ざけんなよ!
そうも思いたくなりますよ。
二度もフラれちゃって、
そうも思いたくなりますよ。
二度あることは三度あるか?
三度目の正直か?
夜ラーが食べられた中華居酒屋は、
結局狙うに狙えずに閉まってしまい、
しまった!とは思っていたけど、
その場所に新店がオープン。
調べてみると、
無化調というキーワードを見つけ、
無化調信者ではないんだけど、
そこに意識の高さを感じたりしたので、
それは是非とも狙ってみたく思えた。
四ツ池公園から坂を上っていくと右側、
一見すると単なる住宅にしか見えずも、
目的地はここなのよ。
鋭角に曲がると店舗だけど、
敷地内にある駐車場は狭めなので、
ちょいと停めにくいかも。
でも第2駐車場があるので安堵&安堵。
150m先なんだけど、
道が分かれたりしているので分かりづらい。
緩く左にカーブするイメージで進むと、
砕石敷きの第2駐車場が見えてくる。
安堵&安堵。
歩いて向かうと静かな気配。
休日の昼時だが静かな気配。
「CLOSED」の文字。
まさかそんなことはないだろうと、
暫し放心状態だったんだけど、
やっと足を運べたのに納得出来ず、
恐る恐るドアを開けてみると、
スープ切れで営業終了とのこと。
残念ではあるけど、
丁寧な対応をしてもらったので、
ま、ま、ま、
そこんとこはやむなしやむなし。
次こそ!
なかなか時間が作れず、
2週間後に改めて向かってみると、
今度はやっていそうだ。
「一生懸命営業中」の札も出ている。
よし!
第2から歩くには酷暑過ぎたので、
なんとか停めて、
さぁ、悲願達成だ!
車から降りようとすると、
スープ切れで閉店したと声を掛けられる。
・・・マヂか
丁寧な対応ではあったけど、
丁寧な対応で返すほどの余裕はなく、
ココロ折れて何も対応できず、
無言のままに車のドアを閉める。
リチャレンジ。
二度あることは三度ある、って、
そんな言葉が頭をよぎるも、
以前よりは早い時間に到着すると、
今度は暖簾が掛かっている。
ここまでは想定内ではあるけど、
スープ切れの告知があるやもしれず、
恐る恐るドアを開けてみると、
いらっしゃいませ、と営業対応の挨拶。
2024年4月17日オープンの新店。
【麺道 つくし】
三度目の正直ですよ。
二度もフラれて痛かったからね。
とりあえず安堵&安堵。
店内は正面に厨房とカウンター3席、
テーブルはテーブル6席×2脚があり、
席はどこでもイイとのことだったので、
そのひとつに腰を落ち着ける。
朝ラーもやっているようだけど、
そちらは時間が過ぎているので昼ラーを。
メニューを眺め、
気になっていた一杯を注文。
さぁ、期待は上がってますよ。
どんな一杯なんだい?
【みかんらーめん】¥900
みかん!
間違いなくみかん!
大きくスライスされたものが2枚、
どぉーーーーん!
どぉーーーーん!
ビジュアルのインパクトはバツグン!
それはそれとして、
その下が見えないので、
一旦それを移動させると、
チャーシュー、姫竹、カイワレ、
白ネギ、ぶぶあられなどが見える。
それはそれとて、
気になるのはスープ。
ってことで、
まずはひと口。
うん?
みかんは?
スープに使われているかと思ったけど、
全くそうではなく、
カツオなどを使う魚介系。
動物系は使われているんだろか?
層は厚いという感じではなく、
エンミは程良き感じでもって、
味わいを楽しめる魚介スープであるけど、
みかん要素は感じないので正直拍子抜け。
麺を引っ張り出してみると、
現れたるは多加水細麺。
スープとの絡みは悪くなく、
みかんが無くともそのままイケる。
イケるんだけど、
みかんらーめんだもの。
みかんを使わずしてどうするよ?って、
スライスを一体全体どうするよ?って、
思案思案&思案思案で、
やっぱり搾り入れだよね?
∞無限大搾りだよね、って、
厚めに切られたみかんを揃え、
両端に箸を挿し入れて、
ぐぎぎぎぎぎ
出来るだけ搾り落として、
さぁ、準備万端で麺を啜る。
うん、やっぱりそうだよね。
みかんじゃ弱いよね。
香りはするにはするんだけど、
レモンのように突き抜ける力はなく、
みかんらーめんと名乗るには、
みかんの存在感は弱く、
みかん風味でちょこっと変化させる程度で、
はっきり言ってネーミング負け。
缶詰みかんでも放り込んでくれ!
100%みかんジュースを使ってくれ!
三ヶ日みかんを使ってくれ!
それほどじゃないと、
そのネーミングだと想像とは違い、
想像を超えるほどのインパクトはない。
はっきり言ってネーミング負け。
それ以上でもそれ以下でもなく、
はっきり言ってネーミング負け。
トッピングも食べておこう。
ラーメン=メンマ使用のように、
何も考えずに当たり前のように使わず、
こちらでは姫竹が使われている。
見た目のインパクトはもちろん、
コリッコリッとした食感は面白い。
でも妙な甘い味付けはこの一杯には異で、
変な目立ち方をしちゃって、
つまりは合ってない。
チャーシューはバラ肉を使用。
臭い。
酸化臭がして臭い。
【ミニとり天丼】¥350
ゴハンものも食べたく、
ミニってのに惹かれて頼んでみたんだけど、
結構ボリューミーに見える。
チャー玉丼ってのもあったけど、
チャーシュー使いの丼は他店にもあるし、
それよりとり天の方が稀だし、
ミニならと頼んだけど結構ボリューミー。
て
とり天ですの?
見た目的にはフライドチキンですよね?
それは口にしても同様で、
やっぱりフライドチキンって感だなぁ〜
鶏胸肉が使われているようで、
硬めの衣にしっとり柔らかな質感で、
ジューシーさがあって、
単純に美味しくはある、単体では。
ハクマイとを結びつけるタレが甘めで、
肉は欲すんだけど、
プラスハクマイまでは届かず、
しかもハクマイが結構量があって、
食べ切れる自信なく、
食べ進める自信なく、
肉だけを喰らい、
ハクマイは残さざるを得ず、
なんとかかんとかフィニッシュ。
山椒風味のラーメンであったり、
シビカラなラーメンであったり、
気になるものもあって、
いつかの機会に寄ることはあるやもだけど、
積極的にそう思えるかは不明。
また機会があればってとこだけど、
りんごもみかん同様な感想だろうから、
それは除くこととしよう。
て
店内の装飾物が気になる。
妙に気になる。
気になって仕方がないので、
支払い時に訊いてみる。
「なごみ食堂って関係あるんですか?」
「静岡でやってたけど、
介護の関係で辞めてこちらで・・・」
うわッ!
ビンゴ!
静岡市街で狙ってた店だけど、
上手くタイミング合わず、
短い期間で閉店してしまって未訪のままで、
ちょいと悔いていたことがあったけど、
奇遇なことにまさかこちらで再開したとは!
しかも食べたかったのはみかんで、
奇遇なことに念願は叶ったんだけど・・・
なんだか、
なんだか、
なんだか、ね、
思うことは多々あってね、
三度目の正直でやっと食べられはしたけど、
色んな意味で満足度は低かったかな、うん。
ま、そんなところです。
開店おめでとうございます。
(。-_-。)