高井田系なる一杯を食べ、
もうちょいと狙いたい欲求はあったけど、
もうおやつタイムって時間帯なので、
営業している店は少なめだよなぁ〜
ふと前を見ると行列が目に入る。
何の店だ?
む?
ラーメンか?
「麺屋 のスた」?
ジローらしきガッツリ系?
行列が出来ていることに魅力は感じるも、
腹具合はそこまでは求めていない。
容量は限られているのだよ、坊や。
おぅ?
更に歩いてみると、
な〜んかヲタクっぽい界隈か、ここら辺は?
アキバであったり、
大須らしき雰囲気を感じちゃったんだけど、
そこに何やら気になる看板をハケーン!
【くそオヤジ最後のひとふり なんば店】
ようこそ!ヲタク・・・
おいおいおい、
やっぱりそうなのか?
オタクでなく、
ヲタクって表現は好きだぞ。
しかも出汁らーめんの聖地とな?
そうなのか?
聖地なのか?
知らんけど。
そんな挑発的な文字に惹かれちゃうじゃん!
しかも店名がイカしてる。
どんなラーメンなんだろ?
とりあえず食べてみたくなるじゃん!
近寄って店頭案内をよく見てみると、
ん?
今時の映え重視の既視感ある表情。
おぅ?
店名から勝手に想像していたのは、
頑固なくそオヤジが長年経営されていて、
つまりは昔ながらの、ってな店か?
なんてなことを思っていたけど、
全然違うみたいだな。
まぁ、せっかくの機会だし、
他に店の当てがあるわけじゃないので、
とりあえず入ってみようかな。
暖簾をくぐりて入店してみると、
ほら、全然違うわ。
頑固なくそオヤジの姿などなく、
若いスタッフ陣による体制だわね。
カウンターはステンレスで包まれ、
スタイリッシュでオサレで清潔感はあるも、
冷たく寒々しい印象を受けないでもない。
メニューはこちら。
貝類を前面に出したラーメンで、
限定も同様に。
但し、醤油味のみ。
貝といやぁ〜、
塩の方が旨みが活きるように思えるし、
塩でその旨みを楽しみたい派なので、
醤油しか提供がないのは残念な気はする。
ま、それでも醤油であろうが、
しっかり貝の旨みを楽しめるんだろうから、
ここは人気No. 1とされる一杯をイクべし!
【あさりらーめん】¥980
チャーシューペロン!
白き丼のフチにチャーシューが掛けられ、
ぐったりと垂れ下がっちゃってる。
チャーシューがペロンと元気なさげ。
丼にへばりついてるようで汚らしく、
正直食欲が沸かず、
惹かれるものでもないんだなぁ〜
どうしてペロンしちゃうんだろ?
丼フチなんてさ、
指を引っかけたりしてさ、
よく触るところでさ、
そこにチャーシューを引っ掛けるって、
なんか衛生的に気になるところなんだよな。
しかも素手ではなく、
あの例の免罪符的なゴム手袋を使ってさ、
ゴム手袋を使う意図が全く見えず、
むしろ不衛生にすら感じちゃって、
余計に気になっちゃう。
僕的に気になっちゃう。
何だかさ、
バケツに引っ掛けた雑巾のイメージで、
あまり好ましく感じない表情。
僕的には汚らしく感じる表情。
ペロンって誰が始めたんだろ?
恥を知れ、恥を!
と言われても仕方ない。
みっともない。
あ、「ペロンチャーシュー」って言葉は、
YouTube「渡辺樹庵のここだけの話」で、
「渡なべ」樹庵さんと、
「なるめん」道理君が作ったもので、
新たなるラーメンワードとなりうるか?
ま、ま、ま、
そんなペロンチャーシューが圧倒的で、
どうしてもそちらに目がイっちゃうけど、
白き丼の中には貝殻付きアサリ、
細たけのこ、白髪ネギが載せられていて、
切立丼はしゅっと閉まっているので、
全体がキュークツに見えちゃう。
言葉はキュークツ、はジンセイ辻。
ま、ま、ま、
それはそれとて、
まずはスープをひと口。
ん
ん
ん
ふむふむふむ。
人気No. 1かぁ〜
「濃口と淡口の醤油を
絶妙のバランスでブレンド。
中華そばのスタイルながら
アサリの旨みを存分に引き出しました。」
そんな説明がメニューに謳ってある。
なるほどなるほどなるほど。
ほんのりと甘みがあって、
醤油醤油しておらずのほんのり甘みで、
みりんなのかしらん?
醤油の風味やエンミは大人しく、
妙な甘みを全体に感じちゃって、
アサリらしきものはそこからふっと現れる。
アサリを謳ってはいるけど、
ガツン!と訴えてくるようなものでなく、
妙な甘さに支配されたアサリらしき香り。
醤油味しかないんだけど、
仮に塩味があったなら、
そちらの方がまだ引き立つような気がする。
合わせるはふすまの見える平打ち麺。
厚みがあるので平打ちっぽい麺という感じ。
むっちりと噛み締め感あるもので、
この麺はイイ感じだな。
あたしゃ、嫌いではないぞ。
でもスープが妙な甘みあるもので、
醤油はそれに沿わせるような使い方で、
麺勝ちの様相でしかない。
スープは負けちゃってる。
貝殻付きのアサリがたくさん入っている。
ぷっくらなアサリがたくさん入っている。
ジャリッ!
ガリッ!
砂などの異物を感じる。
多くのアサリがそんな感じ。
食べはしたけど、
貝殻自体も割れが多く見られて、
それならば身そのものではなく、
ま、見映え的には劣るでしょうが、
ペーストにでもした方がスープも深み増し、
味で惹かれる要素が増えるように思うけど、
まぁ、でも妙な甘さにどれだけ抗えるか?
知らんけど。
メンマではなく、
細たけのこはコリッと強めの食感が面白い。
スープは負けるけど。
ペロンチャーシューは、
豚肩ロースを低温調理したもので、
赤みが気になるところであったので、
早めにスープに浸しておくと、
熱が入ってジューシーさも引き立ち、
黒コショウがピリッとアクセントとなって、
まぁ、血生臭みは感じずで助かった。
ある程度食べ進んでギブアップ。
人気No. 1ですかぁ〜
退店後も妙な違和感が残ったなぁ〜
タカ☆の経験値はひとつ上がった。
(@ ̄ρ ̄@)
大阪あちゃこちゃもしたよ。
新世界を歩き回ってみたり、
通天閣ではスライダーを体験したり、
ま、単なる滑り台っていやぁ滑り台だけど、
結構スリルがあったり、
ビリケンさんを見たり、
もちろん今回も串かつを食べたり、
射的はスルーしたり、
立体看板の派手さに驚いたり、
渋い将棋囲碁の店を覗いたり、
昼から呑む光景を見たり、
んでもって、
道頓堀エリアに移動で、
ラーメンを食べたり、
あ、そうそう、
エスカレーターは右寄り左通行なのよね。
東京は左寄り右通行だったけど、
その明らかな違いに気付かされたり。
でもホントは片寄せよりも、
片側負荷とならない中央が正解らしいけど。
新世界より派手な立体看板にまた驚いたり、
日本人はもちろんながら、
インバウンドの外国人の多さに驚いたり、
ナンパ橋ではグリコの看板前で、
ランナーポーズで写真撮る人が多かったり、
初めてのアメリカ村で古着を見て回ったり、
ま、そんな感じで楽しみましたわ。