足は短くとも、
延ばしたくなる時もある。
・・・あるのよ、たまには。(´⊙ω⊙`)
ちょっくら頑張ってみました。
東京「せたが屋」、
大阪「麺屋えぐち」を経ての開店だそうで、
それは前情報としては興味深くはあるけど、
ま、そんなことよりもその見た目に興味津々。
食べてみたいな。
2017年11月20日オープン。
【麺屋 そにどり】です。
ん?
そにどりって何ぞや?
調べてみると、
カワセミの古い呼び名なんだとかで、
あ、だからその絵が使われているのね。
美容室との併設店舗で、
駐車場は表に1台、
美容室横を通って裏手に7台分を用意。
店内は左手に厨房付きカウンター6席、
テーブルは4席×2脚、2席×2脚を設けます。
メニューはこちら。
つけは準備中で、
醤油ラーメン系のラインナップが並びます。
うん、海老ワンタンに興味を惹かれちゃうな。
それにしてみよっと。
「100円で大盛に出来ますけど、
どうされます?」
若き女性スタッフは元気で、
ハキハキした声で問いかけてくる。
腹パンを求めてはないので普通でイイわ。
「あ、並でイイです。」
「裏にもメニューはありますけど、
よろしかったですか?」
「ゴハンものもありますけど?」
は?
矢継ぎ早に問いかけてくる。
「それだけでイイです。」
うん、分かるよ。
促して客単を上げたい気持ちは分かるけど、
考えて決めてから注文してるのに、
後からあーだこーだ言われても、
押
し付けがましく、
しつこさを感じるんだわ。
他客もそれに応じることはない。
どうせなら先に言ってくれればイイのに、
ちょっとイラつくわ。
【海老わんたんめん】¥1,050
全部入りは別にあるけど、
それ相当にトッピングが広がる一杯。
スープは錦爽鶏に数種の煮干合わせたもの。
タレは天然杉桶仕込みの醤油を使ったもの。
麺は小麦ブレンドの自家製細麺。
チャーシューはタレ漬け肩ローをスチコン。
メンマはタケマン製をスープと醤油で煮込み。
ワンタンはぷりっぷり海老たっぷり。
海苔は有明産。
全て国産で化学調味料不使用なんだとか。
スープをひと口。
ほんのりとした甘みがあり、
軽やかながらも醤油感の深みがあるスープで、
鶏をベースに力強く、
煮干が旨みを高めている。
最初のひと口に生臭い感じがあったけど、
以降は気にならなくなった。
しっかりと旨みの厚い層が出来てる印象。
ただ醤油自体のクセなのか、
エガエガと喉に引っかかる感じはするな。
合わせるは低加水細麺。
しなやかでグッと強めな歯応えがあり、
でも重た過ぎずの軽やかさ。
スープの馴染みは良く、
これはイイなぁ〜
白ネギは繊維に対して直角に細く切られ、
そのシャリシャリとした舌触りが合ってるわ。
チャーシューは肩ロースを使用。
柔らかみある肉質感はイイけど、
僅かながらに血生臭みを感じた。
メンマは国産の竹を使い、
製造するタケマンのもの。
これはテレビで観たことあるわ。
国産のは希少なんだとか。
歯応えポリポリと存在感あり、
甘みやや
強めな味付け。
悪くはないけど、
一杯としてのバランス的には抜きん出てて、
味付けは抑えた方が良さげな気はする。
で、海老ワンタン。
ちゅるんとした皮はやっぱイイよなぁ〜
餡は肉と海老を半々程度合わせた感じで、
香りはイイと思う。
ただ海老は言うほどプリッとはしてないぞ。
なんか冷凍を戻したようなパサつき感がある。
完全スープペロリの完スペ。
悪くはないし、
麺とスープの相性もイイ。
だけど醤油のクセなのかなんなのか、
喉にエガエガが残ってしまい、
それが次を求める余韻に繋がらないのは残念。
開店早々にしては、
レベルは高いとは思うけど、
なんかもったいなさではあるんだよなぁ〜