道頓堀界隈を散歩。

 

 

 

朝は違うね。
全く違うね。

昼夜のあの賑やかさは嘘のように静かで、
もちろん観光客はおらず、
インバウンド客はおらず、
居るのはホストやその客、
呑み疲れ遊び疲れた顔がほとんどで、
ゴミを漁るカラスだけが忙しそう。

 

 

 

 

新宿歌舞伎町で見た光景と変わりない。

 

 

 

 

 

 

 

 

お？

 

 

 

このビルは何だろう？

敷地に合わせて部分的に、
断面的に解体されたであろうビル。

鉄骨梁は切断され、
デッキプレート剥き出し、
落ちかけているLGS天井、
男性女性の分かるトイレだったり、
逆に興味深い建物ではあるなぁ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道頓堀エリア、と呼んでイイのか？

その東側に紀州街道なる広い道があり、
そこを渡ったエリアに今回の目的地はある。

お腹の容量が小さくなった僕は、
何店も何食も食べれなくなったけど、
食べたい欲求はあって、

 

 

 

 

あ！

 

 

 

大阪で朝ラーは食べられるんだろか？

ふいにそんな考えが頭に浮かび調べると、
あ、あるんだね。
チェーン店以外にもいくつかある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え？

無化調？

 

コメントにそんなキーワードを見つけ、
無化調信者ではないけど、
そこに拘りがあるような気がしちゃって、
気になるのは気になるじゃない？
是非食べてみたくなるじゃない？

てなことで、
紀州街道を挟んだ道頓堀の反対エリアは、
あああああ、
中国や韓国、多国籍感あるエリアで、
ちょ〜っぴり緊張が高まる。

ホントに目的とする店はあるんだろうか？
ちょいと不安になるも歩を進めると、

 

 

 

お！
見えてきましたぞ！
ラーメンののぼり旗も見えてきましたぞ！
大阪で朝ラーですぞ！

2022年9月20日オープンってことなので、
まだ2年弱の店なのですぞ！

 

 

 

 

【日本橋 さか一（にっぽんばし さかいち）】

（大阪府大阪市中央区島之内2-11-3）

金土日祝は7時から朝ラー営業をしていて、
今回上手くタイミングあっての訪問。

 

 

店頭の写真メニューを見ると、
醤油とまぜそばの2本柱のようで、
残念ながら塩は無いみたい。

 

 

兎にも角にも入店してみると、
ちょいと狭い店内で、
左に厨房があって、
それをL型カウンターが囲っているけど、
使われているのはストレートのみ6席ほど。

 

 

 

券売機は右にある。

さてさてさて、
限定は淡麗煮干しがあって、
SNS限定で背脂煮干しもあるようで、
こちらは塩もあるようで惹かれるけど、
何せ初訪、ハツホーの今回、
まずは基本の一杯からイキたいよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり限定にする方もいるやもだけど、
その店を知るにはまずはレギュラーだよね。

レギュラーを知らずして、
限定ってのはどうかと思ったりするのよ。
そうなのよ。

 

 

 

ま、強要するものではないけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てなことで、
基本たる醤油のノーマルバージョンを。

ポチリ。

 

 

 

 

 

【醤油ラーメン】￥900

 

 

 

提供に時間が掛かったからか、
部位が細いからか、
何かゴニョゴニョ言われたけれど、
ハッキリ聞き取れずなんだけど、
鶏胸チャーシュー1枚プラスしたらしい。

白き丼にくすんだ感のある醤油スープ、
チャーシューは豚バラと鶏胸の2種、
細切りメンマ、青ネギを配したる一杯で、
今時の派手な印象は受けないけど、
どんな感じなんだろう？

 

 

 

早く口にしてみたくなって、
まずはスープをひと口。

 

 

 

 

おおおおお⤴

 

 

 

ほんのりと甘みがあって、
それは妙な甘みではなくて、
鶏をベースにして、
ん〜ん、
僅かながらに煮干の苦みもあったりして、
つまりは鶏煮干の出汁だと思うけど、
醤油は尖らせずの優しい感じながら、
エンミは程良き加減でもって、
コク深さがあって、
このスープ旨いなぁ〜
イイ感じだわぁ〜

 

 

 

合わせるは平打ち太麺。

ぷつぷつと全粒粉が使われているようで、
滑らかな肌をしていて、
これが唇を舌をくすぐりながら入ると、
もちっとした食感から、
ぐっと噛み締め感を感じる。

スープをしっかりと馴染ませていて、
一体感の良さを感じる。

青ネギの青き香りにザクッと食感も活きて、
イイ感じだわぁ〜
良き良き。

 

 

 

チャーシューは豚バラの炙りが入ったもの。
食感的には硬いんだけど、
噛み締めるほどに旨みが滲むタイプ。

鶏胸は低温調理されたもので、
さくっとしたもの。
生っぽいものを他店では見かけるけど、
こちらはそれはなくて良き。

メンマは細切りされたもので、
ポリポリと小気味良い食感がイイね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪の情報に長けているわけでなく、
そもそも足を延ばすこともなく、
ほぼほぼ足を延ばすこともなく、
たまたま朝ラーをキーワードにして、
たまたま見つけた情報ではあったけど、
ツイていたなぁ〜

賑やかな道頓堀エリアからは外れ、
ぽつんと存在していることにハズレ？
そんなことも頭をかすめたけｄ・・・

 

 

 

ｳｷﾞｬ ヽ(｀Д´(○=(・∀・#) ﾎﾞｺｯ

 

 

 

失礼ではあるけどそういう風に思ったし、
朝ラーってこともあって行列してるでなく、
期待値はさほど大きくはなかっｔ・・・

 

 

 

ｳｷﾞｬ ヽ(｀Д´(○=(・∀・#) ﾎﾞｺｯ

 

 

 

でもねでもねでもね、
僕的には大当たりだった！
また食べたいと思ったもん！

地味ながらで滋味深く、
しっかり丁寧に作られた感があって、
これは旨かったなぁ〜

たまたまの思い付きで朝ラーが気になり、
たまたまの検索で週末の朝ラー店を見つけ、
たまたま足を運んだ感はあるも、
そういう出会いもあるのだなぁ〜

レギュラーがヒットしたので、
限定にも俄然興味が湧いてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま

 

 

残念ながらにここは大阪。

そうそう行けるエリアではないんだけど、
またいつか機会があったら覗いてみたいな。

 

 

 

 

 

そんなことを思いつつ、
最後までしっかりと味わいたく、
モチのロンで、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店主の対応も丁寧で温かく、
味はもちろんのこと、
雰囲気も良くて、
マンのゾクでありましたぞ。

 

 

 

セアニボの塩も食べてみたかったけど、
無理はせずの断念。

 

 

 

またいつか訪問出来たらイイな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイホーしてみたい店です。

ごちそうさまでした。

 

 

 

(￣▽￣)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ