ガチ麺道場【鶏と魚の塩そば】＠愛知県豊川市

愛知県豊川市

投稿日：2019年5月25日更新日：2019年5月24日

ミシュランの星☆
凄いです！！

は？
なんのこと？？？

突然届いた某店主からのメッセージは、
話の脈絡が分からない、
起承転結の結みたいな文面で、
何を意味することやらさっぱし分からない。

ﾃﾋｮﾛﾝｯ(*´д｀*)

ただ、続いて書かれていたのは、
ガチにガチで行けなくなりそう、と。

ん？
何だろう？
何かあったんだろうか？

何か情報が上がっていないかと探ると、
断片的にその事実が浮かび上がってくる。

ほぇぇ？？？

俄かには信じられない情報にオドロキ。

あ、いや、
その実力云々の話じゃないのよ。
やっぱり名古屋に比べちゃうと、
日が当たりづらい場所柄は否めずで、
でもそれだけの理由じゃもったいないし、
舌に訴える力はあると思ってるから、
某プロデューサーと話が出来た際には、
東三河のあの店この店と実名で推した。
直後の訪問で評価してくれたことから、
イベント開催に繋がったと思うし、
ま、それ以外では究極の１位になったり、
名古屋でのイベントに参加したりと、
決して注目度は低くはないとは思うけど、
取り上げられやすい店に比べたら、
まだ大人しい印象にモヤモヤで、
そんな中でのビッグニュース。

驚かずにはいられないよ、ガチに。

『ミシュランガイド
　愛知岐阜三重２０１９特別版』
　一つ星獲得。

（会長、ありがとう。）

この記事を流し読み

1 【ガチ麺道場（がちそばどうじょう）】
2 【鶏と魚の塩そば】￥850
3 【隠し玉】￥200
4 関連

【ガチ麺道場（がちそばどうじょう）】

ガチ麺道場の外観

ミシュランガイドの存在は知ってたけど、
東京など大都市だけの話と思ってたから、
よく食べ歩くエリアでね、
しかも親しくさせてもらってる店がさ、
取り上げられること自体も驚きだけど、
それを超えて星を獲得しちゃうなんて、
まさに青天の霹靂。

(´⊙ω⊙`)

なんだかさ、
自分がもらったわけではないんだけど、
自分がもらったかの如く嬉しいんだけど、
衝撃度が強過ぎて、
実感が湧かないのも事実。

一つ星獲得後の初めての日曜日は、
１０時開店ということで、
いつも以上に早くは行ったんだけど、
なんでも早い人は４：３０着だそうで、
なんだか異様な空気感。

あ、やっぱ本当なんだよね、一つ星。

そういえば、
テレビでのニュース報道だったり、
中日新聞東三河版でも紹介があったらしく、
そりゃあ、それらによる影響もあるよね。

（こーすけちゃん、いくちゃんありがと。）

店前の砂利敷き駐車場、
赤いコーンが置かれた専用分は埋まり、
常連客は率先して後客の案内をして対応。

自家製麺で用意されたのは、
いつもより多いとされる１３０食だけど、
ウェイティングボードは次第に埋まってく。

以前も紹介はしたけど、
店主がしていた呼び掛けを再度紹介。

当店にご来店頂く際は、
当店のルールとマナーを意識して
御入店下さい
m(_ _)m
何度もお願い致します！
別に意識高い系のお店じゃ無い、
普通の事を言ってるだけ！
お子様連れの隣で煙草吸っちゃダメっ！
当店は店内も店外も煙草吸っちゃダメっ！
騒いじゃダメっ！
ゴミのポイ捨てダメっ！
庭石に座っちゃダメっ！

賑わいとは別に、
住宅地であるが故に、
近隣への配慮も必要だし、
新規客も大勢訪れるであろうから、
協力をお願いしたいし、
しなきゃ！なんだわ。

前述の通り、
この日は一つ星獲得後の最初の日曜日。

その混雑ぶりを報道すべく、
メ〜テレ「ドデスカ！」が撮影をしている。

次いで東海テレビが到着。

お？

目を惹くコがいるぞ。
タレント？
アナウンサー？

「スタイルプラス」の生中継があるようで、
準備を進めている。

１０時ちょっと回って、
開店を示すプレートが差し込まれ、
順番に名前が呼ばれていくものの、
１巡目には入れずで外待ち継続。残念。

近くでは打ち合わせが再開され、
定休日についてやり取りしてたので、
６月から火水木の３連休だお！と伝えると、
それきっかけで雑談を少々。(〃ω〃)

１巡目の客が退店し始め、
しばししてからの入店。

カウンター端には、
お祝いの花や品が並べられているぞ。

券売機を前にするも、
やはり基本たる一杯を食べたくポチリ。

隠し玉も食べたくポチリ。

【鶏と魚の塩そば】￥850

ラーメン

いつもの一杯なれど、
感慨深い一杯でもある。

いつものようにスープは淡い色合いで、
チャーシュー２種、ワンタン、メンマ、
味玉、ホウレン草、刻み玉ねぎが盛られ、
静かなる佇まいを見せる。

スープは鶏に節や煮干など魚介を使い、
白醤油などを合わせているようだけど、
何かが突出して主張するのではなく、
均衡の取れた調和で一体感を生み出し、
じわじわじわと旨みを伝えてくる感じ。

白醤油が更に抑えられた感じで、
スープというよりも、
和出汁といった表現の方が良さげ。

合わせるはモチのロンのガチな自家製麺。

加水高めの平打ち麺で、
麺肌は滑らかでつるんとしているけど、
淡い出汁をしっかり馴染ませていて、
ズズッ！と滑るように飛び込んでくる。
旨みが口の中でパッ！と広がる。

刻み玉ねぎはシャリッと食感で、
時折絡んできて変化を生み出す。

さ、トッピングも楽しんじゃうよ。

チャーシューは肩ロースと鶏胸肉の２種。
しっとり柔らかな肩ローは、
コクある脂がイイ感じ。
鶏胸もイイ感じぞ。
メンマはポリッと小気味良い食感で、
染みた出汁が滲み出る感じで、
あたしゃ好きなのさ。
んで、ワンタン。
大振りの皮がびょ〜んと持ち上がり、
唇、舌、口腔、
そして喉奥をちゅるんとくすぐってく。
雲を呑む。
イイ表現だわね。

【隠し玉】￥200

お腹に余裕があれば食べときたい、
替え玉的な一杯。

中細麺の上に乗せられるは、
刻みチャーシュー、青ネギ、生海苔、
去年の農林水産祭天皇杯受賞、
だし屋・西尾商店のいわしけずり節。

器底のタレと共にしっかり混ぜ合わせ、
いただいちゃう。

生海苔などの旨みがしっかり絡み、
これがまた美味い！

スープを注いでもイケるるる。

ゆっくり丼を傾けての完食完スペ。

あぁぁああ、やっぱ美味いな。

店を出ると、
まだまだ待ち客は居る。

ウェイティングボードへの記載は、
１１時には予定杯数１３０食分を終了。
早いわぁ〜

東海テレビの生中継待ちは続き、
ラー友らと話をしたりしてるんで、
そこに加わるも、
やはり気になるは目を惹くコ。

モヤモヤを残したくはなく、
思いきって訊いてみる。

「お姉さん、アナウンサー？」
「はい！」

柴田美奈アナウンサーだそうで、
ま、せっかくだから、
思いきってお願いしてみる。

「写真撮らせてもらってもイイ？」
「はい！」

くっそカワイイじゃねぇか！
(//∇//)

それきっかけでプチ撮影会が始まる。

くっそカワイイじゃねぇか！
(//∇//)

その笑顔にグッ！と惹かれ、
ヤラれましたわ！

あ！

（垣内麻里亜アナ、ごめんなさい。）

でもこの日、
もうひとつヤラれちゃったのよね。
グッとヤラれちゃったのよ、店内で。

注文した一杯が出来上がり、
店主自身がひと言と共に提供してくれた。

タカ☆さん、
いっぱい宣伝してくれてありがとう。

な゛

思いがけずの、
まさに青天の霹靂的な言葉。

この笑顔には泣ける。

:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

いや、だってさ、
上辺だけだったり、
キレイゴトを並べるだけだったり、
耳障りのイイ言葉を並び立てるだったり、
店主と仲良しこよし目的で擦り寄ったり、
媚びたりするでなく、
提供された一杯に対して、
素直な感想を書くように努めてるので、
そりゃ、意見の食い違いだったり、
衝突もあったり、
ま、こちらも同様だったりするけど、
でも基本的にどの店に対しても、
どの店であっても応援はしてるので、
食べ手に興味を持ってもらうべく、
盛り上がるべくな文字を綴りはするけど、
そこんとこを評価されたようで嬉しい。
素直に嬉しい。

店主から一つ星をもらったよな気分で、
重ね重ね感慨深く、
うるうるな気持ちになっちゃった。
ヤラれちゃったのよ。

過去であろうと、
今は違うからと否定するでなく、
評価は他人がするものだから、
それは素直に受け入れたい。
でも過去の勲章にすがるのではなく、
今を生きる僕も未来に向けて、
文字をしっかり綴らなきゃだわ。
恥の明日にならないように。