夜の帳が下りる頃、
声が掛かって久々の夜ラボ参加。
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【会員制ラボラトリー】
昼営業のみの店ではあるんだけど、
夜は会員を対象とした予約制の店で、
コース料理のみとなります。
既にメンツは集まっていて、
飲み物は各自の負担ってな感じで、
まずはビールをイっちゃいましょう。
【ビール】
カンパーイ!
ぷひゃあ ε-(´∀`; )
【コース料理】
順次料理が提供されていきます。
【兵庫のホタルイカ】
酢味噌掛けですね。
ぷりっとした弾力の柔らかなホタルイカで、
目、嘴、背骨は取り除かれ、
食感を邪魔することなく楽しめる。
【大阪湾のいわしとさわら】
刺身ですよ、刺身。
塩、山葵、梅肉が添えられているけど、
ラボラトリーの刺身はそのまま食え!
まずは何も付けず掛けずに食え!
そんな味わう楽しみが得られるのだ。
いわしは柔らかく小骨無く、
柔らかな食感からの脂の旨みがじわっ。
さわらは分厚く切られていて、
その噛み締め感が旨さをより楽しめる。
何も付けずに食べたなら、
添えられたものを使ってみる。
塩のちょん付けが良き良き。
【いわしの白子と卵】
レアでなかなか食べられない一品。
へぇ〜
ほぉ〜
みんな感嘆しつつの舌鼓。
【鹿児島のそら豆】
皮ごと焼かれての提供。
中で蒸された豆はほっくほくで、
塩ちょん付けがイイのよね。
【サバの白子焼き】
「これは何?」
「当ててみてください。」
鶏ささみを焼いたもの?
いや、魚だね?
さわら?
サーモン?
白身魚だよね?
あーだこーだと思案思案ながら答えは出ず。
「言っちゃってイイですか?」
痺れを切らせた店主が確認して答え発表。
あー、なるほどね。
言われてみれば確かにサバの風味が・・・
情報は大事だなと実感させられましたわ。
神の舌が欲しいな。
【浜名湖の新海苔とアサリ】
提供されたお椀のフタを開けると、
汁物が入っている。
アサリ出汁に新海苔を入れたもので、
アサリと分かるほど主張するでなく、
ふっと新海苔の香りを活かすもの。
海苔の香りが良き良き。
【上海ハイボール】
ウイスキーのハイボールではなく、
紹興酒をソーダで割った上海ハイボール。
ちょいクセがあって、
それがクセになるのよねぇ~
【北海道のワカサギの天ぷら】
さくっと食感から、
白身の柔らかき旨みがふっと現れる。
【芹の根の天ぷら】
何ですか、これは?
流れ着いた流木のような見た目で、
一瞬たじろいだけど、
答えは芹の根っこの天ぷら。
この後が鍋だろうから、
そこに芹は入れるんだろうなと推測するも、
根っこはそちらで食べたかったなと。
個人的見解です。
【上海ハイボール】
へへへっ😅
【猪肉】
調理前の素材を見せてくれるってのも、
この夜ラボの醍醐味。
結構赤いんだねぇ〜
脂は白いんだねぇ〜
見た目そのままの感想が飛び交う中、
フライパンで焼かれていく。
軽く塩が振られる。
焼かれて滲み出た油を使い、
白ネギも焼かれて一緒に提供。
コク深い肉の旨み、
脂身の甘さ、
それらを吸い込んだ白ネギと、
油ベチャリーではあるんだけど、
クドさのないところで楽しめたわ。
【吟醸無濾過 久礼(くれ)】
ミキティが腕をぶるぶる震わせながら、
一升瓶から注いでくれるよ。
【鍋】
猪肉に加え、
この日用意されたのはこれら。
夜ラボの鍋は一気に全種投入ではなく、
順次投入されて取り分けられるシステムで、
まずは猪肉。
猪肉と油揚げ。
椎茸とゴボウ。
素材からの出汁が重ねられていく感じで、
特にゴボウは野趣溢るる力強さで加わり、
それは口にしても同様で、
ゴボウが一気に主役に躍り出るほど。
【誠境 超辛口】
日本酒は好きなんだけど、
甘いのはちょい苦手で、
そりゃ、米から作るものなので、
甘いってのは理解出来るけど、
甘ったるさのあるものは苦手。
並べられた日本酒の中から、
超辛口ってのがあったので、
これを頼んでみた。
超辛口を謳うものの超辛口ってんじゃなく、
甘みはあって、
でも仄かな甘みなので苦になることなく、
キリッとシャープなとこもあって、
これは良かったな。
【雑炊】
〆は鍋にゴハンを投入しての雑炊。
玉子とじにはしないそうで、
玉子が他に勝っちゃうのでやらないそうで、
あくまで素材を活かした雑炊。
あぁ、そうなのよね、
玉子って特に生卵って、
黄身が勝っちゃうことが多く、
その素材が消されちゃうのよね。
ユッケとかは大抵使われていたりするけど、
あまり好みではないんだわ。
使い方だろうけど、
あまり好みではないんだわ。
てなことで、
おまけでピンクグレープが提供されたりで、
もうじきこの地を離れる某店主らと、
なんやーかんやー、
浜省は炎上したじゃん!
移転後はどうなるの?
ゴジラ-1.0観てないの?
あれは泣けるのよ・・・などと、
オスカー受賞前の会話だったけど、
諸々の会話を重ねたり、
楽しい時間を過ごしての閉宴。
チリン!PayPay!
単に食事をするというよりも、
会話を重ねることの楽しみ、
素材と向き合い、
それを知るという時間の共有であったり、
充実した時間を実感する夜ラボ。
しょっちゅうの参加はムズイけど、
たまには参加したいので、
また機会があればヨロシクお願いします。