去年2022年、
千葉県柏市「王道家」に行ったの。
それきっかけでYouTubeを観てるけど、
王道家清水社長と、
自ら“九州のクソ田舎”と言う、
福岡県八女市の店主がバトる動画があった。
同じ豚骨醤油ではあるけど、
お互いの作るものは別物で、
どちらが旨いか?はお客様の判断だと、
なかなか興味深かった。
で
軍配うんぬんは関係なく、
単純に食べてみたいと思っていたけど、
今回の熊本?ツアーを計画する中、
どうせなら行けないものか?
博多エリアは昨日屋台と超有名店に行って、
久留米エリアも行きたい店はあるし、
本来なら熊本を攻めようかとも思ったけど、
ある意味、今旬な店にも行ってみたい。
気になる店に行ってみたい。
実際に食べてみたい。
そんな想いが強くなったのよ。
そうなのよ。
じゃ、イクべきじゃね?
熊本はサンロード新市街からの出発。
景色が変わったよなぁ〜
むちゃくちゃ変わったよなぁ〜
木々が魅力的な建物を前にそう思うわ。
さ、くまモン行ってくっばい!
てなことで、
車に乗り込んで出発するったい!
高速移動の術を使い、
1時間半弱での到着。
到着?
ここでイイのか?
ナビで示された場所には看板が無い。
ベスト電器の大きな看板はあるけど、
店名を示す看板が無い。
電光掲示板に「ラーメン」の文字が見える。
ここで間違いないだろう、
多分、きっと、おそらくの半信半疑。
後予定も考えると、
シャッター訪問したかったので、
早めの1時間半前の到着だったんだけど、
ちょいと早かったか、
外待ちはもちろん、
おそらくはスタッフ車両以外、
他に車両もなくのノープロブレム駐車。
あ
車が入ってきた!
降りようとしているところ、
ちょうど後客の車が入ってきて、
ギリのタイミングでのニューマン、
サイモン、ウェラー、ハードキャッスル、
スミス、マッカートニー、牧・・・う〜ん
あ!
ポールだ!
ポールを獲得。
あざす。
外観などの写真を撮ろうとするも、
店名表記が見当たらない。
あっちかな?
こっちかな?
さて、鷲さんどこでしょう?
やっぱ無いな。
開け放たれた引き戸からは、
それが書かれた暖簾や額装の書が見える。
はい、店名はこちら。
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【あなたの心を鷲掴み】
アナワシですよぉ〜
アナワシに来ちゃいましたよぉ〜
福岡県は博多エリア、久留米エリアの南、
熊本との県境に近い八女市(やめし)。
女優・黒木瞳の出身となる地、
“九州のクソ田舎”に来ちゃいましたよぉ〜
国道3号沿いにあって、
車の往来は多いように感じるも、
周りは田畑が多く見られ、
ポツンと一軒あるような環境。
砂利敷きの駐車場はまだ車少なく、
外待ち用のテントが張られているけど、
そこまで人も車も増えるんだろうか?
疑問が湧きますわな。
後客の方に声を掛けて話をしてみると、
週一は来られる近所の常連さんのようで、
あなたの心を鷲掴みの近所さん・・・
アナキンさんは色々なことを教えてくれ、
1時間半の待ちも、
ありがたいことにあまり苦に思えなかった。
あざす。
少しずつ少しずつ車が入ってきて、
徐々に徐々に人が増えて行列が長くなり、
スタッフではなく、
店主自ら駐車案内をして車を捌き、
詰めて13台ほどが敷地内に停められ、
11時にいよいよの開店。
すんなりと券売機前。
超濃厚、あっさり、その半々の3種があり、
そりゃあ、もう、店名を冠し、
左上の法則にもなったる一杯にすべし!
それにするにキマッテル!!!!
ポチリ。
店内は厨房を囲むL型カウンター9席、
壁向きカウンター4席ほどがあり、
そこには案内も貼られていて、
どんな一杯なんだろう?
更にワクワクが高まります。
羽釜の中には骨がたくさん。
更に更にワクワクが高まります。
厨房に近い席に座ったんだけど、
強面な店主は笑顔笑顔笑顔で、
隣に座ったアナキンさんに話しかけていて、
常連さんってのが分かるな。
あー
食べに行きもしなかったり、
行っても頻度が少なかったり、
店主の印象にも残らなかったり、するも、
常連扱いを求める輩って多いし、
そういう輩って僕に対し、
チヤホヤするから良く書く、
挨拶されないから悪く書く、
しまいにゃお金をもらうから良く書くなど、
貧困な妄想するんだよなぁ〜
あー、ヤダヤダ。
あ
僕の妄想でした💦
でねでねでね、
アナキンさんに話しかけていて、
いつもポールで食べに来てるんだろうな、
先頭ではなかったことをイヂられている。
「今日は強者が居た?」
「ええ(苦笑)」
ここはちょっと入り込みたいな。
「静岡から来た甲斐がありました。」
「静岡ッ?!」
スタッフ含めて興味津々のようで、
スタッフ含めて盛り上がり、
にこやかな待ち時間となりましてーの、
さ、いよいよ待ちに待った提供です。
【鷲掴みとんこつ】¥900
これがその一杯なんですね。
僕の心も鷲掴みしてくれるかしらん?
期待値が高まりますわん!
金文字の店名入る黒き丼での提供で、
粘度高そうなスープを魅せt・・・てなく、
チャーシュー4枚を丁寧に広げて並べ、
青ネギどっちゃり、刻み玉ねぎ、
ニンニクチップ、海苔を配してるんだけど、
ウリであるスープが隠れちゃってて、
ちょいともったいなさを感じるんだわ。
もっと魅せてもイイのになぁ〜
でも隠れちゃってるからこそ、
早く触れてみたくなるんだけどね。
てなことで、
まずはスープをひとk・・・NO!
レンゲにスープが入ってこないじゃん!
いや、入ってはくるんだけど、
片栗粉でも混ぜ合わせたようなトロミで、
粘度が高いので、
スローモーションを見てるかのように、
とろ〜り、
ゆ〜っくりと入ってくる。
なんだこりゃ?
スゲーな。
口にすると、
アツアツな熱攻撃からの入りでなく、
やや温めな温度帯で、
豚の香りはするけど臭くなく、
濃厚な旨みがまったりと舌に絡みつく。
絡みつきやがる。
一般的な店の約5〜6倍の超濃厚さで、
全国トップクラス、
九州No. 1濃度、
“豚骨ポタージュスープ”とまで謳ってて、
その濃厚さに負けぬよう、
醤油はしっかりめに効かせているけど、
尖ったしょっぱさではなく、
豚骨の旨みを引き立ててくるかのようで、
ギトギトしているわけでなく、
粘度高ではあってもクドさはなく、
重いというものでもない不可思議さ。
謳いによると、
背脂、ラードなどの油類、
塩、
化学調味料は使わずに、
骨、水、醤油のみというスープなんだけど、
面で押してくるような圧倒的な力強さ、
圧倒的な存在感でもって、
とにかくスゲー!
そう思わせる。
あ、そうそう、
これだけ濃厚ではあるんだけど、
砂によるザラつきはあまり感じず、
舌触りは柔らかく滑らかなんだよね。
これも不可思議さのひとつかな。
麺はふすまが見受けられる中太縮れ麺。
濃厚なスープがNTR・・・
いや、ねっとりと絡んで、
その旨みとの一体感は高しなんだけど、
ちょいと柔らかめで、
力強きスープとのバランスで考えると、
もうちょい力強さが欲しいなぁ〜
ヤワ麺、カタ麺などの好みかもだけど、
このスープには歯応え強めであったり、
麺を太くするなど、
力強さが欲しい気はするなぁ〜
麺負けな気がするの。
青ネギはザクザクと、
刻み玉ねぎはシャリシャリと食感で、
海苔は磯風味の香りで絡んできて、
変化を付けてくるけど、
うん、やっぱ麺が気にはなるなぁ〜
力強さが欲しい気はするんだな。
チャーシューは豚バラを使用で、
提供前にはバーナーで炙られるので、
その香りに期待するも、
あまり香りが発揮されるものでなく、
でも醤油がしっかり染みて、
噛み締めるとそれが滲み出てくるので、
主張感は強い。
卓上にはニンニク醤油があって、
容器のフタを開けると、
そそる匂いがしたんだけど、
これを使うともったいない気がして、
今回はそのままを味わっちゃお。
次なる予定を決めてはいたので、
どうしようか?とは思ったものの、
このスープは残したくなく、
ゆっくりと丼を傾けて味わって味わって、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
ちなみに常連さん、
アナキンスカイウォーカーさんは、
「お肉たっぷり(¥300)」バージョンで、
スープも見えないほどに丼を支配していて、
これに「ごはん(¥150)」を合わしてた。
猛者だわぁ〜
外待ちでの会話であったり、
写真撮影にもご協力いただき、
ありがとうございました。
(о´∀`о)
とにかくとにかくとにかく、
食べられて良かったわぁ〜
情報を見て気になっていたんだけど、
情報を受け売りで食べた気になるのでなく、
情報を活かして実際に食べたことは大きく、
すっげぇ満足度高しな一杯には間違いなく、
実際に食べられて良かったわぁ〜
あなたの心は鷲掴みされるかしらん?
m9( ̄▽ ̄)