沼津からの移転ではあるんだけど、
その前は山梨。

遠征した際、
無化調を謳う店として情報を見かけ、
興味津々、期待高で訪問して、
食べたことはある。
うん、食べた。

東部地区で候補を考えていた時、
以前から推されていたなぁ〜と思い出し、
食べるものもピンポイントで推されたんで、
まぁ、実食してみようかなと思い立ち、
いざ行かん！と向かう。

Google先生の案内に従って到着したけど、
らしき店構えが見つからない。
テナントビルを示すんだけど、
らしき店構えが見つからない。
看板も見つからない。

ふと、通り過ぎ行く視界に発見。

いやいやいや、
上にも看板出して欲しいな。
駐車されちゃうと見えやしないじゃない。

【麺匠 なか巌(なかい)】

駐車場は店前３台と、
近くのセブンイレブン御殿場萩原南店。
セブレブは駐車場が広いには広いけど、
利用させてもらえるのはありがたいね。
帰りに寄ってみることにしよう。

店頭に並ぶ写真は清湯と白湯。

店内真正面の券売機は準備中で使用出来ず、
そこに限定情報が掲示されている。
そちらも気にはなるな。

テーブルは中央に１脚あるけど、
仕切ってあって実際はカウンター体で、
両側壁付きと厨房付きもカウンターと、
オールカウンター方式。

メニューはこちら。

番号で注文です

番号で注文です

って、
繰り返し表記されてるので、
番号で注文します。

「１０番の醤油お願いします。」

まだかな？茉奈佳奈？

開店直後で少ない客数だけど、
割と時間を割くのね。

そりゃ、厨房を見たくもなるわ。

【丸鶏中華そば・醤油】￥780

ほぇ？

キャッチーだなぁ〜
中央の青ネギは二股に分かれていて、
ほら、クジラの絵で頭から出るアレみたい。
白髪ネギに寄りかかるように置かれていて、
なんともツッコミたくなる細工だわ。

他のトッピングは後述。

まずはスープをひと口。

ほぉ〜

甲州地どりの丸鶏ともみじを使うそうで、
ほんのりした甘みによる広がりを持たせ、
あっさりとした鶏感に、
生醤油を軽めに効かしたようで、
その風味が感じ取れます。

淡めではあるけど、
味わいのある仕上がり。

合わせるは低加水ストレート細麺。
硬め仕様だそうで、
粉感のサクッとした食感は嫌いじゃない。

但し、麺が勝ってるんだよな。
ベーススープに対して、
醤油はバランス良く合わせてると思うけど、
淡い味わいのところに硬め仕様の麺って、
バランスがイイとは思えず、
むしろ麺勝ちの状態を作り上げちゃってる。
低加水なので馴染みはするんだけど、
それも中盤以降の後半なので、
一体感もよろしくはない。

トッピング。
肩ロースチャーシューは低温仕上げで、
臭みのないしっとりさでイイ感じ。
厚みはもうちょい欲しいわ。
バラ肉は薄切りされていて、
燻製の香りがするベーコンみたい。
好きな香りではあるけど、
このスープにおいては主張しがちで、
全体的な統一感からは外れて浮いた存在。
メンマはメンマでなくてタケノコらしく、
ポリッと繊維に沿って割かれる。
これは面白い。

スープとしてはイイので、
味わっての完スペ。

でもこれはラーメン。

もうちょい一体感あれば、
尚、イイと思うんだけどな。