先日はスルーだったのよ。
スルーせざるを得ない状況だったのよ。
貴重な朝ラーチャンスではあったものの、
平日にも関わらずに外待ち多数、
駐車場空き無しじゃあ、
即ココロ折れな俺。
でも、
このままじゃ1週間が過ごせない。
活力源とするには行かねばねばだ!
\\\\٩( 'ω' )و //// ウリャウリャリャ!
【麺屋 菜花奈(なばな)】
休日の昼時を前にして、
当然のことながら外待ち多数で、
でも駐車場は空きがあって、
てか、
ちょうど入れ替わりの谷間だったようで、
その後に列が延びたことを考えると、
ラッキーなタイミングではあったみたい。
それでもそこそこ待っての入店で、
左手の券売機前へ。
あ、そうだ、限定はあるのかしら?
振り返ってみると後客が着いていたので、
残念ながらブラックボードは見れずで、
ま、でも食べたいものは決まっていたので、
狙いを定めてのポチリ&ポチリ。
【地鶏出汁(かけ)・塩】¥800
かけ!かけ!かけ!
トッピング無しの潔しの“かけ”なのよ。
トッピングが無ければラーメンじゃない、
そう言う人も居たり、
そういう考えもあるかもだけど、
中国には“ 光麺”という、
同意の言葉もあるくらいだからねぇ〜
まぁ、でも、そこんとこが大事ではなく、
おざなりのトッピングより、
スープと麺だけで食べさせる力があれば、
それはそれでアリかなとも思うし、
満足させてくれるならどちらでもOK。
さて、菜花奈のはどっち?
スープは地鶏・天草大王を使ってるそうで、
表面には鶏油が層を成しているので、
ちゃぷちゃぷしてひと口啜ると、
やはりオイリー感があるものの、
鶏の濃厚な旨みが魚介を支えていて、
あ、以前僅かに感じたアサリは感じず、
でも何かが突出するでないんだけど、
総合的に魚介系がしっかりと効いていて、
角の無い塩加減で旨みを表現してる。
合わせる特注麺は仕様が変わったようで、
平打ちの中細麺となっている。
特注ということで、
店主曰く加水率を上げ、
切り方を変えたとかで、
どうやら逆切り麺になるみたい。
とはいえ、
表面の滑らかさはあって、
この感じだとスープが流れそうなんだけど、
しっかりと絡み上げてくる。
つるんとした舌触りで、
しっとりと柔らかく、
歯応えは残していて、
これはスープに合っている。
スープと麺だけでも成立する一杯なんだな。
だから青ネギは一緒に提供はされたけど、
青き香りがそれを壊しそうに感じるので、
使わずにおく。
うん、そうしゅる。
完スペは必至。
時を戻そう。
食券が厨房に渡ると、
「醤油、違うやつにしてもイイですか?」
ほへ?
そういう申し出は断る術を知らないので、
てか、サプライズ的で嫌いじゃないし、
ノらない手はない。
「お願いします。」
何でも古醤油・十歳造を提供してくれた、
関西の○○パンさんから新たな貢ぎ物❤
これをブレンドしたものか?
裏限定の生姜醤油か?
どうなるものか?
危ぶむなかれか?
もちろんどう考えても貢ぎ物の方が魅力的。
箱に入った醤油のブレンドをお願いちゃん。
【地鶏出汁(かけ)・醤油(濁り醤 匠ブレンド)】¥800
どうよ?どうよ?どうよ?
深みのある醤油感がそそるわぁ〜
こちらもまたオイリーな層があるので、
ちゃぷちゃぷしてからひと口ね。
あ!
これはこれは!
3年熟成された生醤油だそうで、
尖った酸味が優勢な醤油感があり、
で、これに引き出されるよな形で、
鶏の甘みを強く感じる。
これは面白いな。
今でも提供される「十歳造」とは違い、
コクや深みはそちらの方があって、
こちらは3年でも若いような印象。
でも鶏の引き立て方は違ったりで、
たまたまのタイミングで提供の一杯ながら、
こういうお勉強もたまにはイイかな。
麺には染み込むように馴染んでいて、
その一体感もよろし。
ネギは醤油には合うと思う。
こちらもまた完スペにてフィニッシュ。
いやぁ〜、
トッピング有りの一杯もアリだけど、
トッピング無しの“かけ”もアリだと思うな。
かけで塩と醤油を食べ比べて、
そのままの旨みを感じて欲しいわ。
うん、やらずしてどうする?
m9( ̄▽ ̄) ドドーン!