その存在はずっと知っていた。
そこにあるのはずっと前から知っていた。
だって姫街道沿いですもの、
そりゃ、目に入らないわけがない。
目に入らないわけではないけど、
入ろうとする勇気が湧いてこない。
年間何百杯も食べるし、
新店はもちろん、
既存店やチェーン店も食べたりするし、
初訪問の店も多々あるんだけど、
どうも入ろうとする勇気が湧いてこない。
入りづらい雰囲気があるっていうか、
ちょいとビビる、というか、
いや、一度来たことはあったっけ。
駐車場が分からず・・・って言い訳は、
まぁ、イイ訳でもなく、
いつかいつか、とは思っていたんだけど、
それがなかなか踏み込めず、
ずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずる・・・
姫街道を挟んだ向かい側にあって、
道路から手前3台分が駐車場、
それは調べたし、
見つけていて知ってはいたので、
そろそろ行ってみるべか。
LET'S ら GO!
ヾ(๑╹◡╹)ノ"
【梅香苑(ばいこうえん)】
ツタの這う昭和感漂う外観がミステリアス。
なんか入りづらかったのよねぇ〜
やっとやっとのハツホーですよ、
そうですよ。
店内は右前方に厨房、
その前にストレートカウンター9席、
テーブル4席×2脚、
小上がり4人×2脚があり、
う〜ん、長年の汚れというか、
あちゃこちゃ、
いや、全体が黒ずんでいるという感じで、
きたなシュランですな💦
メニューはこちら。
基本的であろう醤油ラーメンは¥580で、
今時の値上げの影響はまだ少ないのか、
全体的に金額は抑えめのようにも感じるし、
え?
塩ラーメン¥390???
むしろこれが基本的一杯なのか?
てか、値付けは合ってるのか?
塩バターラーメンは¥700だぞ。
バター代が¥310なのか???
雰囲気で付けてないか?
すっげぇ興味が湧くじゃんじゃん!
ま、ま、ま、
全体的には抑えめだし、
それはセットもそういう印象があり、
あちこちに案内もあるので、
おすすめ品、
売上No. 1をイっちゃおっかな。
せっかくなので欲張って、
餃子もイっちゃいましょう!と口頭注文。
【チャーハン・元祖ラーメンセット】¥880
その名の通りです。
チャーハンとラーメンのセットなんだけど、
元祖ラーメンって単品でその名は無く、
醤油ラーメンってことでよかですか?
多分きっとおそらくそうだよね?ね?ね?
【元祖ラーメン】
“元祖”が何をもって元祖かは不明ながら、
双喜紋、龍の入る丼の擦り切れ感、
メラミンレンゲの汚れ具合からして、
もうね、見た目からして元祖感たっぷり。
てかね、店内も含めての昭和感たっぷり。
醤油色スープに泳ぐ自由な麺、
メンマの上にまで暴れる自由な麺、
チャーシュー、白ネギなど茶色支配の中、
なるとがアイキャッチ的に働いています。
まずはスープをひと口。
ほぉ〜
ほんのりと甘みがあって、
角の丸い優しい口当たり、
醤油感は残しつつもエンミを抑えた感じで、
これは懐かしいっちゃあ懐かしく、
他ではあまり見かけないタイプで面白い。
合わせるは低加水極細麺。
多加水縮れ麺あたりかと思いきや、
僕的にはちょっと意外な組み合わせ。
ノビが早そうなので、
急いで食べた方がイイやもやも。
白ネギは辛みがあって、
ザクジャキ食感と併せて変化を付けてくる。
メンマはポリポリ。
チャーシューは豚バラ肉。
醤油がしっかりと染みていて、
脂のクドさはなく甘みを楽しめる。
こういうチャーシューってイイね。
酸化臭も無くてイイね。
コショウでちょいと味変。
【チャーハン】
薄茶色のチャーハンには、
チャーシュー、玉子、白ネギが入ってて、
ここでもなるとの白が目立つね。
紅生姜はフチに添えて。
しっとりとした仕上がりで、
これはなかなかですな。
うん、好きだな。
紅生姜をアクセントで使いつつ、
変化を楽しみながら食べられるぞ。
おすすめであり、
売上No. 1とされるセットであるぞ。
【ギョウザ 小(6コ)】¥270
ハツホーだと色々知りたく、
あれもこれもと欲張りたくなっちゃうので、
餃子も併せて注文。
テカテカと油ベチャリーなれど、
そのまま口にしてみると、
あ、へぇ、ほぉ〜
カリッとではなくサクッとした焼き面、
もちっと柔らかい皮で、
ニンニクのみが抜きん出てガツン!でなく、
肉もキャベツなどそれぞれの旨みを活かし、
下味は程良くのバランス型といった感。
調味料は付けてもイイし、
付けずともイケちゃうし、
ま、でもラーメン舌になってるので、
ちょいと調味料は欲しいかな。
で、それよりも食べ応えがあるな。
具そのものが大きめ、
細微塵でなく粗微塵、
いや、粗々微塵って感じで、
餡としての肉、キャベツってだけでなく、
そのものも楽しめる噛み応えがあって、
これ面白いな。
意外に良き良き。
皿に残る油はベチャリーで気になるも、
クドさに繋がるほどではなかった。
助かった。
浜松餃子といえば・・・の、もやしは、
結果強めの塩味が付いていて、
そのままでも食べられる。
はい、そんな感じで持っての食べ進みで、
モチのロンでの完食でッす。
いやいやいや、
昭和にタイムスリップしたかのような、
なんとも面白い店ではあるな。
しかもお安めだし、
この日、近くの高校はテスト期間なのか?
昼時に帰宅する若人がたくさん歩いてて、
ただのラーメン素人の僕としては、
女子に対して抵抗薄なので、
ちょっぴり高揚してしまったりで、
で、そんな女子ーズが梅香苑に入っていく。
あらま!
やはりお値段的な魅力があるゆえなのか?
美味しさに惹かれるものがあるがゆえか?
ま、ま、ま、
もうちょっと遅く食べときゃ良かった。
・・・なんてなことを考えつつ、
あ、そんなことを書くと、
女子というだけで、
スタッフであろうが、
ギャルインフルエンサーであろうが、
人妻であろうがなかろうが、
はしゃいじゃう人がいるやもなので、
このくらいにしておこう。
ま、でもラーメン若人は増えて欲しいよね。
当ブログの読者も若人は増えて欲しいよね。
いっぱい拡散してくれないかしらん?
どぞヨロシク😅