約1年ぶりの熱海。

2021年の土石流は多くの犠牲者を出し、
未だに行方不明者が1名。
早く見つかって欲しくあります。

その直後に訪れたけど、
その時は観光客は僅かしか居なくて、
駅前から通じる商店街、名店街も同様で、
コロナ禍とのダブルパンチを食らった感で、
気持ち的な落ち込みと、
寂しげな雰囲気を感じた。

が

コロナ対策が奏功したのか何なのか、
緩やかな雰囲気となり、
以前の賑やかさを取り戻した様子。

駅前はもちろん、
そこから繋がるアーケードも、
歩道もあっちゃこっちゃも人だらけで、
蜜なんのその！って感じで、
スッゲー人出。

新名所の「熱海プリン」も賑やかで、
行列が出来ているんだけど、
その目の前にも行列を作る店がある。

言うまでもなく僕はそちらがお目当て。

久しぶりに寄りたくなったのよねぇ〜

【雨風本舗（あまからほんぽ）】

（熱海市田原本町5-14）

アメカゼではなくて、
“アマカラ”と読むのよね。

僕は約7年ぶりの訪問。

行列の最後尾に着いたんだけど、
列の向きが違うようで、
店主が出てきてそれを正す。

海側を見るように、
商店街を背にして並ぶのが正解らしい。

店内は狭く、
店内は極狭で、
カウンターが確か7席ほど、
あれ？
仕切りが入ったから6席かな？

ちょいと窮屈に座る横幅で、
前後もいっぱいいっぱいで、
通路は無いので道からダイレクト着席。

メニューはこちら。

外にも掲示されているので、
待ち時間に思案タイム確保出来良き良き。

【ネギラーメン】￥950

どっちゃりとネギが載ってるイメージが、
ちょいと恥ずかしげに海苔がそれを隠す。

恥ずかしいだかん？

トッピングにはチャーシュー、メンマ、
味玉が並べられていて、
濃い醤油色のスープには、
背脂、青ネギを浮かべている。

いやいやいや、
スープの色は濃いぞ。
しょっぱそうだぞ。

てか、以前に醤油を食べてはいるけど、
その時はしょっぱくて、
特に後半はヤラれたんだわ。

今回はどうでっしゃろ？ひと口啜ると、

お？

醤油感は強いには強いけど、
以前感じた尖った感じはなく、
若干角が丸くなったよな印象で、
動物系にチャーダレという感じかしらん？

化学的な補強もあるんだろうけど、
旨みとコクがあって、
醤油の酸味やビターも感じられ、
奥には仄かに甘みも感じられ、
イイなぁ〜

後半しょっぱく感じるかしらん？

ま、ま、ま、
とにかく麺に進もう。

合わせるは加水高めの縮れ太麺で、
ぷりっとした暴れる弾力があり、
ぐっと噛み締め感もあって、
スープに負けてはおらず、
しっかりと受け止めて一体感がある。
イイなぁ〜

ちょいと主張し始めていたネギ。
白髪ネギだけかと思っていたら、
提供されたものはラー油で和えられていて、
それがスープに溶け入ってきていたのよね。

これを麺と絡ませると、
ざくざくと食感に変化を与え、
これがまたイイ感じで、
食欲に拍車が掛かる。

で、意外にその量は多く、
麺だけを先に食べていたせいもあるけど、
麺大盛りにしても良かったかもだわ。
楽しめるな。

ま、でも遠くまで足を運んだとあらば、
他も行きたいとこあるし、
お腹の容量には限度があるし、
デフォルトな麺量がイイのかもだなぁ〜
悩ましいとこだわ。

チャーシューはバラ肉が使われていて、
しっかりと醤油が染みていて、
味付け的には申し分ないけど、
ほろりと柔らかく崩れてしまい、
全体のバランス的から考えると、
噛み応えあるものの方が合う気はする。
メンマもしなっと柔らかくて同様な気が。

味玉は硬めでその点はイイんだけど、
この醤油にあっては味付けが隠れ気味かな。

ネギが加わることで食べ応えがあって、

ざくざくざくざく

食べ進めていると、
意外に食べ応えを感じ、
満足へ至るところがあり、
しかも麺馴染みでしょっぱくならずで、
そう感じずで、
前回の印象は上回り、
また食べてみたくなった。

あ、でも塩も味噌も気になってきたし、
ランチセットの半チャーハンも気になるし、
次回の機会があったならば、
それらも攻めてみたいところだなぁ〜

ま、ま、ま、
そんなこんなを思いつつ、
モチのロンで完食ですわ。

なかなか来れない東部地区、
熱海ではあるけど、
また遊びに来れたらイイな。

(o^^o)