そうそう行けない熊本の地。
たまたま2年続けての訪問機会を得て、
どうせなら食べたい熊本ラーメン。
そんなことを思い、
あれやこれやと情報収集してたんだけど、
その中で気になる新店をハケーン!
豚骨ラーメンではあるんだけど、
熊本ラーメンとは違うアプローチで、
しかも化学調味料不使用ということらしく、
無化調ってどうなの?
それって旨いの?
無化調信者ではなく、
有化調も使い方で容認するスタンスながら、
あえてそれを謳うってことは、
よほど味に自信があるのでは?
気になっちゃうじゃんね?
一応行きたい候補は調べていたけど、
ココとソコとアソコって、
明確に行く店を決めてはおらず、
でもそろそろお腹の容量も限界だし、
時間的にも昼営業も終わる頃だし、
コテコテでないものもありそうだし、
そもそも気になる店ではあるので、
今から向かえば昼終了までの到着、
昼終了までに食べ終われそう。
そんな時間も考慮して向かいます。
て
どこにあるんだ?
熊本市中心部は上通り、下通り、
新市街などはある程度の地理感はあるも、
ナビはそこから外れたエリアを示す。
どこよ?
どこよ?
どこよ?
メインとなる通りからは外れ、
え?
どこに向かわせるよ?
ホントにこっち?
何やら坂道を登っていく。
花岡山という山らしいんだけど、
何やら坂道を登っていく。
住宅が多く見られ、
店はおろか、
ラーメン店ってあるの?
不安で曲がりくねった坂道を登る。
あ
ラブホだ!
あ
墓地だ!
不安不安で進んだ先、
ようやっとのぼり旗ハケーン!
それが無かったら気づかなかったし、
気づけなかったかも。
2024年2月1日オープンの新店。
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【TENKOU】
古民家をリノベしたらしき雰囲気で、
駐車場は庭先と隣地に用意されている。
暖簾をくぐりて入店すると、
写真と共に説明などがあって、
そちらをじーーーっと凝視していると、
スタッフらしき方が説明をしてくれる。
こってり、あっさり、中華があるようで、
こってりは結構ヘビーそうだし、
中華は派生っぽい感じだし、
諸々を考慮してあっさりをイってみます。
タッチパネル式の券売機をピッピ。
振り返ると広々空間が!
壁やふすまのない板張り床の広々空間で、
サッシも大きく開放的で明るい。
景色は庭・・・というか、
緑っちゃあ緑の雑草地に、
他人様の車を見るという現実。
ちょっと勿体無く思えちゃうね。
【ラーメン】¥680
泡立つ感じがイイですわ。
妖しさにそそられます。
あっさり豚骨を謳っているので、
スープは白濁する手前といった色合いで、
白湯でもなく、
清湯でもなく、
白清湯(パイチンタン)といった感?
トッピングは鶏胸チャーシューと白ネギで、
シンプルな表情。
味はどうなんだい?
レンゲを差し込んでスープをひと口。
あ。
豚骨の臭みは感じられず、
ほんのりと甘みがあって、
淡い味付けで、
後で調べてみると、
塩、醤油、味噌を使った味らしく、
それぞれの良さを求めたのかもだけど、
何だか掴みどころのない味。
上品な豚骨を目指したような、
和食感を求めたような感じで、
「こってりラーメン」は冷めると、
固まってしまうほどらしいけど、
このあっさりは違う意味で固まっちゃう。
化学調味料不使用を謳っていて、
その取り組み自体は是とするものなれど、
味わい的に惹かれず非と捉えちゃう。
無化調が悪いわけじゃない。
マー油が欲しいわけじゃない。
白ゴマとコショウが同時提供されるけど、
それらを出すということは、
不足する何かがあると捉えちゃうので、
そこんとこは気になるところ。
合わせるは細麺。
しこしこと噛み締め感があって、
そこんとこは悪くないんだけど、
ほんのりとした甘さ、
言い換えると妙な甘さが蓄積していって、
なんとも言えない妙な気持ちになっちゃう。
ネギは香りが強く、
このスープにあっては悪目立ち。
鶏胸肉はパサついちゃってるし、
強い味付けでもないので存在感埋没。
無化調ってことは理解出来るけど、
目指したところが理解出来ず、
無化調であるべきなのか?
モヤモヤとしちゃって、
食べ進める気力が失くなっちゃって終了。
「こってりラーメン」は気にはなるも、
改めて次こそ!って気も起きず、
まぁ、熊本の地での食べ歩きに関しては、
今回はこれで終わるし、
仮に次回来熊があるにしても、
他の店に行くだろうなぁ〜
開店おめでとうございます。
(*´-`)