食べたくなった。
そりゃ、そうだろう。
去年末で確か32周年で、
この辺りでは老舗中の老舗店。
食べたくなった。
そりゃ、そうだろう。
【ラーメンハウス 寅ちゃん】
開店直後ということもあってか、
スペースに余裕あってのスムース駐車。
何か告知あるか?とキョロキョロリ。
入店しても見回してキョロキョロリ。
特に変わったことはない。
見た限りにおいてはない。
ないないない恋じゃない。
ジタバタしない。
カウンター席に座り、
眺めるメニューはこちら。
注文しての調理待ち。
【寅ちゃんラーメン(角煮1個、大盛)】¥950+150
ここんとこのお気に入りは、
辛さを調整出来る「激辛ラーメン」なれど、
店名を冠す一杯をイっときたいじゃない?
基本的たる一杯をイっときたいじゃない?
麺量大盛の一杯をイっときたいじゃない?
白濁したスープには麺が顔を覗かせていて、
もやし、白ネギ、海苔、
そして寅ちゃんといったらコレ!
ドカン!と角煮が置かれている。
多店舗展開時は小っちゃいものだったけど、
1店舗に戻った現在は2〜3倍のもの。
でっかい角煮なのよ。
やたらめったら主張して目立ってるのよ。
ま、ま、ま、
それはさておき、
まずはスープをひと口。
はい、キタッ!
舌を刺激する化学的なやーつで、
インスタントっぽい豚骨スープ、
ケミカルちっくなる豚骨スープ、
ある意味懐かしさを感じるのよね。
口コミで教えてもらってのハツホーは、
ん〜ん、
どのくらい前だったんだろう?
ブログを始める前より前、
食べ歩き始める前より前、
多分30年以上だと思うんだけど、
蔵前家も山岡家も三太も無かったし、
そもそも豚骨自体珍しいジャンルだったし、
こういうもんなんだぁ〜
美味かったんだよなぁ〜
そう感じたんだよなぁ〜
何度となく足を運んだし、
多店舗展開してあっちゃこっちゃに出来て、
どこに行ったっけ?
覚えている限りだと、
中野町や新居町駅前には確か行った。
イスカンダルのことなので、
あ、遥か彼方のことなので、
もう忘れてしまったけどね。
本店である東町店、
国道150号に面した東町店だけが残り、
トレードマークの店主は厨房に立ち、
確か去年末で32周年だったと思うけど、
老舗中の老舗なんだよね。
浜松エリアにおいて、
五味八珍以外の店で思い出すと、
同レベルの懐かし店といえば、
中野町にあった「ハングリータイム」
セルフで水を取りに行って戻ると、
もう提供されていたという伝説店。
塩ラーメン美味かったなぁ〜
ナツいなぁ〜
あ
∑(〇△〇”)
何の話だっけ?
脱線するにもほどがある。
ダツホドで失礼失礼。
閑話休題。
合わせる麺は縮れの入る細麺。
スープをしっかりと持ち上げてきて、
うん、やっぱナツいよなぁ〜
美味かったんだよなぁ〜
そう感じたんだよなぁ〜
昔がどうだったか思い出せないけど、
今はぷりっぷりな弾力で、
その縮れ加減が何かを思い出させる。
ん〜ん?
カップヌードルの麺の加水を上げた感じ。
うん、食感的にはそんな印象を受けるわ。
(。-∀-) ウケルゥ〜
もやしが絡むとシャキシャキと、
食感で変化を加えてくる。
白ネギはザクジャキ食感は食感として、
辛い風味を持ったものなので、
刺激に刺激を重ねてくるような感覚。
海苔は海苔。
そして寅ちゃんといったら、の角煮。
スープに色が移るほどのもので、
角煮にはしっかり味が付いている。
染み込んでいる。
染み込みまくりやがっている。
赤身部分は煮込まれることで硬くなってて、
噛み締めると甘き醤油感が滲み出てくる。
逆に脂身部分はとろんと柔らかく、
その対比が面白い角煮。
多店舗展開時は2〜3個頼んだけど、
でっかくなっちゃった!
今では1個でも十分過ぎるほどの大きさ。
寅ちゃんといえば角煮だったのだ。
提供時に寅ちゃんがフタを開けてくれて、
目の前に置かれた紅生姜。
もうね、使っちゃいましょう。
酸味による変化がタマランチン。
【替え玉】¥150
大盛にしたので、
これだけでも程良くお腹は膨れるんだけど、
寅ちゃんを楽しんでおきたいじゃない?
替え玉を頼んじゃうのよ。
茹で上がった麺は皿に載せられ運ばれて、
残るスープに目の前で滑り入れられる。
これをほぐしほぐして広げたら、
味変タイムですよ、そうですよ。
卓上の調味料の中から、
まずはラー油、醤油、おろしニンニク。
寅ちゃんを楽しんでおきたいじゃない?
コショウ、白ゴマも入れちゃったりして、
変化付けまくりの味変タイムを楽しむ。
ラストスパートでの完食でッす!
そりゃ、モチのロン完食でッす!
ありがとう寅ちゃんなんでッす!
チリン!現金払い!
食べたくなった。
そりゃ、そうだろう。
去年末で確か32周年で、
この辺りでは老舗中の老舗店。
食べたくなった。
そりゃ、そうだろう。
今のうちに食べておきたかった。
そりゃ、そうだろう。
サノリューのSNSを見たのは日曜夜。
引用する形でひと言「まじか」と。
え゛
衝撃的な情報だったので、
あちこち調べてみたけど、
らしき情報は見当たらず。
ガセじゃね?
ガセじゃね?
ガセじゃね?
ガセネタならガセネタで安心するも、
そうでなかったら安心出来ないし、
動かないと後悔が残る気がしたし、
それなら実際に行動して、
自分自身で確かめるべき!と思ったし、
とにかくとにかく、
事実を知りたいと思った。
そりゃ、そうだろう。
トレードマークのイラストを見て、
間違いなく寅ちゃんはこの人だ!って、
そりゃ、そうだろうの一択で、
何度も見かけてはいたものの、
注文時などでやり取りするだけで、
話し掛けたことはなかったけど、
あっちかな?
こっちかな?
さて、寅ちゃんどうでしょう?
キョロキョロリしても分からないので、
もう直接訊くしかないじゃんね?
気弱で人見知りなので、
恐る恐る訊いてみる。
嘘であって欲しいと、
淡い願望を持ちつつ期待しつつ訊いてみる。
え?
何で知ってるよ?的な顔で、
店主寅ちゃんは予期せぬ質問に驚いた風で、
一拍置いて答えてくれる。
「閉める噂を聞いたんですけど・・・」
「・・・あぁ、21日で。」
「え?本当ですか? ・・・本当に?」
「長い間ありがとうございました。」
マヂかぁ〜
凹むわぁ〜
ブログを始める前より前、
食べ歩き始める前より前、
多分30年以上だと思うんだけど、
蔵前家も山岡家も三太も無かったし、
そもそも豚骨自体珍しいジャンルだったし、
こういうもんなんだぁ〜
美味かったんだよなぁ〜
そう感じたんだよなぁ〜
僕的にはそんな歴史ある、
思い出深きレジェンド店。
【ラーメンハウス 寅ちゃん】
2025年2月21日(金)閉店。