「行けなかったぁ〜」
「はぁ?」
「行けなかったぁ〜」
「うわぁ〜、その気なかったくせに。」
大袈裟に残念そうな体でニヤける店主。
先日「渡なべ」周年イベントがあり、
限定麺が提供されたんだけど、
そこには卒業した店主が集まり、
閉店したヤマシロ店主も。
そんなこともあって、
参加しないの?と促してみたことがあり、
ヤマシロ、桜上水船越両店主も来店し、
そんな話をしていたようだけど固辞。
意思の強さを示しはしたものの、
その残念そうな体でニヤけるって、
へそ曲がり感ありあり。
来年はパパパパパイン店主と一緒にどう?
【浜田山】
外待ちは居なかったので、
これはラッキー入店か?
なんてなことを思ってドアを開けると、
中待ち立ち待ちが券売機横まで続いてて、
そっと静かにドアを閉じる。
そうなのよ、これがあるのよね。
外待ち先頭なので大人しく待つかな。
先日は臨休でフラれてしまったので、
今回は意地でも食べたい気分なのよね。
退店客が何組か出たことを見計らって、
ドアから中の様子を伺っての入店。
券売機前。
さてさてさて、
気分は清湯塩だったんだけど、
アレが出来るかな?
ちょっとイタズラしてみたいと思ってて、
それが出来るかは分からないけど、
あのスープなら合わないことはないと思う。
ダメならダメでやむを得んけど、
多分やってくれると思う。
うん、きっとそう。
てなことで、
ポチリ&ポチリ。
替玉1玉ポチリ。
食券は中待ち時に回収された後、
順番となったら席を促されるので、
セルフの水を用意して着席すると、
冒頭のやり取り開始。
「行った?」
「行ったよ。」
「えぇ〜、どうだったの?」
浜田店主による事情聴取が始まるんだけど、
そんなら自分で行けば良かったのに・・・
渡なべでの立ち位置を知りたいし、
そんなこんなの厨房入りも見てみたいけど。
(*ФωФ) ジィィィ
【辛味塩らーめん】塩らーめん¥950+辛味¥120
それはそれとてラーメンは提供される。
「魚介豚骨」に合わせたことはあるも、
塩も醤油も負けない力強さはあるし、
受け入れる力はあるように思えるので、
これって清湯ラーメンにも合うんじゃね?
そんなことを思って注文した「辛味」
何のやり取りもなしで対応してくれました。
【辛味塩らーめん】です。
あああああ ⤵
昔、イヤな思いをしたことがあったっけ。
赤い看板にパンダがトレードマークの店で、
辛いやつが単体ボタンであって、
特に案内があるわけじゃないので、
清湯に合うんじゃないか?って頼んだら、
それは白湯用だと言われ、
提供はするけど、
ブログに上げるなと高圧的に言われ、
あーでもないこーでもない言われ、
イヤな気分にさせられたことがあって、
まぁ、結局潰れたし、
その後もその方は3軒で携わるも、
結局居なくなっちゃったし、
どうでもイイんだけど、
まぁ、そんなイヤな経験があったので、
今回はどうなんだろ?と思っていたけど、
何のやり取りもなく対応してくれたので、
そこんとこは力量の違いかな?
なんてなことを思ったりのたり。
浜田山は違うのだよ。
白き丼に映える赤きスープ、
自家製麺はそこに透けて見え、
チャーシュー、穂先メンマ、
青ネギ、海苔を配している一杯。
楽しみだわ。
まずはスープをひと口。
おほ!
結構辛みがあるぅ〜
舌を刺すような尖った辛みなんだけど、
塩スープがハッキリ旨みを持っているので、
強い辛みであっても成り立つ効き方。
ウマカラだわぁ〜
醤油ともきっと合いそうだよな。
そちらはまた試してみようかしらん?
合わせるは加水低めの細麺。
硬めの茹で上がりでもって、
ポキポキとした歯応えがあり、
スープに負けない抗うような存在感。
でも一体感は生んでいるので良き良き。
ここに青ネギが絡み始め、
ザクザク食感と共に青き香りを放つ。
チャーシューは側は黒く、
中はピンク色をしたもので、
しっかりと染みた醤油が滲み出てきて、
酸化臭や血生臭みなくて良き良き。
しっとりとした噛み締め感もイイなぁ〜
穂先メンマは一時流行したものの、
あまり見かけなくなった気がするけど、
こちらでは健在。
シャクシャクとした軽い食感、
滲み出る出汁感がイイんだな。
うんうんうん、
そんなこんなで食べ進めるんだけど、
いつか終わりは来る。
替玉のタイミングが来る。
【替玉】¥100
終わるタイミングを見越して替玉コール。
これを投入して箸で広げて馴染ませる。
更に硬い歯応えで、
まだ馴染みきってないバランス感を楽しみ、
あ!
ふいに思い出してお願いをしてみる。
辛味白湯を食べた時に、
刻み玉ねぎが合うような気がしたので、
それを店主に伝えてみると、
「入れるよ。」
軽い返事をもらっていたので、
お願いして少し分けてもらう。
シャキシャキ瑞々しい食感で、
合うっちゃあ合う。
合うっちゃあ合うんだけど、
プラス料金で「ねぎ(¥150)」も良さげ。
頼んどいてなんなんだけど、
うん、青ネギも合うかもしれないな。
次はそれを試してみようかしらん?
ま、そんなこんなで、
替玉も食べてしまうのだけど、
まだイケる。
欲してしまうよ、まだイケる。
【替玉】¥100
今度は現金対応してもらっての替玉。
同じように馴染ませたらば、
今度は黒コショウを挽き入れてみる。
ミルだけに。
(;゜3゜)~ ♪
辛味スープにこれまた合って美味しい。
楽しく食べ進めての完食。
まぁ、このくらいにしといてやろう。
途中、手が空いた店主の事情聴取は続き、
少しは興味を持ったかしらん?
とにかくとにかく、
そいつはともかく、
「辛味」を使った一杯、
白湯も清湯も使えた一杯、
変化させて楽しめたんだけど、
でもあの塩そのものもイイんだよねぇ〜
改めてノーマルを食べたくなったわ。
さて、次は何食べようか?
では。