を揺らしちゃったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、ま、ま、
それはそれとして、
新店にしても既存店にしても、
横並びで似たよなラーメンが増えたね。

個性を失い、
面白味を失い、
小粒化してるよな印象。
小粒化してるのは作り手も同様か？

若手時代は周りの力に支えられたのに、
人気を得て程々堅調になると、
若手を支えることはせず、
先輩風を吹かせたり、
果ては威圧感を与えたり、
お山の大将を気取ったり・・・

ま、そんなことをしたら、
客は敏感に感じ、
足は遠のき、
閑古鳥が鳴いて水面下に沈んだり、
そんなこともあるやもだけど、
狭い世界の話だよ、
とにかくワクワクさせてよ。

ワクワクするラーメン作ってよ。
ワクワクするラーメン食べたいよ。
ワクワクさせてよ。