さいたまスーパーアリーナに用事があり、
ま、でもせっかく行くんですもの、
どこかを攻めたいのは人の常。
早起きして向かえば、
更に北のエリアも視野に入ってくる。
「手打 焔」行ってみたいなぁ~
と、欲張って狙いたく早めには出たものの、
事故渋滞やらなにやらで思い通りに進まず、
やっと抜けるも、
今度はその先でも渋滞状態ありで、
こんな機会はなかなかないし、
なんとか行きたいという気持ちと、
到着見込み時間を見つつの葛藤で、
ついにはココロ折られての断念。
サービスエリアに寄って休憩しつつ、
近くの良さげな店を検索検索。
地理的に疎いことを考慮し、
近々エリアで探すと聞いたことある店名。
あ
先日泥棒に入られたとかでテレビで見たわ。
どんな感じの店なんだろ?と更に検索検索。
おぉぉおお???
食べログ2019.11.1現在、
埼玉県のラーメンランキングで、
3.81で3位じゃん!
実際は食べてみなきゃ分からないので、
ポイント評価を信用し過ぎるつもりはなく、
あくまで目安ではあるけど、
人気店ではあるのは間違いなさそだし、
1位、2位の店はたまたま行ったことあるし、
そりゃあ、
こんな機会とはいえ、
これも何か運命的なものを感じるから、
イってみなきゃだわ!と向かっちゃえ!
1位(四つ葉、3.94)➡https://tadanoramenzukiblog.com/20181219yotuba/
2位(鈴ノ木、3.82)➡https://tadanoramenzukiblog.com/20190106suzunoki/
【中華そば よしかわ】
駐車場は、
店頭と向かいの道路に10数台分を用意。
開店50分前にしてポールで、
ポカポカ陽気で日向ぼっこしつつ、
メニューを眺めながらの外待ち。
限定も出てはいるけど、
まぁ、初訪だし基本的なる一杯かな。
開店15分ほど前となり、
スタッフに入店を促されます。
店内は充満する煮干の香りがしてニタニタ、
期待にワクワク、
券売機はすぐ右手にあり凝視凝視。
おんや???
牡蠣もあるし、
中華そばもあるし、
一番搾りの煮干そばなんてのもあるぞ!
いやいやいや、
外待ち用にメニュー表を置いてあるならば、
しっかりと反映させといて欲しかったわ。
( ̄(工) ̄) ムゥゥ
ま、ま、ま、戸惑いはしたものの、
ここは初志貫徹でポチリだぜ。
もひとつおまけにポチリだぜ。
改めて店内を見渡すと、
ベニアを多用していて、
厨房付きと壁沿いにカウンター8席、
テーブルは2席×6脚が用意されていて、
2脚ずつ組み合わせ、
3つの島を作っている。
カウンターに案内され、
11時からとの予告通りに提供されます。
【煮干そば 白醤油】¥700
期待値高まっちゃうぞォ〜!
提供の瞬間から立ち上がる煮干の香り、
そりゃ、高まるわさ。
トッピングに配されるは、
チャーシュー2種、メンマ、味玉、
白ネギ、三つ葉、海苔。
明るめな色合いがイイ感じだね。
ではではでは、
スープをひと口。
んーッ!
カタクチ、うるめ、平子など、
4種の煮干を季節ごとに使ってるそうで、
淡麗なるスープは、
その香りを伴った旨みがあり、
苦みもほろ苦程度に感じられる。
白醤油は控えめな使い方で、
寄り添うよな感じで効いていて、
煮干の旨み、ほろ苦さを活かすような、
ほんのりとした甘みが上手く融合。
優しくてじんわりと染み入ってくるなぁ〜
このスープ、美味いなぁ〜
黒醤油も選択出来たけど、
白醤油で正解だった気はするわ。
うん、僕的には正解。
合わせるは自家製麺で、
加水低めの細麺。
薄グレーで全粒粉が使用されてるみたい。
口にすると、
ぷりっとした弾力に、
ぱつっとした歯切れの良さで、
主張は強め。
う〜ん、
強過ぎるなぁ〜
ゴロゴロと舌触りが気になり、
淡麗なスープよりそちらに気が向いちゃう。
気が散っちゃうのよ。
これは最後まで続き、
麺との相乗効果は感じられないなぁ〜
もっと他に合う麺はあると思うわ。
スープを活かせずでもったいないな。
拍子切りの白ネギは熱が加わることで、
甘みと辛みが両立し、
しなっとザクっとした食感も面白い。
味玉は強めの味付けでややしょっぱめ。
この一杯にあっては、
淡麗スープより抜きん出ちゃうので、
味付けは抑えても良さげ。
メンマは味付け良く、
柔らかめでポリポリと合っている。
チャーシューは2種。
鶏胸肉は厚手でサクッとした仕上がりで、
下味も程良くイイな。
そして肩ロース。
低温調理されたレア仕様で薄くスライス。
提供時のほんのり赤みのある見た目がイイ。
やっぱ映えるよなぁ〜
口にしてみると、
その柔らかな舌触りに、
折り畳まれることでの噛み応え、
そこから広がるジューシーさがイイ。
うん、
そこまではイイ。
でも下味がちゃんと付いていないせいか、
生肉感が強くて口に残る。
いや、残るというか、
煮干の口が出来上がっているのに、
生肉の口に上書きされちゃって不快。
せっかくの美味い淡麗煮干スープを壊す。
これ、
あえてレアチャーにする必要があるのか?
生イワシを使う一杯があるくらいだから、
レアチャーでなくて、
それらを使ってもイイと思うんだけどな。
この辺は芸が無いよなぁ~
麺も含め、
なんかバランスの悪い組み合わせで、
もったいない気がしてならない。
・・・スープは美味いのに、な。
【いわしそば】¥450
外待ち時にメニューを眺めていて、
どうにも気になってしまった一杯。
毎日新鮮なものを仕入れるそうで、
その生のイワシが麺上に乗せられていて、
麺量は少なめ70g、
しかも値段が¥450とあっちゃあ、
せっかくの埼玉遠征ではあるけど、
“次”のことは考えなくてもイイかなと注文。
麺にスライス玉ねぎ、生イワシを乗せ、
仕上げに青ネギを散らしたる一杯で、
和え玉的な印象といったところ。
まずは生イワシを堪能したいゾ。
醤油ダレはその上から掛けられてるようで、
臭みのないイワシの風合い、
トロけるよなコク深い旨みが膨らむ。
小骨はあるけどあたしゃ気にはならないな。
次にこれらをガッツリと混ぜ合わせてみる。
器底にはタレが溜まっているので、
麺にしっかり絡むようにマーゼマーゼ。
ψ(`∇´)ψ
これはやっぱ和え玉だな。
硬めでグッと噛み締め感ある麺がウマウマ。
スライス玉ねぎのシャリシャリ食感が良く、
変化を付けつつ食べられる。
イワシも絡めて食べるんだけど、
見映え優先か、
ひとつのサイズが大きいので、
小さめに刻んだものも混ぜ入れ、
絡みやすくしても面白いだろうなと妄想。
提供時には、
ホワイトペッパー、レモン酢が合うと、
そんなアナウンスがあったので、
中盤に一応従ってみるも、
ま、レモン酢のスッキリさは合うけど、
コショウはコショウだな。
コショウ味になっちゃったわ。
ちょいと残念。
ま、でも惹きあるコスパ高の一杯で、
これはまた食べたくあるわ。
最後に、
煮干そばのスープを飲み干し、
完全スープペロリの完スペでフィニッシュ。
惹きがある店ではあって、
退転時には駐車場は満車、
外待ち客も増えていて、
その実力が裏付けられた格好ではあるけど、
まだ惹きは増す要素はあるとは感じた。
僕的には上位店よりも好きで、
機会があったら訪問したくはあるけど、
やはりもったいない点は気になる。
うん、
スープが美味かったので、
もったいない気はするなぁ〜
(●´ω`●)