家系チックな一杯を食べたので、
口直し的に上書きをしたい気分。
ま、そうでなくても、
浜松地区での家系ロスが目前に迫る中、
工場生産の借家系、家系系ではなく、
新たな期待感が持てるそれは期待出来ず、
気持ちが沈みがちであったりするんだけど、
もう残り僅かと期日が迫っているので、
チャンスがあるならば食べておきたい。
口直し的にも上書きをしたい気分。
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【蔵前家】
2024年3月28日移転でもって、
残り2週間となるこの日、
10名ほどの外待ちが出来ているお昼時。
前客の話が聞こえてくるけど、
どうやらハツホーらしく、
横浜の話もちらほら。
これが蔵前家最後かもと思ってる僕は、
未来の話がまだしっくり来ていない。
横浜での正社員募集案内が掲示されてるも、
未来の話がまだしっくり来ていない。
4月になればロスが実感出来るのかもな。
回転率は早いと思っていた通り、
20分ほどで券売機前。
さてさてさて、
ずっと思ってきたこと、
今回が移転前最後の一杯になるかもで、
濃いバージョンであったり、
お好みの極端バージョンである、
醤油抜き油抜き「ヌキヌキ」を食べたけど、
今回はノーマルをイってみようかな。
キャベチャーや白ネギも止めて、
どノーマルをイってみます。
ポチッとな。
案内された席でスタッフから訊かれるので、
「全部普通で。」
答えての調理待ち。
【ラーメン】￥850
鶏油の層が出来ていて、
ちゃぷちゃぷしてひと口啜ると、
さらっとしているんだけど、
旨み濃厚ってのがよく分かるんだな。
醤油は抑えめでしょっぱくはなく、
家系としては薄いのかなとは思うけど、
醤油頼みになっていないので、
旨みにしっかりと支えられている気がする。
舌先のみで認識する家系とは違い、
そこから押し上げが有って、
口の中での膨らみが有って、
香りが残る楽しみが有って、
鼻へと抜ける感じが有って、
余韻へと繋がっていくものであって、
なんだか表面的に家系を模した感はなく、
豚骨に元気が有るんだなぁ〜
旨みが有る感じなんだなぁ〜
ニヤリとさせてくれるんだなぁ〜
贔屓目に頭で考えたのではなく、
舌が素直にそう感じたのだから、
実際そうだと思うんだわ。
近年、他県で家系に触れることで、
なんとなく家系とはなんぞや？
感じ考えることがあって、
それからすると蔵前家は外れてて、
以前友達が「ネオ家系」と評してたけど、
なんとなくそれを理解し始めた気がしてて、
うん、蔵前家は「ネオ家系」って感じ。
上手く説明は出来ないし、
豚骨に詳しい方には笑われるかもだけど、
僕の中ではそれを実感してたりたり。
旨いなぁ〜
酒井製麺の平打ち短尺麺はこれを絡ませ、
つるっとした肌に、
もちっとした歯応えでもって、
一体感良く楽しませる。
誠にもって楽しませる。
大判のチャーシューはそのままひと口で。
酸化臭のない肉の旨みを楽しませる。
ホウレン草もイイよね。
クタッとしておらず、
シャキシャキとした歯応えで楽しませる。
スープを吸い込ませた海苔でもって、
麺を巻いて食べるのもイイよね。
楽しませるよね。
今回はノーマルのままで、
何も加えず楽しもうかと思ったけど、
生唐辛子だけちょこっと使っちゃお。
僅かな量なので辛みが支配するでなく、
スープをキリッとシャープにする働きで、
より際立った豚骨を楽しんじゃう。
スープは程良く楽しんで、
モチのロンで完食。
待ち客が多く居るので長居することなく、
「ごちそうさまでした。」
さっと立って帰るのです。
うん、そんな感じ。
移転前までに、
もしかしたらまた食べる機会あるかもだし、
移転後してもまた食べる機会あるかもだが、
とりあえず一旦は区切りとして、
ありがとうございました。
(T ^ T)b
