情報に疎いので、
普段行かない地域を調べてみると、
ランキングのようなものに行き当たり、
ご当地ラーメンであったり、
地元密着店などの店は見つけにくく、
果てはチェーン店も挙げられてたり、
あああああ
既視感ある表情のラーメンが多く、
こんな味だろうなぁ〜と興味が薄れたり、
僕にはなかなか難しい。
ランキングでも挙げられてたし、
SNSで訊いてみると推されたし、
ある程度候補を絞っていく中、
気にはなっちゃったし、
食べてみたくなっちゃったので、
初志貫徹でイってみようかな、と、
「上澄み遠征」ぽく思うものの、
それすらもやむなし山梨。
ナビに従って進むも、
すぐ近くに来ても見当たらず、
モスじゃないし、
ツルハじゃないし、
ココスでもないし、
無ぇじゃん!
え?
どこよ?
脇道に入ってみるも見当たらず、
広い駐車場があったので入ってみると、
おりょ?
外待ちが出来てる店があるぞ!
目立つ看板は無いけどここかな?
多分おそらくmaybeそうかな?
そのようです。
ツルハドラッグ、
ココスと駐車場は共有になるのかな?
ここッス!
間違ってなかったッス!
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【初志貫徹】
(山梨県甲府市高畑1-10-17)
隣には美容院が入る建物で、
目の前に来ても目立つ看板がないので、
近寄ってようやく認識。
板張りのオサレなファサードなれど、
ちょいと分かりづらさは否めないぞ。
駐車場は広いのでスムース駐車で、
外待ち最後尾、
椅子には座れない自販機ちょい後ろ辺り、
庇で日陰の恩恵は得られぬ位置に接続で、
のんびり待つより他になく、
のんびりスマホポチポチタイム。
あ!
危ねッ!
日曜定休だったんだ!
着いたから気づく恐ろしさ。
日曜だったらヤバかったな💦
列は少しずつ進み、
25分ほどして促されての入店で券売機前。
辛味噌やシビカラまぜそばもあるも、
文句なし有無を言わせぬほどの大きさで、
問答無用の左上の法則たるボタンをポチリ。
カウンターのみで14席ほどあったかな?
案内された席に着くと、
うぉッ?
コロナ禍では当たり前だったけど、
隣席とは隔て板で分けられている。
木を多用する造作に違和感なきもので、
味集中システムかよッ!
そんなことを思っちゃった。
セルフで水を用意しての調理待ちです。
【味噌らぁめん】¥1,100
味噌ッ!
とにかく味噌ッ!
見た目からして味噌ッ!
食べて味噌ッ!てな表情たる一杯。
黒フチの落ち着いた丼での提供は、
ベージュのスープをたたえていて、
麺はチラッと見える程度に顔を覗かせ、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
もやし、白ネギを配していて、
おろし生姜はチャーシュー上に鎮座で、
味変用に使って味噌!ってな意図を感じる。
なるほどなるほどなるほど。
とりまスープをひと口。
うわぁ〜
レンゲに入ることを躊躇うかのように、
ゆっくり満たすほど粘度濃厚トロミで、
口にすると、
白を主体とする味噌に生姜を効かせ、
それを動物系が支えるような感じで、
甘みある味噌の風味と共に、
塩角の立ったエンミが効いてる感じで、
ややしょっぱめではあるかな。
生姜なのか山椒なのか若干痺れはあるも、
喉奥を刺激するようなエンミの方が強い。
合わせるは中細麺。
スープはしっかりとまとわりつき、
その一体感は高めでよく馴染む。
先程の「蓬来軒」もそうだったけど、
粉っぽさを感じる茹で上がりで、
たまたまなのかもだけど、
山梨県のブームなのかしらん?
静岡県も粉っぽさを感じるような、
低加水麺が多く見られる時期もあったけど、
だいぶ少なくなってきた気はするもんなぁ〜
それともこういう麺が好まれる地域なのか?
知らんけど。
(。-∀-)
噛み締め感はあって、
濃厚味噌に抗う感じは嫌いじゃないけど、
ちょっと重たい気がしないでもないな。
白ネギの下にはもやしがあるんだけど、
これが焼かれているの。
焦がしもやしなの。
ジャキジャキ食感と共に、
香ばしき香りでも変化を付けてきて、
これはイイ感じよね。
白ネギもイイ感じ。
メンマはポリポリと、
市販のものをそのまま入れたような印象。
チャーシューの前におろし生姜を使うよ。
チャーシューが食べられないからね。
スープへ解き放ち、
うりゃうりゃうりゃ!と広げ馴染ませ、
麺を啜ってみると、
あ、うん、生姜だね。
結構量が盛られてたので、
そりゃ、そうなんだけど、
元々入ってる生姜のマシマシだもんで、
劇的な変化がないし、
その濃厚味噌で抜きん出て主張でなく、
塩角あるエンミには負け気味だし、
え〜と、その、なんだ・・・
味変効果としては面白くなくつまんない。
他県に来てまでその感想はどうかと思うも、
出来るだけ素直に表現したいってな、
そんな想いは変わらずで、
そこんとこはやむなし山梨。
やむなし山梨。
やむなし山梨。
大事なことなので3回書いておきましたよ。
で、生姜を退けたチャーシュー。
こちらも先の店と同様に厚めでもって、
山梨県は厚いチャーシューがブームなの?
噛み締め感あって、
噛み応え食べ応えがあって、
でも、酸化臭などのイヤな部分は見えず、
そこんとこはバチグーだな。
このチャーシューはイイ感じだわね。
ま、ま、ま、
そんなこんなでの食べ進みで完食です。
喉に残る塩角が気にはなるものの、
人気があるのだなぁ〜と思っちゃった。
食べ歩きするのって、
たまには遠征するのって勉強になるなぁ〜