ちゃんと炊きの豚骨を欲してきちゃって、
浜松地区のそれも好きだけど、
県境を越えた先の豊橋の一杯も好き。
てか、それが食べたくなったの。
そうなの。
ちょっと昼時遅めの時間帯での到着も、
駐車場はほぼほぼいっぱいで、
ギリ空いたスペースに滑り込ませる。
【ラーメン専門店 RAGAYA】
店内は満席状態で、
でも食べ終わりのタイミング客が多く、
さほど待たずに入店はラッキー。
手指消毒を済ませた先は、
厨房を大きく囲むL型カウンターがあり、
券売機は左見返り部にある。
辛い地獄も食べたくはあるけど、
今回はノーマル豚骨を欲していて、
モチのロンでそれ、
その大盛、
ネギも付けちゃおう!と、
ポチリ&ポチリ&ポチリ。
店主は厨房内で寡黙に調理ちうで、
食券を置いても特に反応無し。
お好みを訊かれることもないので、
ロック流れるモニターは賑やかななれど、
静かに静かに静かに調理を待つのみなのさ。
【ラーメン(大盛)】¥750+100+白髪ネギ¥200
ふほほほほ
追加した白髪ネギに隠れ気味だけど、
その下に広がるスープに惹かれてしまうね。
立ち上がる豚骨の香りがタマラナイのよ。
トッピングにはチャーシュー、ホウレン草、
海苔を配していて、
いわゆる家系スタイルの表情をしている。
まずはスープをひと口。
まったりと優しく舌を包み込む粘度があり、
やや濃いめの醤油感。
油によるギトギト感はないので、
その旨みをじっくりと味わえる。
これ、イイよなぁ〜
ニヤけてしまうわ。
合わせるは中太麺。
スープをしっかりと絡め上げ、
硬めの茹で上がりで、
ぐっと噛み締め感があり、
一体感のある旨みを楽しませてくれ、
スープの濃厚さに対しても引けを取らない。
硬めではあるけど、
この感じはキライではなく、
むしろ好き。
ずるずるずる、と食べさせ、
ここに白髪ネギを絡めると、
その辛みある風味と共に、
ざくざくと食感に変化を与えてきて、
この感じもイイね。
チャーシューは味がしっかりと染みている。
ホウレン草はシャキシャキさを残している。
海苔は麺と一緒に運ぶと、
磯の香りで変化を付けてくる。
卓上に調味料があるので、
ニンニクと唐辛子を使い、
香りと辛さで刺激を与える。
この味変がイイのよね。
箸が加速しての食べ進みで、
そりゃあ、
モチのロンで完食ですわん。
ちゃんと炊きの豚骨、
味わいましたわん。
満たされましたわん。