千葉県で行きたい店はあるにはあって、
そこんとこは候補に入れていたけど、
他も攻めてみたく、
んじゃ、どうしようか?
通常狙えるエリアではないし、
ただでさえ情報に疎かったりするので、
思い浮かぶ店はそうそう無いし、
でもせっかくだもの、
攻めたい気持ちはあって、
んじゃ、どうしようか?
と
色々調べる中で、
ちょいちょいと名前を見かけ、
ちょいちょいと気になってきた店。
エリア的には狙えない場所ではなく、
そんならイっちゃってみようかな。
駐車場は無いようなので、
近くの有料駐車場に停め、
辿り着いたるは13時前。
スゴイなぁ〜
人気店なんだなぁ〜
行列が出来ているわ。
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【支那ソバ 小むろ】
通し営業ってことで、
特に急ぐものではないものの、
この後の予定を考えると、
早めに食べれたら嬉しいな、と思う。
でも、なかなかそうは問屋が卸さず、
待つこと1時間でようやくの入店。
ジャズ流れる店内はオサレ感があり、
コンクリート柱梁はダークグレー、
デッキプレートは黒、
剥き出しの丸ダクトは亜鉛引きのシルバー、
壁紙はコンクリート打ち放し調のグレー、
床は板張りでもって、
シックでありながらも暖光の温もりがあり、
冷たい印象は与えずのシックな雰囲気。
厨房を囲むL型カウンター6席、
テーブルは2席×6脚の組み合わせで全12席、
これを4席×3テーブル状にしてある。
店内奥にはガラス張りの製麺室。
券売機は右手に。
さてさてさて、
一応軽く調べはしたものの、
何を食べるべきか?までは調べてはおらず、
左上の法則によるとワンタンメンなのね。
うん、それをイっちゃおっかな、と、
ポチr・・・ぬぉ?
ワンタンメンには塩もあるんだ!
いやぁ〜、そっか、
支那ソバを謳っているので、
ちょいと塩にも興味があるなぁ〜
ここは塩を攻めてみちゃおっかな、と、
ポチリ。
仙台四郎さん、ヨロシクですぞ。
【ワンタンメン・塩】¥980
ほっほっほぉ〜
キレイな表情をしているなぁ〜
店名が縦文字に入る白き丼、
琥珀色のスープには自家製麺が透けて見え、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
白ネギ、青ネギ、海苔、
そしてワンタンが配されている。
ワンタンは餡が大きいなぁ〜
透けて見える餡は大きく、
ゴロゴロといった感じで5個が並ぶ。
結構迫力があるね。
それではまずはスープをひと口。
ほんのりとした甘みからの入りで、
鶏をベースとして重ねた魚介の旨みがあり、
塩は控えめに寄り添うような感じで、
ガツン!とインパクト重視ではなく、
旨みをじんわり伝える蓄積型といった感じ。
ふた口み口と重ねてしまうのだ。
店内奥には製麺機があっての自家製麺。
滑らかな肌をした細麺で、
たおやかさがあって良さげではあるけど、
でも重い印象があって、
その重さゆえにバランス的には麺勝ちで、
主張が強いよに思ってしまう。
スープが淡い感じなので、
もうちょいと軽やかさが欲しい気はするな。
白ネギ青ネギが絡んできたり、
海苔による磯の香りプラスでもって、
変化を付けてくる。
チャーシューは豚肩ロースが使われ、
柔らかく、
でも噛み応えはあって、
噛むほどに甘みが滲んできたりして、
これは旨いよに思うな。
メンマはポキポキ。
ワンタンをイっちゃうよ。
てるてる坊主のように頭が大きく、
皮はひらひらと踊るかのようで、
ちゅるんと舌をくすぐるような柔らかさ、
餡は大きめでもって、
食べるワンタンの如くに肉汁が滲み出て、
黒コショウがピリッと全体を引き締めて、
奥からふっと生姜の香りが広がり、
食べるワンタンとしてはイイね。
食べるワンタンとしてはイイんだけど、
ま、でも、コショウ強ぇな。
結構ピリッとしちゃって、
淡い旨みの全体感を壊しちゃうなぁ〜
コショウは好きだし、
食べるワンタンとしてはイイんだけど、
この繊細なスープには合わないなぁ〜
この繊細なラーメンには合わないなぁ〜
な〜んてことを思いつつの食べ進みで、
モチのロンで完食はするのであった。
遅い時間帯ではあるんだけど、
まだ続く列を避けての退店。
黒コショウの印象が残るのみで、
やっぱりそれは残念ではあるんだなぁ〜
惜しいなぁ〜