未開エリアの情報収集は得意じゃなく、
そもそも地理的にちんぷんかんぷんで、
それでもどーにかこーにか探してみる中で、

あ！ここは名前を聞いたことあるな！
お！ルート的にイケそだわ！
え？食べログ3.93！？

いやはや、
あまり評点は気にしない方だけど、
この点数からすると悪くはなさそうじゃんね。

なんとかかんとか絞り込んで向かいます。

あれ？
間違えちゃったかん？
「すし宝船」の看板なんですけどぉ〜

おッ！
あった！
ここでイイんだ！

案内係に砂利の駐車場に誘導され到着は、

【中華そば 四つ葉】

２０台位は置けそな広々とした駐車場。
よしずが掛けられた外待ちスペースがあり、
先に外の券売機で食券を買って並ぶみたい。

「本日のにぎり」って寿司もあるのね。

レギュラーの他に限定もあるようで、
それはゴハンものも用意されてるみたい。

う〜ん、
寿司を含めてゴハンものは止めといて、
店名が付けられた一杯にしてみよっかな。

あ！

チャーシュー増し＋味玉の特製もイイかな？
うん、せっかくだから奮発しちゃお！

ポチリ。

休日のこの日、
外待ちは２０名ほどだったけど、
意外に回転はイイみたいで、
１５分ほどで入店。

出入口は２ヶ所ある右側に案内されたけど、
後で調べてみると、
左は親が営む寿司店だそうで、
右は息子のラーメン店なんだとか。

ほーほーほー (￣O￣😉

店内は建物の割に狭く、
Ｌ型カウンターとテーブルによる構成で、
酢の香りが漂っています。

う〜ん、
寿司は好きだけど違う気がするなぁ〜

【特製四つ葉そば】￥1,030

おー！
キレイな盛りだねぇ〜

キレイなピンク色をした肩ロースは、
薄切りしたもので高く盛り上げられています。
その下には鶏胸肉があり、
穂先メンマ、味玉、三つ葉、海苔を配置。

丼に顔を近づけてみると、
ほんのり甘みある鶏の香りがふわりと。
うん、イイ感じだわね。

ではではスープをひｔ・・・

お？

おぉ〜、なるほどなるほど。

鶏油が厚く層を成していて、
口にする前からある程度想像出来る感じ。

油を散らすべく、
ちゃぱちゃぱとレンゲを躍らせ混ぜ合わせ、
改めましてのスープをひと口。

柔らかく芳醇な甘みを持つ鶏の香りが広がり、
濃いめの風味高い醤油感が押し上がってくる。
比内地鶏メインに複数の地鶏をブレンドし、
濃口醤油を合わせているそうで、
その感じは口にしたことはあり、
特に目新しさは感じない。

それを抜きにしても、
グイグイと感性に訴えるものは少ない。

合わせるは低加水中細麺で、
歯を入れるとグッと噛み応えがある。
最初は馴染みが大人しく、
スープを活かしきれていないんだけど、
徐々に馴染み深くなっていき、
一体感が増して良くなっていく。

四つ葉ならぬ三つ葉はその香りがイイよなぁ〜

チャーシューは肩ロースと鶏胸肉の２種で、
共に低温調理されたもの。

肩ロースは薄くスライスされたもので、
その舌触りはしっとり豊潤なものと違い、
軽いザラつきを感じられ、
ややパサつく感じがある。
鶏胸肉もややパサつきが感じられ、
共に下味も特に惹かれるものでなく、
味玉にしても特に惹かれるものでなく、
わざわざ特製にせずとも良かったな。

穂先メンマはシャクシャク食感で、
それはそれで好きな食感ではあるけど、
やや筋ばったものがあって残念ではあったわ。

完食。

悪くはない。
悪くはないと思う。

ロックン系のひとつという感じで、
湯河原の飯田商店を食べた経験からすると、
特に目新しさは感じず、
ま、そんな経験があるせいか、
うわぁ〜、美味いなぁ〜とは感じず、
段々と単調に感じてきてしまい、

それらを別にしても、
それらを上回る、
旨みの層が怒涛のごとくに押し寄せる、
感性に訴えるようなものはなかった。

なかったなぁ～

決して悪くはない。
決して悪くはないんだけど、
また食べたいか？と問われたら、
この一杯に関しては、
再食したいとは思わなかった。

思わなかった。