前回の印象が良ければ、
また足を運びたいって思うのは至極当然で、
それはSNSを賑わせている店、
ラーメン本などに載る店はもちろん、
そうでない店も同様で、
あ
そうそう、
有名店だから美味しい、と、
そんな投稿を見かけたりするけど、
“美味しいから有名店”であって欲しいので、
そこは自分の舌を基準としたくある。
美味いか否かは自分で決めたいものです。
磐田インター近くのファミマを東へ、
次の信号を左に向かうと見えてくる。
【中華料理 澄栄 磐田店】
開店直後の時間帯が狙え、
駐車場も店内もまだ落ち着いた状況。
手指消毒を済ませて進むと、
右手に厨房とカウンター、
通路を挟んで左手に小上がりがあり、
席数はこのご時世で間引かれている印象。
カウンターは懐かしさを感じる赤で、
水と共に、
びちゃびちゃのおしぼりが提供される。
メニューはこちら。
平日はランチがあり、
ライスの付いたラーメンは¥480と、
単品ラーメンよりも安いという、
こりゃ、ありがたき設定。
今回はランチでなく、
違う組み合わせでイっちゃお。
【餃子(小)】¥400
こちらからの提供は前回同様。
ラーメンはどのタイミングで提供されるか?
ま、でも混雑はしていない時間帯なので、
そうそう遅くなることはないであろう。
平皿からはみ出そうに餃子7個、
そしてタレ用の小皿には飴がひと梱包。
いつも通りに、
まずは何も付けずにひと口。
あら?
前回は形崩れずにひょいと摘まめたものの、
今回はふにゃっと皮が柔らかで、
焼く際の水が多いように感じる。
それは中も一緒で、
ニンニクぶわぁッ!
調味料は使わずとも餡の旨みは十分なれど、
水っぽくなってしまっているのは否めずで、
今回は前回ほどの感激はない。
【スタミナ味噌ラーメン】¥800
時間差は今回は少なくの提供の一杯は、
見た目は野菜炒めの載る味噌ラーメン。
キャベツ、もやし、ピーマン、ニンジン、
玉ねぎ、キクラゲ、豚肉など、
そして玉子焼きというか茹で玉子というか、
とにかく玉子が使われている。
スープをひと口。
酸味、エンミの強い味噌が前面に出て、
それが主であるようでややしょっぱめ、
これはなかなか珍しく、
味噌立ちのスープといったところ。
ニンニクや辛みが感じられるものでなく、
この時点では“スタミナ”らしくは感じない。
食べ終わるまでにはそう思えるのかしら?
麺を引き出してみると、
顔を出したのは細麺。
太いものを想像していたので、
これは意外ではあった。
ぷりっとした弾力、
しこしこと硬めの歯応えがあり、
スープの馴染みが進んでいくと、
もちっとした感じも出てくる。
ノビは早めな気がするので、
ちょいと早めに食べなきゃ!なんだわ。
スープの馴染みは良く、
一体感持って上がってきて、
野菜類を一緒に絡めると、
しゃきしゃきざくざくこりこりなどと、
食感に変化を加えてくる。
食欲は刺激されるねぇ〜
おや?
中からハムが出てきましたぞ。
面白いアイテムでありますな。
玉子は半熟加減。
おりょ?
そのまま食べ進んでから、
スープに隠れてしまった麺や野菜類を探り、
見つけては食べていたんだけど、
エビ!
そこからエビが現れた。
提供時には見えなかったものなので、
ちょいと得したような気分になるわ。
とかなんとかで、
餃子も共に食べ進みての完食。
ややしょっぱめで、
ストレートな味噌感の一杯ではあったけど、
食べ終えはしたけど、
ニンニクや辛みなどを使うような、
“スタミナ”感は感じず、
味噌ラーメンで良くね?
ってな感じで支払いを済ませて退店。
違う一杯も食べてみたいわ。