すっげー気になっていたのよね。
テレビでも確か観たことはあって、
宿題みたいに気にしてた。
このまま平凡に染まらない。
【宿題】(デジタル大辞典より引用)
[1]家庭でやってくるべきものとして
教師が児童・生徒に課する学習上の課題。
[2]解決が後日に持ち越された課題。
ラーメン食べ歩きにおいて、
気になるので行きたい、食べてみたいって、
その店を“宿題店”と呼んだりするけど、
僕にとっての宿題店はたくさんあって、
増えはするけどなかなか減ることはなく、
ま、ずっと宿題は増え続けるんだろうなぁ〜
“宿題”という言葉尻だけ捉えて云々よりも、
僕は宿題をこなして成長したいなぁ〜
(*´ω`*)
災害の影響がどうなっているか分からず、
それは道路事情も同様かな?と、
目的地のひとつ手前「函南駅」に降り立つ。
駅周辺駐車場は¥100/hで、
電車賃(¥200/片道)を考慮すれば、
まぁまぁの値段に収まりそうだし、
現地で駐車場を探し回らずはイイかも。
今回は駅周辺徒歩圏内にするつもりだしね。
券売機をポチリ。
切符を手にホームへ行ったらば、
丹那トンネルや保線車両を見たりして、
暫しの列車待ちを経て、
いざ!目的地へ。
で
熱海駅ですよ。
建物を見ることはあっても、
建物側から見ることは少ないので、
なんか新鮮な気持ちにさせてくれる。
観光客は居るんだけど、
コロナ禍、災害直後ということもあってか、
やっぱり少ないんだろうか?
アーケード街へ進んでいくと、
土産物店などは開いているけど、
やはり観光客は少ない印象だわね。
脇道を見ると、
どうも気になってしまうのだけど、
とりあえず“宿題店”に向かうのだよ、坊や。
「五月みどり」の店をスルーし、
横道の階段に気を取られたりつつ、
そのまま道なりに進んでいくと、
お!
ここだ!
この記事を流し読み
【石川屋】
12時の開店20分ほど前の到着で、
惜しくもセカンドポールでの外待ち。
梅雨明け前の晴れ間で、
今シーズン一番の暑さだったようで、
蒸し暑く蒸し暑く無視出来ず、
とにかく耐えるしか出来ず、
交差点の古き建物を眺めたり、
“災害支援”を掲げる自衛隊車両を眺めつつ、
ようやくの開店時間を迎えての入店。
手指消毒をして進むと、
店内は左に厨房を囲むカウンター、
奥にテーブルがあり、
共にアクリル板の仕切りがされている。
すぐに満席となり、
カウンター裏の中待ち席も埋まるほど。
メニューはこちら。
すぐに食べ方のレクチャーがあるけど、
えっと・・・
うっせぇわ!ってとこでとりあえず。
限定や醤油、塩まであったりして、
あ、オムライスが有名らしいけど、
そちらには興味は無いので、
店名を冠する一杯があったのでそちらを。
【石川屋ラーメン】¥1,300
メニュー写真と若干配置は違うものの、
構成は同じようで、
チャーシュー、メンマ、味玉、わかめ、
かまぼこ、笹切りの白ネギ、
あ、スープには小口切りの白ネギも浮かぶ。
沈んじゃってるものもあったりで、
見た目のメリハリさには欠けているかな。
スープをひと口。
あ
そういうことね。
蕎麦つゆのような第一印象。
カツオ、しじみを使っての出汁らしいけど、
しじみらしき感は分からなかったな。
ややオイリーで甘みがあって、
醤油は丸く円やかで、
特に惹かれるものではないかな。
合わせるは縮れの入った細麺で、
スープはしっかりと馴染ませていて、
ぷりしこな歯応えがある。
土石流災害の影響によって、
本来の製麺所が使えなくなってるそうで、
通常の極細麺からすると太く、
長さが短いのだと、
常連らしき方との話が聞こえる。
今回はある意味レアな麺が食べれたけど、
仮に本来の麺であったらば、
印象は変わったんだろうか?
「コマツ屋製麺所」は今回の災害で被災。
クラウドファンディングで支援求めてます。
この動画は観て衝撃を受けてたけど、
それがこちらの製麺所とは知らなかった。
支援の輪が広がるとイイな。
クラウドファンディング ➨ https://camp-fire.jp/projects/view/459997
ふるさと納税 ➨ https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/1070
白ネギは熱が加わってしんなりざくざく、
生のしゃきしゃきざくざくと、
歯触りの違いで絡んで変化を付けてくる。
チャーシューはアグー豚のバラ肉で、
厚く切られた2枚が入っていて、
重量感があって食べ応えありそう。
歯を入れるとぎゅっと噛み応えがあるも、
ややパサといったとこで、
脂身を境にほろっと分断する柔らかさ。
アグー豚の名前は有名ではあるけど、
その善し悪しはよく分からないし、
その良さが引き出されているのか?
アグー以外の豚との違いは何だろか?
よく分からない僕なのなの。
メンマはポキポキと小気味イイ食感で、
コショウが結構効かされてスパイシーで、
このメンマは好きだな。
味玉は半熟の柔らかさで、
結構しょっぱく、
玉子の旨みが消されちゃってて残念。
かまぼこはかまぼこ。
わかめはわかめ。
てなことで食べ進めての完食。
長年続く味、といった感で、
目新しいとかではないものの、
老若男女に求められる味なのかな。
1948年(昭和23年)創業だそうで、
2021年で73周年ってことか!
超老舗じゃないッスか!
高倉健もよく訪れたことでも有名で、
写真なども飾られていて、
観光地・熱海にあって、
観光客はもちろんのこと、
ジモティーにも愛される店ってとこかな。
変わらない味が愛されてるんだろうなぁ〜
なるほどなるほどなるほど・・・
あ、そうそう、
こういう老舗の店って、
長年続いてるってことはスゴイことだけど、
ただただ長いことだけが正義かの如く、
中には闇雲に崇拝するラヲタも居たりして、
僕は不思議に思える。
それはそれとて、
僕はやっぱ味に注目したいよなぁ〜
ま、それぞれの考え方があって面白いわ。
まだお腹の容量に余裕はあるけど、
この暑さじゃそんな気分になれずで断念。
観光気分が味わえたし、
熱海の現状も少しだけ感じられ、
道中で気になる店も多く見かけたので、
また熱海に来ることがあったらば、
そういう店に行くことにしよう。
うん、そうすることにしよう。