ラインナップは豊富で、
更には限定も出てたりして、
毎回どれにしようか?と迷ってしまう。
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【麺屋 菜花奈】
この日も特に決めてはおらずで、
指定外の駐車場には停めず、
代表者待ちはせずに、
連なる外待ちの列に着いて、
気持ちと相談しての思案思案。
順番となりての券売機前で、
て
券売機の位置が変わってますやん!
ドア真正面から移動し、
左正面に変わってる。
僕的には反射が抑えられて、
ボタンが見やすく、
写真も写り込みが少なくなって良し。
限定と悩んだものの、
またもやレギュラーな一杯にしてよっかな。
ポチリ。
セルフで水を用意しての着席で、
「醤油と潮、どちらにしますか?」
お値段以上ユトリちゃんに訊かれ、
潮でお願いしてみます。
「タカ☆さん、どっかで食べて来ました?」
「ん?何か食べさせようとしてます?」
こんな聞き方をするとは、
何か企んでいるに違いない。
「先に食べてもらいたいものがあります。」
キタよ!キタよ!キタよ!
【地鶏出汁(かけ)・醤油】¥800
思いがけずの醤油かけ。
店主が推してくるからには何かある、
きっとある。
トッピング無しの完全かけは、
そんな自信の表れなのかもしれない。
スープはいつもよりも黒々と深く、
十歳造か?と思って訊いてみるも、
ノーマルな醤油なんだとか。
随分と濃い色合いだね。
ひと口啜ってみると、
すっきりとした鶏感、
酸味を伴う醤油が効いていて、
そこから甘みが顔を出してくる。
あれ?十歳造?
ま、それほどじゃないにしても深みがあり、
こりゃあ、イイ感じではある。
ふた口み口と重ねると、
鶏感を殺さない程度に、
もうちょいタレ量が欲しい気はするけど、
麺と合わせたらどうなるものか?
合わせるは低加水細麺。
プリパツと元気のあるもので、
スープに負けない力強さはあるけど、
スープはノってこなくて、
一体感には欠けるよな感じ。
ふた口み口と重ねてみるも同様。
「どうです?」
様子を覗き見ていた店主、
辛抱たまらず声を掛けてくる。
「タレをもう少しください。」
容器でちょこっとタレをもらって、
様子を見ながら少し入れてみるとビンゴ!
バランス的には鶏感を活かしつつ、
やはりタレ量をそこそこ欲しくて、
その感じがイイ具合に効く。
高価な醤油・十歳造もイイんだけど、
これがキマったらイケるよな、きっと。
うんうんうん、
とはいえ、
僅かな差のことだし、
鶏は雑味無くて、
スッキリと旨みを伝えてくる。
ゴールしたと思っても、
自らゴール位置を更に先へ見据え、
少しずつ改良する姿勢って好きなんだな。
まだまだ楽しめる気がする。
生姜出汁はまたいつか楽しもっと。