どすん!
富士山静岡空港から離陸した飛行機、
FDA機は結構揺れたりする時はあるも、
レールの継ぎ目でもねーし、
置き石でもねーし、
道路の三三七拍子たる突起物でもねーし、
地球は青かったな、って、
壮大なボケはスルーするぅ〜って、
おっととっと夏だぜ!って感があり、
どすん!と着陸。
【阿蘇くまもと空港】
さぁ、楽しみますか。ってなとこで、
予約してあったレンタカーを借り、
一路南下して熊本市街へ。
・・・ってなことなく、
むしろそこから北上しちゃいますの。
そうですの。
高速道路を使い、
途中佐賀県で休憩。
2時間ちょい北上しての福岡県中央区。
博多区に近いエリアです。
九州一発目はどこにしようか?と、
色々と計画したんだけど、
降り立った熊本ではなく、
まずは博多エリアで楽しんでみようかと。
ま、でも詳しい情報を持ち合わせてなく、
行くことがあるならば是非ともに行きたい!
再訪してみたい!
ずっと思ってた店があるので、
熊本からのムリクリなルートではあるも、
へへへへへ
来ちゃったの❤
ナビを頼りに向かうと、
その界隈は人が多く、
大都会と感じさせる賑わい。
商業ビルも多くありますぞ。
「素敵に見えたので写真を撮らせて・・・」
ストリートフォトグラファー、
アノニマスに声を掛けられることなく、
「2人で呑みいかん?」
「え?」
「イヤと?」
「いや・・・」
「彼女にはナイショにしとくけん。」
「あざす。」
ばりやわとんこつ好き、
福岡女子に声掛けられることなく、
見かけることすらなく、
博多大丸の真ん前、
歩道に並ぶ屋台のひとつに到着。
「どうですかぁ〜?」
スタッフから声を掛けられるんだけど、
そこが一番の目的地だったりするのですぞ。
「ここに来ました。」
まだ席は埋まってはおらず、
モチのロンで暖簾をくぐりてスムース入店。
【博多っ子純情屋台 喜柳(きりゅう)】
いやぁ〜
来たかったんですよぉ〜
昔、来たことがあったんですよぉ〜
スマホはもちろんネットも無い頃、
「甲斐バンド」甲斐よしひろ御用達らしく、
コンサート終わりにはここに寄るなんて、
嘘か本当か分からぬ噂だけで、
友達と向かってみると、
ま、ま、まさかの遭遇!
屋台は満席で入れず外待ちしてると、
「お前ら何たむろってんだ?」
サングラス姿で声掛けられたのよ。
そうなのよ。
あ、そうそう、
「HERE WE COME THE 4 SOUNDS」
映画も観たことはあったけど、
誰も立ち上がってはいなかったな。
・・・特に意味はありません。
ってなことがあって、
その時とは場所は移ったようだし、
もちろん周囲環境は違ってるでしょうし、
おそらくは代も変わっているでしょうが、
その名前は忘れずに覚えていて、
テレビで屋台が紹介されるたび、
どこか探しちゃったりしてて、
なんとなくそんな思い出を重ねたく、
再訪したいと思っていたのよ。
そうなのよ。
屋台はカウンターのみで、
その角に案内されるんだけど、
ちょいと狭いな。
ま、あれやこれや注文する予定でなく、
短時間勝負のつもりだったので、
なんとかなるでしょ。
メニューを眺めて思案思案。
注文です。
【ウーロン茶】¥200
ホントはアルコールを欲していたんだけど、
車の運転がまだあるので断念し、
ノンアルをメニューに探すも見つからず、
やむを得ずってなとこでウーロン茶に。
気持ち落ち着かせて調理を待つのですよ。
【博多とんこつラーメン】¥650
おーーーっと!
基準的なものって分からないんだけど、
あくまで僕のイメージからすると、
博多系ってシャバ感のあるものなので、
それからすると白濁感が強いようなスープ。
トッピングにはチャーシュー、青ネギ、
白ゴマが配されていて、
紅生姜は事前入れで良いかを確認された。
てことは、
入れるのがデフォルトっぽい気がして承諾。
まずはスープをひと口。
お!
なるほどなるほどなるほど。
さらっと軽めではあるけど、
円やかマイルドな舌触りで、
ちょいとコッテリ感があって、
軽めだけど豚のワイルド感もあって、
ふっと鼻に抜ける香りがイイわ。
思い描いたシャバ系ではなく、
軽い久留米系の印象はあるけど、
ま、僕レベルの豚骨知識なので、
そこんとこはボヤッとしたとこで💦
でも、旨いなぁ〜
屋台のラーメンなので、
そこそこかな?って思っていたんだけど、
そんなことはなくまた食べたいレベル。
あ、麺を食べなくっちゃ!
合わせるは細麺なんだけど、
粉っぽさのあるものではなく、
バリカタや粉落としなど、
茹で方の指定は求められなかったけど、
そうしなくても十分な普通茹でで、
ぷりもちな歯応えがあって、
スープを含んでの一体感高く、
豚骨の旨みを楽しませてくれる。
白ゴマが歯の奥で弾け、
その香りをまとわせてくる。
青ネギを絡めて変化を付けたり、
紅生姜も加えてみちゃうと、
酸っぱ辛い香りは個性強いんだけど、
このコッテリ感のあるスープには合って、
さっぱりとさせてくれて、
麺と絡めての変化で食べさせる。
本場はこうして楽しむものであろう。
知らんけど。
チャーシューは豚バラ肉を使用したもので、
ちょいと脂身の多さが気にはなったけど、
意外にクドさは少なく、
その甘みを楽しめた。
まぁ、良かった。
麺量は少なめには感じるも、
屋台ラーメンの先入観を超える味。
旨いなぁ〜
隣の中国人カップルがカウンター領土拡大、
現状変更すべくグイグイ来るけど、
G7で阻止しようとするんだけど、
周囲は女性が多く、
年齢的にはG2ほどでしか対抗出来ず、
領土奪還させぬように食べ進め食べ進め、
楽しんで味わっちゃうのさ。
【モチモチぎょうざ】¥650
メニューを見ると「人気No.1」とあるし、
「喜柳名物!食べんと損ばい!」ともあり、
食べないかんと?
食べるべきッたい!
ってとこで注文。
見た目ふっくらな形をしていて、
普通の餃子のイメージからすると、
決してそれではなく、
間違って提供されたんやなかと?
そげんたい!
でも、よかよか。
ってなエセ博多弁が頭をぐーるぐるだけど、
とりあえず食べてみんと分からんたい!
まずは何も付けずにそのまま。
ん?
餡を包み込むでなく、
挟み込んで焼かれたようで、
てか、鉄板の上で焼かれたのではなく、
ホットサンドを作るフライパン、
ホットサンドメーカーで焼かれてたな。
て
これ、モチモチと謳っているけど、
まんま餅やん!
うん、餅だ!
餅に餡を挟み込んで焼いたもので、
さくっと軽やかな食感の後、
まさにモチモチな食感がやってきて、
餡とのバランスからすると餅比が高く、
これはタレを使うべしだな。
酸味のあるタレで、
柚子胡椒も添えられていて、
そのままより柚子胡椒使った方が好きだわ。
モチモチを楽しんで、
思ったより腹に溜まる感はあるも、
十分に楽しめて、
九州最初の一杯と餅を完食フィニッシュ。
支払いは席にて現金払いして退店。
入店時には空いていた暖簾前も、
行列が出来ていて、
早い時間帯を狙って正解だったわ。
あざす。