そりゃ、食べたとにゃいかんでしょ?
せっかく熊本に来たんだもん、
諸々のルーツたる店にも行っとかにゃかん!
有名店を抑えとかにゃいかんでしょ?
てなことで、
ゆっくり時間を過ごしゃイイのに、
思いの外ゆっくりは出来ず、
ホテルでの時間を持て余しちゃって、
軽く朝食を取ったりたりでチェックアウト。
以前から行きたかった店はあるも、
お腹の容量からすると今回も断念で、
目的たる店に到着。
1時間ほど前に到着。
待つしかない。
待つしかない。
待つしかない。
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【熊本ラーメン 桂花 本店】
特徴的な「桂花」の文字があちこちにあり、
キャッチーな外観ではありますな。
ショーケースがあって、
事前に予習も出来ます。
いっぱい写真を撮ること以外やることなく、
待つしかない。
待つしかない。
待つしかない。
ってなことで、
ようやく開店の11時となり、
その頃には後客も着いての列を成し、
待ちに待ったぜベイビー!ってな感の開店。
券売機前に立つと、
左上の法則は「太肉麺」だけど、
特盛り感があってヘビーそうなので、
それよりもシンプルなものを食べたく、
“桂花”の名を冠す定番たる一杯をポチリ。
案内された席に着いて、
特にお好みを訊かれることなくの調理待ち。
【桂花拉麺】¥780
立ち上がってきますよぉ〜
マー油の香りが!
重さを感じない香ばしき香りがイイよねぇ〜
ベージュのスープに黒きマー油、
そこを自由に泳がせる麺、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
味玉、青ネギと、ん?
よく見られるキクラゲではなく、
茎わかめを配していて、
開店直後の一杯目ながらラフな盛りで、
ちょいとゴチャ感ある表情ではあって、
見た目のそそりはないな。
まずはスープをひと口。
臭みのないライトでクリーミーな豚骨で、
甘みはあって、
そこに重さのないマー油が効いていて、
その香りにヤラれるんだなぁ〜
全体的にクセは無く、
万人向けのスープという感じで、
悪くはない。
合わせるは中太麺で、
むにっと硬めの歯応え。
啜り上げると、
スープをしっかりと持ち上げてきて、
その香りを口に飛び込ませる。
豚骨の甘み、
そしてマー油のビターな苦みの相乗効果で、
鼻から抜ける香りがイイんだわ。
チャーシューはパサつかずで柔らかく、
噛み締め感があるもの。
メンマぽりぽり。
茎わかめくにくに。
とにかくマー油入りスープにそそられ、
楽しんでの食べ進めで完食。
化学的なものは感じられるも、
鼻に残る香りが良く、
桂花ラーメンを食べた満足感に浸り、
熊本ラーメンを食べた満足感に浸り、
混み合う店内からの退店。
クセなくライトで食べやすく、
万人ウケするラーメンではあったな。
桂花出身とされる店が神奈川県にあって、
そちらは比ではないクセがあって、
強い惹きがあって、
あぁ、また食べに行きたくなったな。
ブッダガヤ食いてぇ〜