2023年4月オープンの新店で、
まだ1年経っていない。

浜松を走る国道150号と、
そこに接続する飯田街道という場所にあり、
訪ねた休日のこの日、
昼時ともあって店前は混雑していて、
第2駐車場へと車を停める。

 

 

 

【中華そば 仲屋】

（浜松市中央区向宿1-6-21）

記帳して暫くの待ちはあったものの、
思ったほど待ち時間は短くて入店を促され、
ラッキーラッキーラッキー。

 

 

店内は左前方に厨房があり、
それを囲むL型カウンター9席、
テーブルは手前に2席×1脚がある。

 

 

タッチパネルの券売機は右側に。

メニュー写真があったので、
それをチラッと眺める。
今回は他に食べたいものもあるし、
なんだ、まぁ、その、あれだ、
チャーシューを特に必要に思わずで、
“かけ”をイってみよう。

片方は塩だと思うけど、
写真2枚が共に醤油なんだよね。
ミスプリですよ、仲屋さん。

ピッピッピッ。

 

 

 

席に着くと卓上には調味料。

「替玉」の表記があり、
慌ててメニュー写真を見直すと、
あ、そこにあったんだ！

券売機の表示に含まれていた。

無料ってのはありがたいんだけど、
そこ以外、カウンター周辺に案内は無く、
食べた具合で替玉するや否や決めたいし、
気付いた人だけが食べられる特典みたい。

せっかく無料なのにありがたみが薄れるな。

 

 

 

 

 

あ、あとね、
ティッシュがそれぞれの目の前にあり、
用意されてること自体は嬉しいけど、

 

びら〜ん

 

奥行き狭きカウンターの領域を侵し、
ちょっとイヤだなぁ〜
むしろ邪魔だなぁ〜

この後、ラーメンが提供されるんだけど、
トレイに載せられた商品に触ったので、
気分を害したわ。

ティッシュとは言え、
誰かが触ったかも分からんもの。
ありがたいアイテムではあるけど、
置き場所は再考した方がイイと思うわ。

 

 

 

 

 

【かけ塩そば】￥800

 

 

 

そそる表情をしてるなぁ〜

 

 

白き丼は口を大きく開き、
透明感ある黄金色のスープをたたえていて、
縦方向に麺線を魅せている。

かけそばを謳うんだけど、
刻み玉ねぎ、白ネギ、芽ネギの薬味は載せ、
芽ネギは真っ直ぐに揃っていて、
この中にあっては凛とした印象を与える。
イイ感じではあるね。

 

 

 

スープは表面にコッテリ感が見られたので、
ちゃぷちゃぷしてひと口。

 

 

 

オイリーです。

 

 

 

唇をヌメらすような入りで、
そこから鶏を主体とする香り、
魚介の旨みが重なっていて、
塩のキリッと感はあるものの、
尖ったものでなく円やかさがあって、
ほんのり甘みある旨みをじっくりと、
味わわせるような印象。

醤油を食べた時に比べると、
アツアツではなくなったか、
ややぬるくなった感じには思える。

 

 

 

合わせるは自家製の低加水細麺。

ぱつぱつとし、
ぐっと噛み締め感のある力強さがあって、
僕的には好きな感覚ではある。

スープの馴染みを徐々に高めていく。
刻み玉ねぎなどの薬味類は香りと共に、
その食感で楽しませてくれる。

前回は醤油だったので、
今回は塩にしてみたけど、
ややオイリーな感は否めずで、
好みな方向性ではあるけど、
ちょいちょい気になるものはあるなぁ〜

 

 

 

【水餃子5個】￥350

かけにした理由は水餃子も食べたかったし、
チャーシューが好みではなかったこと。

柔らかな皮の触感からの入りで、
肉、キャベツ、ニラが使われる餡で、
必要十分の下味が付けられているので、
そのままでもイケるっちゃあイケる。

同時提供のタレは軽い酸味のあるもので、
味付け的にはもうちょい強くても良さげ。

ラー油を使ってみるも、
まぁ、特にココロ揺らさず。

ワンタン風にしたらどうだろ？
スープに浸けてみたんだけど、
まぁ、特にココロ揺らさず。

 

 

 

 

【まかないチャーシュー丼】￥390

刻まれたチャーシュー2種、
低温調理チャーシュー1種が載っている。

今回は醤油ダレがちゃんと掛けられていて、
その一体感は高く、
運ぶレンゲが止まることはない。

 

 

残るスープを注いでの茶漬け風もイケる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イケたんだけど、さ、
それよりも、さ、血がヤバい。

盛った時点でヤバいってのが分からんのか、
いや、盛る以前にその出来に疑問だけど、
提供された時から一点凝視で、
ラーメンを食べても、
水餃子を食べても、
その赤き一点がずっと気になっていた。

ラーメンに入ってるならば、
スープに浸す逃げも考えれたけど、
ゴハンものはもう逃げようがないな。

 

 

 

食材を残すのは不本意ではあるけど、
これはスルーするぅ〜

てか、せざるを得なかった。

赤が入っていないものも口にしてみると、
血生臭みはあって、
脂と共に口の中に残る感じで、
化調は使わない店ではあるんだけど、
退店後もモヤモヤと口に残り、
気分はあまり宜しくはないわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、そう、
気分宜しくない点をもうひとつ。

 

 

 

 

 

トレイが汚れてたの。
油でテカってたの。
あちこちテカってたの。

 

 

 

 

 

なんとなく気になる程度ではあるけど、
一度気になっちゃうと気に入らなくなるの。

 

 

 

 

 

なんかイヤだなぁ〜

そんなことを思いつつ、
ふと顔を上げると厨房が見える。
若きスタッフが忙しそうに働いている。
テキパキと機敏に動いている。
電子レンジを開けてつけ汁の器を温め、
それを取り出し、
トレイを並べ、
食材を摘まんで盛り付けし、
次の食材も同様に、
電子レンジを開け・・・

 

 

 

 

 

んーーーーー

 

 

あの青いゴム手が気になるなぁ〜

食材盛り付けから何から全部それで、
清潔感あるように見えはするけど、
逆に清潔感無いように思えちゃう。

素手なら油が付いたら気になるでしょうが、
青いゴム手を介しているので、
気付かないんだろうなぁ〜
他店でも目にすることはあるけど、
特に気付くことはなかったけど、
気遣いが裏目に出てる気がするなぁ～

装着が全ての免罪符になるとでも思う？
そんな疑問が芽生えちゃって、
あまりイイ気分はしないなぁ～

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青いゴム手もそうだけどさ、
チャーシューの血もそうだけどさ、
学校では作り方を教えてくれてもさ、
それなりのものは作れるかもだけどさ、
そういう細かいところはどうなんだろ？
スタッフはスタッフとして、
店主はそのあたりどうなんだろ？

 

 

 

 

 

僕は気になるわ。

 

 

 

 

 

 

なんだかさ、
トータル的にさ、
気持ちイイ食事ではなかったわ、あたしゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凸