やっぱ食べたくなるんだよなぁ〜
家系といっても、
“資本系”、“借家系”と呼ばれるような、
派手な外観で「家系」を謳うような、
セントラルキッチンから搬送されるような、
工場生産のものが多くなってきた感があり、
ま、それはそれで需要も多いんでしょうが、
僕的には店内で豚の骨を使い、
自ら炊き上げるものの方が惹かれ、
それを“自宅系(自炊く系)”と、
呼んでみたりたり。
そうなってくると食べたくなるのがココ。
【蔵前家】
間違いがないんだな。
新型コロナ感染防止の観点から、
様々な対策、呼び掛けがなされてるので、
食べ手としてもそこんとこは従うべきで、
シュッ!揉み揉み揉み。
券売機を眺め、
食べるものは決まっているので、
狙いを定めてのポチリ&ポチリ&ポチリ。
セルフで水を用意して席に着いたらば、
お好みを訊かれるので、
「麺かため。」だけお願いし、
醤油“ふつう”
油“ふつう”
麺“かたい”での仕様にしてもらいます。
【大ラーメン】¥800+ねぎ〈白〉100
黒く引き締まった印象をもたらす丼に、
淡く茶色がかった白濁した豚骨白湯スープ、
大ぶりのチャーシュー、
青々としたホウレン草、
パリッとした海苔3枚、
いかにもいかにもの家系スタイルで、
そこに追加した白ネギを載せてある。
その味を知ってるだけに、
表情を見るだけでワクワク度が高まる。
まずはスープをひと口。
んんんんんッ!
醤油“ふつう”にしてもらって、
やや強めの味付けなんだけど、
しょっぱ過ぎるというものでなく、
円やかな豚骨スープのワイルド感、
鶏油の甘みを活かし、
ぐいっと押してくるような力強さがある。
単なる白濁したスープでなく、
そこに旨みを感じられて、
ん、見られてないよな?
自然とニヤリとさせられてしまう。
いやぁ〜、うめぇわ!
合わせるは家系御用達、
酒井製麺の平打ち麺で、
緩くウェーブが掛かっている。
茹で加減は“かため”にしてもらったことで、
箸で掴むと暴れるよな感じで、
これを口の中に入れると、
スープのまとい良く、
歯を入れるとぐっと押し返し、
もちっとした食感がある。
麺量がある大ラーメンだと、
食べてる時間の長さから、
徐々に変化していく様も楽しめる。
スープと麺が作り出す時間が楽しいぞ!
ここに白ネギを絡めていくと、
香り、辛みなどと共に、
ざくざくとした食感が加わり、
これがまた合う!
醤油ふつうのちょい強めな味付けは正解で、
白ネギが活きてくるんだわ。
ざくざくがワクワクさせる。
チャーシューは肩ロースを使用していて、
しっとり、ぷりっとした肉質感、
臭みない旨みを楽しめる。
ホウレン草はシャキッとした仕上がりで、
たまに見かけるような茹で過ぎで、
くたくたにトロける食感の悪さはない。
うん、やはり食感って大事よね。
海苔はスープに浸して柔らかくし、
麺に巻いて食べてみると、
その香りがイイんだわ。
3枚あるので楽しみ方も3倍。
タイミングをズラしてそれを楽しむ。
さてさてさて、忙しいぞ。
【味付けねぎ】¥100
券売機にその表記は無いので、
「その他」ボタンを押し、
食券を渡す際に、
「味付けねぎ。」とコールするだけなので、
簡単簡単VIVA簡単。
タレとラー油を白髪ネギに掛けてあって、
そこに細切りチャーシューが載る。
これをしっかりと混ぜるのよ。
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
で、これをそのまま食べると、
シャキッとした白髪ネギの食感、
ザクザクグフとした歯触り、
ネギ自体の辛みある香り、
ラー油の辛み、
タレの味付けが絡んでイイのよ。
「キャベチャ」もそうだけど、
ツマミとしてイケそな一品で、
いや、実際食べてみたいところだなぁ〜
それを楽しんだら、
これをラーメンに投入。
はぁ、もぅ、間違いないじゃんね。
辛みが加えられるも豚骨は負けず、
全体が新たな魅力を生み出し、
箸が加速するのさ。するのさ。
「味付けねぎ」にハマってるんです。
そんなこんなで食べ進みての完食、
そして、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
本当はニンニクおろしだったり、
ニンニククラッシュだったり、
唐辛子だったりでの変化も考えていたけど、
コロナ対策の為だと思うけど、
離れた場所に集約され、
目の前の卓上には置かれなくなったので、
席を離れて取りに行く面倒さもあり、
使わなかったんだけど、
いや、てか、使う必要がなかったんだよな。
スープに対する醤油の強さ、
豚骨の香り、
麺の茹で加減、
ねぎ〈白〉、
味付けねぎなどがバランス良くフィットし、
十二分に満足出来ちゃったんだな。
食べ終えたばかりだけど、
またすぐに食べたいほどで、
お腹が満たされたのが悔しくあるほど。
うん、美味かった☆
また食べたくなるわけだ。
( ̄▽ ̄)b