鉄は熱いうちに打て！

機を失してしまうと、
その気が無くなってきちゃって、
もういいかなって思ってきちゃったりもする。
なかなかスイッチが入らなくなっちゃうのよ。

ちょっと前に気になったけど、
タイミング合わずだった店に再挑戦。
熱が冷める前に行っとかにゃ！って。

広い通りには面してなさげで、
Google先生の案内に従って向かうと、
アスファルト、タイヤを切りつけながら、
石畳調のタイルの小道に入り込む。

れれれ？
合ってるのかな？

店は発見するも駐車場が見当たらず、
何気に通り過ぎて回り込んだらたまたま発見。

脇の小道から歩くと赤い暖簾がある。

え？ここもラーメン店？って思うも、
こちらは薬局。

２〜３月に地域の子供たち手作りの、
「つるし飾り」が掛けられるそうで、
他にもあちこちで見られました。

隣にはアダルティな自販機❤

レトロ感満載の建物だなぁ〜

細かな装飾に惹かれます。

【中華そば・餃子 もち屋】

たこ焼きも売ってるようです。

店内に入ると、
厨房は見えない造りのクローズドキッチンで、
カウンターは無く、
テーブルのみ４人×５脚が設けられている。
ゆったりめな空間にはテレビの音が流るる。

単品の他に、
麺類、ゴハンもの、定食などが並びます。

ちょっと欲張ってのセットにしてみよ。

【ラーメン餃子＋チャーハン】￥1,000

おほッ！
なんとも贅沢だぞぉ〜

ラーメン、チャーハン、餃子に加えて、
冷奴、漬物に、ウーロン茶も付いての構成。

ラーメンは油無しの透明感あるスープで、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
ゆで卵、青ネギ、海苔を配しています。

まずはスープをひと口。

ガラ系のあっさりとしたもので、
ガツンと何かが突出するよな出汁感でなく、
醤油はもちろんエンミも強くはないんだけど、
何か引っかかる。
何だろ？

ん、サバ節かな？

僅かながらにサバ節が使われてるようで、
その香りが不思議と余韻に残る。
あー、なんかイイ。

合わすは加水高めの細麺。
滑らかな麺肌でプリッとした弾力に、
もちっとした歯応え。
意外に馴染みは良くて、
スルスルスルッと入ってきちゃう。

チャーシューは巻きバラタイプで、
ほろっと柔らかくはあるけど、
歯応えは残している。
メンマはコリコリと。
ゆで卵は半玉かと思ったら、
サラダに使われるようなスライスされたもの。
この切り方は長く見てなかったなぁ〜

チャーハンは思ったよりもしっかり量。
ほぐしチャーシュー、玉ねぎ、ゆで卵、
グリーンピースなどが使われていて、
しっとりと米粒がほぐれるパラッとさ。

味付け自体は大人しめではあるけど、
何らかの刺激を感じる。
んー、これは強いな。

餃子は焼き目がキツネ色で、
見た目がそそる。
タレが添えられてはいるけど、
まずは何も付けずにそのまま食べたい派。

やや柔らかめな皮に歯を入れると、
キャベツの甘みと強めのニンニクが来る。
下味は強過ぎずの丁度良さで、
試しにタレを付けてはみるけど、
強い酸味が個性を消す感じで、
これは何も付けずが正解に思う。
うん、この餃子は好き。

思ったよりもボリューミーで、
漬物を挟みながら食べ進め、
なんとかかんとかの完食。

スープはその優しさに惹かれての完スペ。

不思議とまた来てみたくなる店だったな。

チャーハンはま、ま、ま、置いといて、
次の機会があるならば、
餃子と麺類の組み合わせにしてみよっかな。