SNSで上がってたのよ。
秋の風物詩とも言うべきラーメンで、
あちこちで提供が始まっている。
僕の記憶が確かならば、
静岡県県下においては、
オヂサマが東部「ろたす」に刺激を受け、
それを試行錯誤で昇華させて広めたけど、
作り方も広めちゃったので、
あの店この店その店はもちろん、
カレー店まで限定でへろっと出す始末。
広まりましたなぁ〜
まぁ、旨いんだけどね。
でも似たかよったかで、
パクリ多売といったものが例年出され、
食べ手の僕としては興味が薄らいじゃって、
例年食べたり食べなかったり。
そんな中、
SNS情報で気になる一杯が。
それは食べてみたいな。と、
珍しく興味が湧いたんだけど、
7時からの朝ラーの店。
いやいやいや、
ただでさえ腰が重くなってるのに、
早朝攻めはキツいなぁ〜
早起きとはキツいなぁ〜
そうは思うものの、
珍しく食べたい気持ちが上回り、
むうううう
頑張って早起きしてイっちゃおう!
LET'S ら!
( ✧Д✧)カッ!!
( ✧Д✧)カッ!!
( ✧Д✧)カッ!!
シャッターには間に合わずだったものの、
ま、それでもイケるだろうと、
タカ☆を括ってたんだけど、
マヂか?
マヂか?
マヂか?
建物を曲がった先にまで列は続いていて、
駐車場空き無しのリアルな現実本気の現実。
僕はピンボケ。
珍しくの早起きともあって、
体調不十分な状態でもあったので、
間近なコンビニで休憩しとこう。
マヂか?
マヂか?
マヂか・・・(( _ _ ))..zzzZZ
1時間ほどして体調も若干回復したので、
LET'S ら!
( ✧Д✧)カッ!!
( ✧Д✧)カッ!!
( ✧Д✧)カッ!!
【ラーメン こころ】
それでも列の長さは変わってはおらず、
でもスペースは出来ていてのラッキー駐車。
はぁ~、でも外待ちは長いな。
お腹ペコリンだもんで、
アイムラビニが頭をよぎるも、
ココロぶらさずの待ち待ちマヂ。
1時間弱。
ようやくスタッフに促されての入店で、
そのまま券売機前へ。
40食の用意とはされていたものの、
休憩や待ちもあってキビーかと思うも、
あらぁ〜❤
イケるじゃないのさぁ〜
気まぐれメニューもイっときましょう。
ポチリ&ポチリ。
中待ち席でじっとしていると、
調理の手が空いたようで、
TKC店主が声掛けして食券を集めに来る。
「食券いただきます。」
気づかれていないようなので、
下を向いたまま、
気まぐれメニューの食券のみ出してみる。
「気まぐれだけですか?」
「それだけでお願いします。」
怪しい素振りに気づかれたので、
やむなしもう一枚の食券を出す。
「限定C・・・食べます?」
「しょうがなく。しょうがなく・・・」
軽いジャブで互いに牽制しつつしつつ。
しばらくしてカウンターへと促され、
セルフで水を用意しての着席。
先日テレビで冷やしの限定を紹介していて、
それが気になっていたものの、
今回は見送ったので訊いてみよう。
「煮干の冷たいのはいつまで?」
「9月末まで冷たいやつをやって、
10月からは温かいやつにします。」
「冷たいやつを食べてみたかったぁ〜
テレビで見たもんで・・・」
「サイン書きます?」
ニヤつきながら返してくるので、
強く返してみる。
「・・・調子に乗るなよ。」
「あ!裏垢でDMきたんすよ!
調子に乗るなよって。」
「佐々木さんじゃない?」
「あ!」
出身先の店主の名前を上げて返すと、
可能性ありそう、な顔をして試合終了。
第2試合は味わいの勝負だ。
「お手柔らかにお願いします。」
【秋刀魚ラーメン】¥1,300
間に合いましたよぉ〜
売り切れになる前に食べられますぅ〜
丼が同系色なので、
スープは色目的に目立っているでないけど、
その妖しき深みは目立っている。
粘度高そうで、
なぜか惹かれるものがあるのよ。
食べてみたいと思わせたのよ。
ヤバ〜い。
それとトッピング。
これだけ魚魚したスープに対し、
安易にチャーシューを盛るでな・・・
はぁ?
チャーシュー入ってんのかーい!
マヂか?
マヂか?
マヂか?
サンマのコンフィが載るってんで、
そりゃ、素晴らしい!と思ってたんだけど、
はぁ?
マヂか?
マヂか?
マヂか?
通常チャーシュー3種が入ってんじゃん!
うわぁ〜
興醒めだわぁ〜
まぁ、ココロを読み取られないように、
とりあえずスープをひと口。
ほほッ!
これは見た目通りでスゲェな。
濃度が高いのよ。
粘度濃厚でザラつきがあって、
旨み濃厚でそれに負けずであって、
味も濃厚で押しが強い。
ハラワタの苦みもふっと感じたりで、
とにかくサンマ、焼きサンマが豊漁で、
ガツン!と濃厚濃厚濃厚。
店主曰く、
白湯ベースに合わせたそうで、
だもんで粘度濃厚でこってりで、
でも旨みは立っている。
後半エンミがどうなるかはさておき、
ファーストインパクトはイイ感じ。
合わせるは低加水細麺。
これだけの粘度ですもの、
しっかりと、
ねっとりと、
ちゃっかりと麺にまとわり付き、
しこぱつな歯応えで応える。
エンミの馴染みはもちろん良く、
後半エンミがどうなるかはさておき、
ファーストインパクトはイイ感じ。
これは白ネギだよな。
薄っすくスライスされたもので、
シャリシャリと絡んでくるんだけど、
その食感、舌触りに気を取られ、
スープと麺を邪魔する感じがあって、
あまり合うとは思えない。
刻み玉ねぎは逆に合うとは思うんだけど、
パンチあるスープの前にあっては微弱で、
バランス的にはもっと粗目でも良さげ。
バラ海苔は磯の風味が旨みをプラスし、
香りを高めるんだけど、
パンチあるスープの前にあっては微弱。
スープ粘度の高さが気になってくるな。
すだちは・・・無いわぁ〜
搾るとその爽やかな酸味が合うんだけど、
その量はイイんだけど、
半分に切ったものを一緒に載せていて、
このベチャつくすだちを触りたくないな。
紙おしぼりが卓上にはあるけど、
手が汚れるのがキライなのよ。
果汁だけならまだしも、
粘度濃厚スープ付きを触りたくない。
厚みある輪切りで8の字搾りしたかった。
で、チャーシュー。
サンマのコンフィは7時間掛けて、
オイルで煮たものだそうで、
その相性はバツグン。
ほくっと柔らかで、
骨まで食べられる柔らかさで、
これはナイス!
サンマスープにコンフィ身がナイス!
なんだけど、
魚魚で良くね?
せっかくコンフィで魚魚にしたのに、
なぜチャーシューはそのまま?
世界観をあえて壊すように作ったのかしら?
つまんねぇ〜
店主が様子を伺ってきたので、
スープ、コンフィに関しては良き良き、
そんなニュアンスを伝えるも、
あえて間を作って不安を煽り、
「でもね・・・チャーシューはね・・・
要らねぇ〜、つまんねぇ〜」
素直な感想を伝えておきました。
後半、やはりエンミが舌に蓄積し、
麺にも蓄積しだしてしょっぱく感じ始め、
更には粘度の濃厚さが重く感じてきて、
食べるのにしんどくなってくる。
ヘビーだな。
あ、黒煎り七味が合うらしかったけど、
時既に遅しだったわ。残念。
【生マグロとハタ、クエ、カサゴの白身づけ丼】¥350
気まぐれメニューで海鮮丼の提供があり、
茶漬け飯とも迷ったけど、
今回はこちらも注文。
魚、美味しいよね。
多分美味しいよね。
漬けの醤油感が強く、
サンマラーメンのエンミの蓄積もあって、
エンミエンミ重ねでもって、
ちょいと味的にヘビーだし、
口の中の水分もヤラれちゃってて、
お出汁で茶漬け風にして、
サラサラサラッと食べたかったな。
はい、そんな感じでもって完食。
面白い要素はあり、
面白くない要素もあって、
もっと面白くなる気もしての退店。
ごちそうさまでした。
秋の風物詩になりつつあり、
あちこちの店でシーズンが始まっていて、
でも、それらの情報が飛び交う中で、
こちらの一杯が惹かれたので食べたけど、
やっぱ技術的には上手く出来てて、
まぁ、あちこちの店が出すくらいなので、
作りやすい要素があるんだろうけど、
マタオマ感がつまらなさを生んでいて、
差別化が必要だと思うんだけど、
ネコシャクの焼きサンマオンパレードで、
つまんねぇ〜
しかもありきたりの通常トッピング、
チャーシューONだもの。
つまんねぇ〜
もう分かった!
もう分かったから、
他とは違う、
他が逆にマネするような一杯って、
誰か作れねぇもんかね?
つまんねぇ〜
で
サンマが終わったらサバですか?
多分、焼きサバの方が旨いとは思うけど、
間違いなくサバの方が旨いとは思うけど、
こちらもまたあちこちでネコシャクで、
誰かが始めたのをマネっこしちゃって、
サンマが終わったらサバって、
つまんねぇ〜
焼く魚を変えただけでしょ?どうせ。
つまんねぇ〜
ワクワクする一杯を楽しみにしてますよ、
今後ともに。
ココロから。
(●´ω`●)